サービス残業で体調を崩す前に考えたい!在宅ワークという働き方

サービス残業

会社勤めをしていると、ついサービス残業を断れないといった場面もあるでしょう。ただ、働き方というものは、何も1つであるとはかぎらないものです。サービス残業はそもそも違法なことですし、無理をして働き続けて体調を壊してしまっては元も子もありません。

自分自身を追い込んでしまう前に、在宅ワークといった働き方について考えてみるのも、将来の選択肢を増やしていく1つのきっかけとなるはずです。在宅ワークの特徴やメリットを見ていきましょう。

サービス残業が当たり前といった認識を変える

通常の場合は企業が従業員に残業をさせるときには、その労働に応じた残業代を支払う必要があります。しかし、サービス残業は残業代を支払わずに企業が労働者を働かせる行為であり、労働法の視点から見ても「違法」なものです。ただ社風や他の同僚も残業をしているといった場面で、自分だけサービス残業をしないで帰宅するのはどこか後ろめたい気分にもなるでしょう。

とはいっても、そのままズルズルと同じ状況を続けてしまってはだんだんと体調を崩してしまうきっかけを作ってしまうことにもなります。まずは落ち着いて、自分の働き方について見直してみることも重要だといえます。「他に勤め先がない」、「会社のために頑張らないと」といった考えはいったん脇に置いて、冷静に自分の働き方を見つめ直してみましょう。会社での勤務が辛いと感じるならば、「在宅ワーク」という働き方も1つの選択肢です。

人間関係に悩まされることもないですし、何よりも自分で働き方を決められる点が最大のメリットでもあります。少し視点を変えて、働くことを捉え直してみましょう。

在宅ワークは多くのメリットがある!

在宅ワークと一口にいっても、ライターとして働いたりデータ入力をしたりとさまざまな働き方があります。自宅で働くことのメリットは通勤時間に縛られない点や会社絡みの人間関係に悩んでしまうことがない点です。育児や介護といった家庭の事情によって、自分に合った働き方をすることもできます。

上司にあたる存在がいない分だけ、自分で時間やスケジュールを管理する面もありますが、仕事の都合に振り回されない部分は大きなメリットだといえるでしょう。自宅に作業スペースを設けることや、近くのカフェやレンタルオフィスで仕事をしてみることも、自宅と仕事場のメリハリがついて良いといえます。

また同じく在宅ワークをしている人たちとのつながりや異業種の人との交流が生まれるなど、会社では築けない人間関係を得ることにもなります。これまでの働き方にとらわれずに、新しい一歩を踏み出してみたいという方には在宅ワークはおすすめのスタイルです。

これまでの仕事の経験が在宅ワークでは活かせる

働き方を変えるとなると、うまくやっていけるのか不安になってしまう面もあるでしょう。しかし、これまでの仕事のキャリアを活かしていくことで、良いスタートダッシュを切ることも可能です。

例えば、事務の仕事をしていたのであればデータ入力などの仕事に活かせます。また保育士や介護士などの専門職に携わっていたのなら、その経験をもとに記事を書くライターになることもできるでしょう。

在宅ワークをするからといって、これまでの仕事の経験が無駄になるものではありません。むしろ、キャリアの延長線上で自分に合った在宅ワークの仕事を選んでみることが大切です。

いきなり転職をすることに不安を感じるなら、まずは週1程度で在宅の仕事に取り組んでみるのもいいでしょう。慣れてきてから、徐々に仕事量を増やしていくといった方法であれば、無理なく在宅ワークをスタートさせられます。

在宅での仕事は一見、人との関わりが薄くなって視野が狭くなるように感じる部分もありますが、実際はそうではありません。会社勤務では得られない経験がたくさんできる働き方なのです。

こぶたのまとめ

  • サービス残業は「違法」
  • 体調を崩す前に働き方を見直してみることが肝心
  • 在宅ワークではこれまでのキャリアを活かすことができる
  • まずは週1程度から取り組んで、無理のないペースをつかんでみる

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