地方で20代が一人暮らしをするには、どれくらいの収入があれば生活できる?

地方で20代が一人暮らし

webライターを目指している人達の中にはライティングの仕事を単なる副業ではなく、それだけで生活していくことに憧れている人もいるのではないでしょうか。簡単ではありませんが、実際にwebライターとして生活している人もいるので不可能ではありません。

しかし、実際に生活するとなると、住居費や食費などさまざまな出費を補えるだけの収入が必要です。どの程度の収入があれば生活できるのでしょうか。20代地方在住の一人暮らしを例に考えてみました。

住居費の平均はどれくらい?

まず生きていくために必要な衣食住のうち、住居費にかかる費用を考えてみましょう。住居費は東京や大阪、名古屋などの大都市圏と比べると地方在住の方がかなり安くなることが多いです。ただし、セキュリティー対策やアパートの階層など、男女の差によって必要な設備や住む場所は異なることがあります。

男性と比べると女性の方が防犯上の関係で、防犯カメラやオートロックなどの設備がある住居が必要になるケースが多いので、地方といえども住居費は高くなりがちです。地方での一人暮らしにおける平均的な住居費は5万円から6万円程度といわれていますが、女性の場合はもう少しかかることも考えておきましょう。家賃は駅チカ物件などの利便性が良いものや、築年数が浅いものほど高くなります。自分の収入に合わせて選ぶようにしてください。

食費や被服費について

次に食費と被服費について考えてみましょう。食費については自炊する人と外食が中心の人では大きな差がでます。20代独身の平均的な食費は毎月4万円から5万円程度だといわれていますが、仮にランチタイムで500円、夕食で1000円外食をしてしまうと「1500円×30日」でそれだけで毎月4万5000円の支出になります。

これには自宅での飲み物代や朝食代は含まれていません。このような生活をしていると、毎月5万円以上は食費でかかってしまうでしょう。webライターのメリットは在宅でも仕事ができることです。稼ぎの少ないうちはできるだけ自炊して節約するとよいでしょう。

被服費の平均は毎月1万円程度だといわれています。ただし、被服費については個人差が大きいので、どの程度被服費に出費するかは人によって異なります。服にそれほどこだわりがないという人であれば、もう少し節約することもできるでしょう。

娯楽費・通信費・水道光熱費にかかる毎月の費用は?

実際に生きていくうえでは娯楽費や通信費、水道光熱費なども必要です。交際費や娯楽費などの平均は月あたり3万円程度だといわれていますが、これらをあまり節約してしまうと人付き合いが悪いヤツだと思われたり、ストレスの発散ができなかったりして充実した生活を送ることが難しくなるので、できれば他の費用を削った方が良いでしょう。

通信費の平均は毎月1万円弱です。通信費には携帯料金だけでなく、インターネット回線などの利用料金も含まれています。webライターにインターネット環境は必須です。この金額以下で収めるためには、普及の進む格安スマホなどの利用も検討したいところではないでしょうか。

最後に水道光熱費についてですが、こちらも毎月1万円弱が相場のようです。これまでとは違い、電気やガスなどの販売が自由化されていますので、節約したい人は現在契約しているのとは別の会社のプランを検討してみると良いでしょう。

毎月20万円ぐらいの収入は欲しい……

ここまで述べてきた費用を高い方の金額でまとめると「住居費6万円+食費5万円+被服費1万円+交際費・娯楽費3万円+通信費1万円+水道光熱費1万円」となり、合計で毎月17万円程度が必要になる計算です。実際に生活することを考えると、自分の生命保険料や車を所有したらその維持費なども必要になります。

また、webライターは身体が資本です。体調を崩してしばらく仕事ができないなんていう可能性も0ではありません。そのため、できるなら毎月ある程度の貯金をしておきたいと誰もが思うのではないでしょうか。

これらのことを考えると、最低でも毎月20万円程度の収入は欲しいところです。もちろん、収入は多ければ多いほど良いので、webライター業にできるだけ励むようにしましょう。

こぶたのまとめ

  • 20代、地方での一人暮らしに必要な費用は毎月17万円程度
  • 住居費や食費などは条件を変えたり、自炊を増やしたりすると節約を比較的簡単にできる
  • 通信費や水道光熱費を節約したい場合は、利用している会社以外のプランも検討してみよう
  • 生活費以外にも必要なお金はある。できるだけ貯金する余裕をもって仕事しよう

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