文章上達の近道はダメ出しを受け止める素直なこころ

文章上達の近道はダメ出しを受け止める素直なこころ

ダメ出しをもらって嬉しいという人はいないでしょうが、それだけ他の執筆にも生かせるヒントをもらえたということです。
文章を上達させるポイントは、どんなダメ出しや修正依頼が来ようとも素直に受け止めて応じる心にあります。

心が折れそうになるようなダメ出しでも、できるだけ自分の中で消化するにはどうしたらいいでしょうか。ダメ出しに反応してしまう、修正依頼に納得がいかない、そんな悩みの対処について自分の経験を紹介します。

ダメ出しに腹が立ったらまず休憩する

ダメ出しについ腹を立ててしまう、私もそんなライターのひとりです。
正確には過去形になってきており、腹を立てることは現在ではほぼありません。私の場合はダメ出しに腹が立つというよりも、驚きに近いものを感じていました。

そんなにひどい表現だったのだろうかという疑問が先に立ってしまう感じでしょうか。自信を持って投稿した記事にひどいダメ出しが書かれて戻ってくると、ショックと驚きで修正作業がなかなかできないときもありました。

そこで、ダメ出しに納得できないときにはまず休憩するようにしました。とにかく頭を冷やして落ち着くことを優先するのです。
これはライターの仕事だけでなく、何に対してもいえることではないでしょうか。まず少し時間を置く、心を落ち着かせる、それから次の行動に移すと驚くほど気持ちが落ち着いてきます。

つい数分前は腹が立っていた内容でも、不思議とそこまでの感情が消えていることに気づきます。ダメ出しや修正に納得できない人は、まず休憩して落ち着く時間を作ってみましょう。

ダメ出しは何度も読んでいくと発見がいっぱい

書かれている内容によっては、見た瞬間は腹が立つかもしれません。しかし、落ち着いてからよく読んでみると納得できる内容であることがわかります。
特に自分では気づきにくい書き方のくせなどがあると、指摘されることで発見ができます。

私は自分で知らないくせを発見できたという経験があるので、それは非常にありがたいと感じています。やはり、第三者の目で見てもらわないと、自分ではなかなか気づけません。

表現については小説を読むのも好きですし、いろいろ参考になる書き方の書籍なども揃えて自分なりに研究はしています。しかし、指摘されてみると「なるほど、この表現があったか」と感心することもよくあります。自分はまだまだだなと感じ、違う表現が発見できるとなんだか得をしているという感じです。

自分の盲点になっていた言葉をポンと書いてくれるのは非常に嬉しいですし、毎回書き留めるようにしています。他の人が読んだときにどう感じるかという感想が書かれている場合も、大きな発見だと思っています。

ダメ出しはありがたい天の言葉と受け止めよう

やや大げさな表現ですが、ダメ出しはありがたい天の言葉と考えるとあまり腹は立ちません。

例えば、文章の書き方をどこかに習いに行っていると考えてみましょう。腹が立つという人は、恐らく習いに行く場合でも同じように腹が立つのではないでしょうか。だったら、仕事として報酬を得ながら文章の勉強ができるのですから、非常にありがたいことです。

修正箇所や回数が多いとまいってしまうこともありますが、ひとつずつよく読んでいき、自分の中で噛み砕くようにしています。そして、勉強になると感じたらすべてメモしています。

ダメ出しや修正依頼は素直な心で受け止める方が結果として自分の成長につながるのです。
素直に受け入れて文章に反映させていくと承認率も上がってきます。そうなれば収入にも反映されますし、結局は良いことばかりだと感じています。ダメ出しはライターとしてスキルアップできる天の言葉、これに尽きるのではないでしょうか。

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こぶたのまとめ

  • ダメ出しや修正依頼に納得できないときは休憩して気分を落ち着かせる
  • ダメ出しや修正内容をよく読んでいくことで新しい発見ができる
  • ダメ出しを受け入れることは結果的に自分の成長になると考えよう

 

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