メリット・デメリット比較!朝型生活vs.夜型生活
学生時代に深夜遅くまで起きていて朝方ベッドに入り、昼過ぎに起きる生活を過ごした方は私だけではないはずです。多くの方は社会人になって、出社時間が決められているため、そんな生活を抜け出すことができたのでしょう。
これに対して、出社時間のない在宅ワークの場合、厄介なことに自制しなければ学生時代と同じ生活を送れてしまうんですよね。私の経験談を交えつつ、朝型生活と夜型生活それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
朝型生活の方が頭が冴える?
朝起きると同時に太陽の光を浴び、活動を始める朝型人間。成長を促すホルモンが分泌される22時から2時の間にも体を休めることができているため、美肌効果も得られているでしょう。さらに頭脳労働者であるライターにとって最大の魅力が「頭の冴え」です。
ところで、朝の方が頭が冴えるといわれるのはなぜでしょうか。私の調べてみた限り、朝頭が冴えるというよりも、脳波の活動が盛んな起床3時間後の時間帯が最も頭が冴えているのです。つまり、朝起床する人が多いため、「朝は頭が冴えている」といわれ始めたと推測されます。逆に起床から8時間経つと脳が働かなくなるため、効率が悪くなります。
たとえば午前7時に起床した場合、午前10時頃が最も頭が冴えていて、午後3時を過ぎると脳の働きが低下し始めます。それなら遅い時間に起きていれば夜型でも問題ないといえそうですね。デメリットとしては、夜の飲み会などに参加しにくくなるので、交流範囲が狭まってしまう可能性があります。もっともたまに夜遅くまで起きている日を作って、基本的に朝型生活を続けてみてもいいですよね。
夜型人間かは遺伝的に決まっている!?
みんなが寝静まった頃から本領を発揮する夜型人間。面白いことに夜型人間は、遺伝的に夜型と決められているのだそうです。「朝型生活に切り替えなさい」といわれても、体の構造的に難しいことになるんですね。ベルギーの研究では、夜型人間は朝型人間と違い、精神的に落ち着くのに時間がかかることが判明しています。また、ロンドンの研究では子どもの頃にIQの高かった人ほど夜型人間であることがわかっています。
個人的な見解ですが、夜型生活のメリットは1日が長いことです。ただその分、睡眠時間が短くなってしまうので、健康上の問題はありそうですよね。また、睡眠時間が少ないと太りやすくなるのは事実だと思います。夜食を食べていなくても太るので困ったものです。過度な睡眠不足だとエネルギーを必要以上に蓄えようとするので太るのだそうです。
夜型生活を朝型生活に切り替えるコツ
皆さんは朝型人間、夜型人間のいずれでしょうか。私は朝型人間になりたい夜型人間です。夜型人間なので、深夜帯でも変わらず記事の執筆ができます。この記事を執筆しているのも深夜1時です。ただ、朝早く起きたときの「あ、まだこんな時間なんだ」と思える瞬間が好きなんですよね。得をした気分になれます。ただ、「あれもしよう、これもしよう、あれいつのまにかこんな時間……」ということを毎日のように続けているので、自然と夜型人間になってしまいます。成長しない私。
意志が強すぎるからか弱いからかよくわかりませんが、私のように夜型から朝型に切り替えたい方は、徐々に就寝時間を早めてみてはいかがでしょうか。小さな目標から達成していくことで体を慣らすことができるはずです。
また、朝起きる時間も少し早めてみて、体が眠りたいと感じる時間を前にずらしてみてください。その日のうちにできるキャパシティーを越えている「あれもしよう、これもしよう」は明日早起きしてすればいいのです。朝型生活に切り替えることができたなら1日でも長く朝型生活を続けられるように頑張りましょう。
リクナビNEXTジャーナル:https://next.rikunabi.com/journal/entry/20160926_M1
lifehacker:https://www.lifehacker.jp/2015/05/150512night_owls.html
こいぴた:http://za-sh.com/lack-of-sleep-grow-fat-7235.html
こぶたのまとめ
- 朝の方が頭が冴えるのではなく、起床約3時間後が最も効率の良い時間帯
- 夜型生活から朝型生活に変えたいなら、徐々に就寝時間・起床時間をずらしてみて!