SNSを最大限に活用!ライターにおすすめの利用方法とは
フェイスブックやツイッター、インスタグラムなど、普段からSNSを利用しているライターは多いでしょう。しかし、ライティングを意識してSNSを活用しているでしょうか?SNSは友人とつながるだけでなく、世間のトレンドを知るツールとして最適です。
ライティングとSNSを結びつけることで、より効率的で内容の充実した情報収集が実現します。ライターがSNSで情報収集をするメリットや、SNSの種類別活用方法について、具体的にご紹介していきます。
SNSで情報収集をするメリットとは?
編集者や校正者などの手を通したWeb記事と異なり、SNSは誰でも気軽に文章や写真を投稿できるツールです。そんなSNSは、いわば巨大なデータベースです。さまざまな企業がSNSを活用したマーケティングに取り組んでいますが、ライターの仕事にもSNSを活かすことができます。
情報収集にSNSを利用するメリットの1つは、最新の情報をリアルタイムで受信できることです。一般的なWeb記事では、企画・ライティング・校正などの手続きを経るため、公開されるまでに時間を要してしまいます。しかしSNSは「いま・ここ」の情報が絶えず発信されているため、鮮度の高い情報をキャッチできるのです。
またSNSユーザーの生の声を通して、さまざまなコンテンツに対するニーズを理解できる点もメリットです。ライターが商品や観光地などを紹介するとき、ライター個人の意見だけでは訴求力に欠けることがあるかもしれません。そんなときはSNSで生の感想をチェックすることで、商品や観光地に対する解釈が広がり、奥行きのある文章を書けるようになるでしょう。このようにSNSでの情報収集は、ライターにとって大きな武器になります。
フェイスブックで著名人をフォロー
SNSとひとくくりに言っても、実はサービスごとに特徴があります。フェイスブックの特徴は、長文を投稿できる点です。芸能人や政治家、ブロガーなど多くの著名人がフェイスブックを活用し、各分野の情報発信をしています。
長文を掲載できるために、根拠や主張がしっかり書かれた記事も少なくありません。自分の関心やライティングの分野に近い著名人をフォローして、彼らが発信する記事をチェックするだけで、その分野におけるトレンドを網羅できるでしょう。個人だけでなく、団体やWebメディアのページに「いいね」をすることで、より幅広い情報収集ができます。
とくにフェイスブックでは、ベンチャー企業やNGO団体など、新進気鋭の中小規模団体がPRのためにページを作成しています。このようなページをチェックしていくことで、トレンドを作る側の人々の動向を追うこともできるのです。
ツイッターで最新のトレンドや生の声をキャッチ
ツイッターの特徴は、140字以内の短文であるため、誰でも気軽に発信できる点です。自分の関心や分野に近い著名人をフォローしておくと、フェイスブックの長文記事までには至らないような、何気ない気づきや発想が投稿されることがあります。そんな投稿を読むだけで、ライターの発想力が刺激されることがあるでしょう。
またニュースや映画、ドラマ、観光地などさまざまなトピックに対して、ユーザーの生の声がリアルタイムで投稿される点も特徴です。リアルタイムで流れていく大量の情報に触れることで、そのトピックに関するトレンドやニーズをつかめます。ツイッターから得た視点を盛り込むことで、広い層に訴求できる記事を書くことができるでしょう。
おしゃれの最先端を知るならインスタグラム
「インスタ映え」という言葉が流行しているように、インスタグラムはおしゃれの最先端にあるSNSと位置づけられています。とくに若い層の利用がさかんで、ドリンクにドーナツを載せるなどインスタグラム発祥のブームも見られるほどです。ファッションや美容系の記事では、インスタグラムの情報をチェックすることで、最先端を取り入れた内容が書けるでしょう。
インスタグラムでは「タグ付け」もさかんであり、1つのタグをクリックすれば、関連する写真が大量に出てきます。観光地やレストラン、カフェの名前で検索してみたり、「おしゃピク」、「◯◯部」、「おうちごはん」といった流行のタグを検索してみることで、おしゃれに敏感な層のニーズを理解できるでしょう。
こぶたのまとめ
- SNSはライターにとって欠かせない情報収集ツール
- フェイスブックではプロフェッショナルによる記事、ツイッターでは最新のトレンドや生の声、インスタグラムではおしゃれの最先端がキャッチできる
- SNSの性質に応じて上手に使い分けよう