やっぱり違う?既婚者と未婚者のお小遣い事情

毎月の生活費に追われてお小遣いが少ないというのであれば、趣味に使うお金も教養を深めるためのお金もありません。自分のお小遣いが多いのか少ないのかということは気になるものですが、他人の財布を見る訳にもいきませんし、あからさまに聞くのも抵抗があるでしょう。

そこで、既婚者と未婚者のそれぞれ100人ずつに回答を頂いた結果、次のようなお小遣いの現実が見えてきました。

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【質問】
あなたが1ヶ月で使えるお小遣いの額はいくらですか?
【回答数】
▼既婚者
1万円以下:55人
1~3万円:31人
3~5万円:9人
5~10万円:2人
10万円以上:3人
▼未婚者
1万円以下:38人
1~3万円:31人
3~5万円:17人
5~10万円:11人
10万円以上:3人
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結婚を機にお小遣いが減少する傾向に

既婚者は1万円以下が最も多く、次いで1~3万円が多くなっています。3万円を超えるお小遣いは既婚者では難しいという結果になりました。

「自分で使うより、子供や妻に使ってほしい。」

「自分で稼いでいるのに…ほとんど自分のことに使えない。」

「あればあるだけ使ってしまうので、これで良い。」

既婚者の場合、子供の養育費や、家族を支える生活費などのためにお小遣いの金額が限られてしまうことが予想されますが、アンケート結果は正しくそのことを反映しているのではないでしょうか。

将来のライフスタイルを考えた場合、子供の成長に合わせて学費もかかりますし、マイホームの所有などを考える必要もありますので、自由なお金を持つことは、なかなか許されない既婚者が多いということの現れでしょう。

未婚者の懐事情も甘くはない

一方未婚者は1万円以下という答えが多い反面、5万円以上のお小遣いがあるという方も多いという結果になっています。

「家賃、貯金月5万円、保険、食費等を差し引いてだいたい1万円くらい。」

「基本貯金にまわしてるので月に1万~3万円が自由になる。」

「独身なので気にしない。給料=お小遣い」

未婚者も既婚者同様に3万円以内のお小遣いが最も多い結果に。一方で3万円以上と答えた方が3倍近くもいます。家族などの守るべき存在がない未婚者の場合は、自分のために使えるお金が多いと考える方も少なくありません。

但し、既婚者とは違いお小遣いに制限がないと考えている方がいる反面、自分自身での将来設計を考えて、貯金に多く回している方が多いという点も注目したい部分です。

お小遣いを増やす方法を考えてみるのも◎

既婚者の場合は自分の生活が中心ではなく、あくまでも家族、特に子供が主体となるものですから、どうしても自分のことは後回しとなり、お小遣い金額が3万円以下が多くなるのは仕方が無いのかもしれません。

未婚者の場合は、自分の将来設計さえきちんとしていれば、給料の中でお小遣いを自由に設定できます。仕事の休みの度に出かけたり、趣味に給料の多くを費やしたりということは未婚者ならではの特権と言えるのかもしれません。

実際、お小遣いの金額は既婚者も未婚者も3万円以下が最も多いのは同じですが、3万円を超えるお小遣いの場合は、圧倒的な差が生じていることが今回のアンケートで判明しているように、既婚者と未婚者との間には大きな溝があります。

このようにお小遣いの金額は既婚者、未婚者で違いが見られますが、いずれにしてもそのお小遣いの範囲内でいかに有意義に過ごすのかということも重要なものでしょう。

 

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【調査実施時期】2014年8月1日~2014年8月8日
【調査対象者】年齢不問・男女
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】100
【調査機関】Sagoooワークス
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みんなの感想文

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  • おこずかい事情について知ることができました。既婚者も未婚者も1万円が一番多いことに驚きました。同じ人がたくさんいるので励みになりました。将来のライフスタイルを考え、1万円という範囲内で今後も頑張れそうです。
  • 結婚すると子どもの教育費や住宅の購入などのこともあり、既婚者のお小遣いが少なくなるのは仕方のないところです。未婚者は、まだ自由に使えるお金はありますが、将来の不確実な現代、少しでも貯金をしておこうという考えになっても不思議ではありません。結局、無駄遣いはせずに、堅実な生き方をするしかないのだと思います。
  • 既婚者、未婚者を問わずに、もっと稼ぎたいと考えている方はとても多いと思います。そのような方に在宅ワークは最適ですから、おすすめしたいです。パソコンだけではなく、スマホでも可能なところはとても便利です。
  • やはり既婚者は未婚者に比べて、お小遣いは少ないんですね。しかし、子供のため、家族のためという目的があるので、それはそれで幸せなのではないでしょうか。未婚者は使えるお金は多いかもしれませんが、ひとりで寂しい・・・と感じている人も意外と多いかもしれません。金額だけではわからない心情面もアンケートが取れれば、さらにおもしろい結果が出るかもしれませんね。
  • 既婚者と未婚者では自分のために自由に使えるお金の額が異なるということがわかり、面白かったです。一方で、既婚未婚に拘らず、お小遣いの額には人によってだいぶ格差があるということには驚きました。こうした大きな金額差は、既婚未婚というよりも収入の差からくるのではないかと思いました。
  • わたしを含めて、世間の男性諸氏のお小遣いが減っているのは何となくわかっていましたが、データ付きで明示されると説得力があります。単にお小遣いが減っているという事実ではなく、その解決策まで提示できているのが素晴らしいと思います。
  • 自分は結婚をしているのですが、やはりお小遣いは少ないです。だからこそ、ライティングの仕事を頑張って少しでもお小遣いを増やそうと思います。節約には限界がありますし、もっとお金を自由に使える人間になります。
  • 既婚者と独身者のお小遣いの違いについては、独身者の方が自由に使えるお金が多いとは予測できましたが、既婚者の理由が意外でした。自分で使うより、家族のために使いたいというのは既婚者ならではの考えであり、こういった記事を読まなければ知らずにいたことでした。
  • お金の話は気になってもなかなか聞けないことなので、面白いなと感じました。私は未婚なのですが、将来結婚したときの参考にしたいと思います。そしてそのときは小遣いを増やすために、副業で在宅ワークを行うことを視野にいれておきたいです。
  • 既婚者と未婚者ではこんなにお財布事情が違うとは知らず驚きましたし非常に為になりました。自分はまだ未婚者なのですが、パートナーとうまく連携を取って家計のお財布も円滑にできるよう努めていきたいなと思いました。
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