自宅をオフィスに!在宅ワークでこう変わる

自宅をオフィスに!在宅ワークでこう変わる

在宅ワークという言葉を聞いてどんなイメージを持つでしょうか。在宅ワークに対する印象は人それぞれで違うと思います。なかには内職のようなイメージを持っている人もいるでしょうし、あまり収入は期待できないと感じる人もいるかもしれません。

実際に会社員から在宅ワークに転向したことで、収入がどう変化したか、生活にはどう影響したかを書いてみたいと思います。良い面や悪い面、そして在宅ワークの心がまえについても解説します。

在宅ワークのメリットは?

在宅ワークを始めて一番良かったと感じたのは、まず通勤がないことです。どんな天候でも関係なく仕事ができますし、交通渋滞や満員電車も関係ありません。締め切りのある仕事を抱えているときには、時間がタイトであればあるほど通勤がないのは助かります。空き時間を上手に利用しやすいというのも良い点ではないでしょうか。

会社に勤務していれば、実際には仕事になっていない時間でもデスクにいなければなりませんし、拘束されることになります。在宅ならそういった時間の無駄がありません。収入に関しては軌道に乗るまでは大変ですが、うまい具合に早めに軌道に乗れたので特に苦戦するということはありませんでした。「働いた分イコール収入」なので、仕事が増えてくると暮らしも豊かになるという満足感があります。

在宅ワークのデメリットは?

デメリットは保証がないという不安定さでしょう。身体が健康であるのはもちろんですが、精神面の強さも必要かもしれません。仕事が切れたときの絶望感は非常に大きいものがあるからです。会社にいたときと違って有給がないわけですから、病気で長く働けないとそれだけ収入も断たれることになります。

定期的に入ってくる仕事があればいいですが、毎月新たに営業をかけなければならないとなると、精神的に不安になると思います。それを解消して仕事の安定を図るには、安定した仕事量が見込める取引先を得ることです。自分の場合は、まず企業の外注先として2社ほど契約できたのは大きいと感じています。これで10年以上にも渡って毎月安定した仕事量が見込めましたし、給与のような安定した収入を得ることができました。

在宅ワークをして変わったのは?

通勤がないということは、起きてから寝るまで同じ場所で1日が終わるということもよくあります。在宅ワークを始めた頃は気ままな一人暮らしということもあって、生活の乱れが見えることもありました。食事が適当になってしまったり着替えないまま仕事をしたりと、反省点はいくつもあります。人に会わない日も多い分だけ、自分を律することは必要です。

それから気をつけたいのは、運動不足になりやすいという点でしょうか。一人暮らしのときにはジムに通っていましたが、結局行かなくなってしまったという苦い経験があります。結婚してからは生活にメリハリがつけやすくなり、外出しなければいけないことが増えたのは良いことだと思っています。さらに犬を飼い始めたこともあって、犬の散歩で毎日30分~1時間は散歩をしますが、これが気分転換と新しいアイデアを生むキッカケになっています。

在宅は自由にできる分だけ、自分なりの気分転換方法を考えるのはとても重要だと思います。

自宅がオフィスという考え方を持つ

在宅ワークというと気軽さだけに囚われる人もいるかもしれませんが、自宅がオフィスというだけです。結局は自営業であり、在宅ワークは個人事業主という括りになります。これを忘れてしまうと、仕事に対して甘さが出てしまうかもしれません。当然ですが確定申告も自分で行います。在宅ワークといってもさまざまな仕事がありますから、どんな仕事をするかで自宅をどの程度の割合で使うかは変わってくると思います。

時には打ち合わせ場所としても使うのか、自分だけの作業場としてだけ使うのか、在宅ワークのタイプに応じて必要なシステムや設備を整えることも大切です。自営業という考えをしっかり持つことが、成功につながるのではないでしょうか。

こぶたのまとめ

  • 在宅ワークのメリットは通勤がなく時間が自由であること
  • 収入が不安定になりやすいという点は在宅ワークのデメリットになる
  • 時間が自由に使えるだけ、自分を管理する能力が問われる
  • 在宅ワーカーは個人事業主であり、自宅はオフィスであると考えることが大切

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