ライターにはホッと一息も大切な時間！疲れたときのおいしいコーヒーの淹れ方を紹介します！

仕事で疲れたときには、ホッと一息つけるコーヒーを飲みたいと思う人は少なくないはず。コーヒーの香りには、リラックス効果があるだけでなく、コーヒーの苦みと酸味が精神的なストレスを解消する効果があるといわれています。疲れたときにはぴったりといえるコーヒーですが、せっかく淹れるなら、おいしいコーヒーを淹れたいものではないでしょうか。

そこで、おいしいコーヒーの淹れ方についてまとめてみましたので、ライティング作業の休憩時間に試してみてください。

ミルで挽いたコーヒーはリラックス効果抜群！

家で手軽に飲むことができるコーヒーというと缶コーヒーや、お湯を注ぐだけで作れるインスタントコーヒーがありますが、リラックスタイムを満喫するなら、ミルで挽いた豆でコーヒーを淹れるのがおすすめです。コーヒー豆は、コーヒーのアロマオイル(油分)が詰まっている「多孔質」という小さな孔が敷き詰められている構造になっています。ミルでコーヒーを挽くと、この多孔質が弾けて良い香りが漂ってくるのですが、粉状になると酸化スピードが速くなるため、時間とともに香りや味が落ちてしまうのです。

「自分で毎回挽くのは面倒！」「ミルは高いイメージがあるから、わざわざ買うのはちょっと…」と感じる人もいるかもしれませんが、電動のコーヒーミルがありますし、手動でお手頃なミルもあるのでチェックしてみましょう。ちなみに、豆の産地や焙煎の度合いによっても効果が違うといわれています。たとえば、グアテマラやブルーマウンテンはリラックス効果が高いといわれていますし、マンデリンやブラジルは集中力を高めてくれるといわれています。また、一般的には焙煎度合いが深いほうがリラックス効果は高く、中煎りは集中力が増すので、豆を選ぶときの参考にしてみてください。

おいしく淹れるドリップのコツは？

おいしく淹れられる豆を準備したら、淹れ方にもこだわりたいものではないでしょうか。ただ、何となく淹れたコーヒーと、正しい淹れ方をしたコーヒーは香りが違ってくるはずです。準備する物はコーヒーの粉・ドリッパー・ペーパーフィルター・サーバー・メジャースプーンですが、注ぎ口が細くなっている細口ドリップポットがあれば、より上手に淹れることができます。

粉の分量は、カップ1杯(約140cc)で10gから12gが最適とされています。コーヒーを淹れるお湯の温度ですが、熱いコーヒーを淹れるために、お湯を沸かして沸騰したらすぐ淹れ始める人もいるかもしれません。しかし、熱すぎるお湯で抽出すると、苦みや渋みの成分が早く出てきてしまうので、95℃前後のお湯で淹れるのが理想です。お湯が沸騰して火を止めた後で、表面の泡が出てこなくなった頃が95℃前後になっています。

お湯を沸かしているあいだに、ペーパーフィルターをドリッパーにセットして粉を入れておきます。豆は平らにならしておきましょう。お湯がちょうど良い温度になったら、粉にまんべんなくゆっくりお湯を注いでいきます。このときに、静かに注ぐと豆が膨らむので、まんべんなくお湯が広がったら一旦お湯を注ぐのをやめて、そのまま20秒ほど蒸らします。その後で「の」の字を書くイメージで、3回ほどに分けて少しずつお湯を注いでください。最後の抽出液は渋みが出ておいしくないので、お湯が落ち着る前にドリッパーを外し、出来上がったコーヒーをカップに注ぎましょう。

フレンチプレスで淹れるコーヒーもおすすめ！

家で淹れるコーヒーは、ドリッパーを使用して淹れるものと思っている人も多いはず。実は、ドリッパー以外にも「フレンチプレス」という方法があります。フレンチプレスとは、コーヒーの抽出器具としてフランスで作られたものですが、日本では紅茶を淹れるために使用している人が多いようです。

ドリッパーを使用すると、コーヒーを淹れる作業を楽しむことができますが、フレンチプレスは簡単にコーヒーを淹れることができます。また、フィルターを通さないので、油分がそのままコーヒーに残り、香りや風味を楽しむことができるのが特徴です。フレンチプレスの場合の粉の量は、160ccのお湯に対して、粉12gから13g程度が適量です。ガラスポットは温めておき、粉を入れて、その上からお湯を注ぎます。お湯と粉がきちんと混ざっていないと風味が出ないので、混ざっていなければヘラなどで混ぜてください。

その後、つまみを上げたまま蓋をして約4分待ちます。時間を守らないときちんと抽出されないので注意しましょう。時間になったら、つまみを押し下げてコーヒーをカップに注ぎます。フレンチプレスの場合は、ドリッパーで抽出したコーヒーと比べると粉っぽく感じる人がいるかもしれません。ドリッパーもフレンチプレスも、それぞれメリットがあるので、好みで使い分けてみてください。おいしいコーヒーで仕事の疲れを癒しましょう。