毎日続けることを目標に!ライティングの習慣を身につけよう

毎日続けることを目標に!ライティングの習慣を身につけよう

ライティングスキルを高めたいという気持ちは、初心者ライターであれば誰もが抱えています。しかしどれだけ焦っても、毎日の地道な積み重ねなくして文章が上達することはありません。少しずつでもコツコツと書き続けることが上達への一番の近道です。日々ライティングへのやる気を持続するには、実際に仕事をこなしていくことが望ましいのですが、ライターになったばかりの頃は思うように仕事を得られない方が多いでしょう。

この時点で「やはりライティングでは稼げない」と諦めてしまう方が出てしまいますが、どんなことでも続けなければ結果はわかりません。腐らずスキルを磨き続ければ、いつか必ず仕事が舞い込んでくる日がやってくると信じてもう少し続けてみませんか。それでも、仕事のない状態で淡々と文章を書き続けるのは難しく思えますよね。

実は、この記事を書いている私自身も、ライターとして活動を始めてからまだ日が浅い人間です。サグーワークスで記事を書き始めたばかりの頃は書くことが苦痛で、随分とストレスを感じていました。しかし、ようやく書くことに楽しさを覚え、作業自体も以前よりスムーズに行えるようになっています。そこで今回は私の経験を交え、ライティングを毎日の習慣にするためにはどうすれば良いかご紹介していきます。

短文でも甘くない!SNSを利用しよう

短い文章であっても、毎日の続けやすさに着目するならSNSがおすすめです。有名なものですとTwitterやSNSなどがあげられます。すでに長い期間SNSを利用している方にとっては、SNSが文章の上達に役立つとは考えにくいかもしれません。もちろん、簡単な日々の出来事ばかり書いていては、上達に結びつくとはいえないでしょう。

ここで行う訓練は、その投稿を読んだ人の役に立つような豆知識などを、短い文章でまとめるというものです。たとえばTwitterであれば一度に投稿できる最大文字数は140字ですが、この短い文章のなかに有益な情報を詰め込もうとすると多少頭を使います。例として、140字以内で「コンピュータウィルス」という用語の説明文を書くと次のようになります。

コンピュータウィルスはマルウェアの一種を指します。標的に寄生したウィルスは、感染、潜伏、発症を経て端末内のプログラムやデータファイルの破壊を行います。潜伏中、ウィルスは端末内で自身の複製を行い、その規模を拡大させていくという特徴を持ちます。

上記の文章で120字です。これを書くだけでも少しの調べものが必要になりますし、毎日続ければ良いトレーニングになると思います。

そして、Twitterの投稿に対する反応の大きさは、リツイートやお気に入り登録の数でわかります。Twitterに慣れている方であればご存じかと思いますが、何気なく投稿された短い文章が何万にもおよぶリツイートやお気に入り登録がされていることがあります。どれだけ短いものであっても、文章は人の気持ちを揺さぶる力を持っていることがはっきりとわかります。自身で投稿を行いながら他の方の投稿も読み、楽しんでみてください。

ガッツリ鍛えたい!長文のライティングにはブログがおすすめ

短い文章のライティングでは物足りない方は、SNSから次のステップへ進みましょう。1,000字~2,000字程度のコラムや説明文の練習には、ブログの利用が最適です。ブログで記事を書き続ければ、過去に書いた記事の見直しを行いやすいので自身の文章が徐々に上達していることを実感できます。

また、良い記事が豊富にあるブログにはファンがつきやすいという特徴があります。読者登録されたり、アクセス数の増加を確認できたりするため、ブログの更新を頻繁に行うやる気が出ます。メリットはこれだけではなく、ブログを見た読者から記事の作成依頼を受けるなどして、思わぬタイミングで新たな仕事につながる可能性があるのです。初心者ライターだけでなく、ライター歴の長いベテランの方でもブログを運営していることはよくあります。利用者が多いことから、ライターにとってブログが非常に有益なツールであることがわかります。

自分に合ったライティングの環境作り

書くためのツールが揃っているのに書き続けることができないのは、ライティングに適した環境が整っていないためかもしれません。たとえば家族と同居している場合、作業中に声をかけられて集中できないなんてことはよくありますよね。自身は書くやる気を十分に持っているのに、周囲にそれを妨げる原因がある場合は、ライティングの環境を変える必要があるでしょう。人によってライティングに集中できる環境は異なります。周囲に人がたくさんいる喫茶店だったり、完全に一人きりになれる部屋だったり、さまざまです。

私の場合は図書館が一番集中できる場所です。持ち込みパソコンが利用可能なスペースに行き、静かな空間で作業を行います。周囲も一生懸命に作業している方ばかりで、そのなかにいると集中力を分けてもらえるように感じ、不思議とキーボードをタイプする手が軽やかになるのです。そうはいっても、どうしても自宅を離れられないライターの方もいます。そもそも在宅で仕事を行う方には子育てなどの事情がある方も多いので、ライティングを行いやすい場所への移動は難しいこともあるでしょう。その場合は、家族が寝ている間に作業をするなど少しの工夫が必要です。生活を振り返り、自分がもっともライティングを行いやすい環境を作りましょう。

無理はしないこと

いろいろと長く書いてしまいましたが、私がもっとも気をつけているのは無理をしないことです。1日に1記事だけでも書けたら、それだけでよくやったと自分を褒めています。最初の頃はライティングを毎日の習慣とすることだけを目標にしていたので、たくさん書くことはしませんでした。自分の力量に合わない目標を掲げれば、やる気が潰れてライター自体を続けられない気がしたのです。

なかなかうまくなれなくても、無理に急ごうとしないでまずは続けることに専念してみませんか。少しずつでも毎日続けた結果が、大きな力に変わる日は必ずやってくるでしょう。

こぶたのまとめ

  • 短文だからとにかく続けやすい!SNSを利用しよう
  • 長文の練習にはブログがおすすめ!新しい仕事につながることも?
  • まずは環境作りから。ライティングに適した場所を探そう
  • 無理はしないで少しずつでも続けていこう

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