仕事の効率がアップする!ライターならメモをとるべし
ライターの仕事で重要なのは記事に必要な資料を集めること、そしてこまめにメモをとることです。メモをとるということは、その分だけ自分の知識につながります。そして何よりも作業効率をアップできるのです。
ところで、ただ書くのでは意味がありません。メモのとり方によってはさらなる活用もできます。せっかく調べたことを一度で終わらせずに最大限に生かしましょう。そこで有効なメモのとり方や、整理の仕方についてまとめます。
どんなことをメモすればいいのか?
メモをとると言っても何をメモすればいいのでしょうか。それは、記事に必要な内容です。自分の得意分野で既に知識を有していることに関しては、新しい情報など補足になるものをメモします。たとえば、法律や制度に関することなら、内容に変化があったり新たに施行されたりする場合があります。自分の知識に抜けているものがないか、誤解がないかなどの確認の意味を持ってチェックすることは重要です。そのなかで必要なことがあれば補足としてメモしておきましょう。
特に得意分野ではない場合には、記事を書くうえで必要な内容を調べて、できるだけ書くようにします。ひとつのことに対していくつかのサイトや書籍で調べると、内容に偏りが出ません。なかには古い情報や違う解釈のものもあります。メモをとるときには、できるだけ信ぴょう性の高いところから情報を集めるようにしましょう。
自分が分かりやすいことがポイント!書き方のコツとは?
メモの書き方は自分が分かりやすいことがポイントです。誰かに見せるわけではないので、自分なりにクセやこだわりがあっても関係ありません。時間が経って見たときにも分かりやすいものにしましょう。
書き方の一例として、私自身が普段実行しているものを紹介します。まず日付とタイトルを上に書き、いつ頃のどんな案件の記事かが分かるようにしておきます。次に項目別に書いていきますが、項目イコール実際の記事の見出しにしていくと、そのまま記事として書きやすいと思います。見出しに沿ってそのなかのポイントになる内容を調べ、それぞれ箇条書きで書いていきます。
気になる言葉が出てきたら個別に調べて横に書いておくと、文字数が足りないときにさらに詳しく書けるというメリットがあります。歴史的な背景や関連性のあるものも調べておくと、厚みのある記事にできます。
メモを書くにはどんなものが理想的?
メモはそのときに必要なものを書くだけで終わらせず、できれば整理して残せるものにしましょう。ノートにまとめておくと後からいつでも見直すことができます。A4サイズやB5サイズなど、大きさは自分の使いやすいものでいいでしょう。
中身も方眼タイプのものや罫線があると書きやすいですが、白紙のものでも自分が書きやすいならそれを使うのが一番です。ひとつおすすめしたいことといえば、きれいに開けてどのページでも書きやすいということでしょうか。
ノートはカテゴリー別に分けると後で探すときに分かりやすく整理できます。表紙や背表紙にカテゴリーを表記すれば、探しやすくなります。ノートを色で分けるのもいいでしょう。
メモの数だけ自分の知識が増える!ということは?
必要だと感じることは詳細に調べて書いておきましょう。ただし、どの内容も細かく書く必要はありません。すでに知っていることなら新たな知識を書き足しておけば十分です。メモにばかり時間を費やしてしまい、肝心の記事が遅くなってしまっては本末転倒になってしまいます。「これは重要」と感じるものはどんどん書いて自分の知識を増やしていきましょう。
一度メモとしてまとめておけば、次に同じ内容の記事、または関連性のある記事を書くときにも見直すだけで作業ができるというメリットがあります。そして、自分の知識が増えていけば、そこからまた書ける記事が増えるということです。分からないことはすぐにメモをとるクセをつけ、ライターとしての腕を上げていきましょう。
こぶたのまとめ
- すでに有している知識でも新しい情報や知らないことを補足しておく
- 自分が分かりやすいかどうかを重視してメモをとる
- メモは保存とカテゴリー分けがしやすいノートがおすすめ
- 必要なときにメモを見直していつでも記事に活用しよう