在宅ワークはストレスフリーじゃない！適度なストレス発散が大切

在宅ワーカーを目指す人の中には、在宅ワークは通勤電車に揺られることなく、好きな時間に好きなことをやる仕事だと思っている人も多いかもしれません。しかし、ストレスの方向性が違うだけで、在宅ワークにももちろんストレスはあります。

家の中にいながら仕事をするからこそ、気分をリフレッシュできるようなストレス解消法を身につけておくべきだと思います。そこで、在宅ワーク特有のストレスとストレス解消法を紹介していきます。

在宅ワークは家が職場！雑然としていると集中力が半減

企業の職場には、一般的にゲームやテレビなどは置いていません。仕事中にそれらに熱中してしまっては仕事がはかどらないからです。しかし、在宅ワークの場合は自宅が職場となります。ありとあらゆる娯楽が近くに転がっている状況で、仕事をしなければなりません。

また、家族やペットなどが近くにいることも在宅ワークにとってはストレスの種となります。集中したいときに集中できず、作業の腰を折られることがあるからです。自宅が仕事をする環境に適していないと、より多くのストレスが在宅ワーカーに襲いかかります。

このようなストレスを軽減させるためには、まずは娯楽性のない整理整頓された部屋を作ることが大切です。そして極力仕事部屋には近づかないよう家族に協力してもらってください。集中力が高まり、ストレスをあまり感じることなく1日の仕事が終わることでしょう。

好きな仕事ばかりをしては稼げない！

在宅ワーカーのなかには、サグーワークスのライターのように、フリーランスで仕事を請け負っている人も多くいます。在宅ワーカーに対するイメージについて、たびたび「好きな仕事だけを家の中で行う」ということが聞かれますが、これは完全に間違いだと言えます。なぜなら、常に自分が好きなジャンルのオファーが来るわけではないからです。関心があるジャンルの仕事だけを選んでいたら、ほとんどお金を稼げないかもしれません。

このことを知らないといずれは資金難となり、在宅ワークを続けることが難しくなることでしょう。途中で在宅ワーカーを諦めてしまう人も出てくる可能性もあります。在宅ワークを続けたければ、結果的に関心がないジャンルにも積極的に挑戦しなければなりません。もちろんそれは大きなストレスとなることでしょう。

イチから物事を調べなければならないため、仕事の効率が悪くなります。しかし、ポジティブな考え方をすれば、新ジャンルの開拓は自分の新しい可能性を広げることにもなります。新ジャンルの仕事に慣れてくれば作業時間を短縮させられるので、徐々に仕事に対するストレスは減っていきます。

毎日働けてしまうからこそ休息日を設けよう

在宅ワークの良い点でもあり怖い点でもあるのは、土日祝日関係なく毎日働けることです。お金を稼ぎたい人にとってはありがたい働き方ですが、気がつかないうちに心身にストレスが溜まっている可能性があります。特に目は、毎日何時間もパソコンのモニターを見続けていると大きなストレスにさらされます。座って作業をしていると、腰にかかる負担も徐々に溜まっていきます。ストレスをストレスと気がつかないことは大変厄介です。

放置していると、いずれストレスが爆発して体調不良になるかもしれません。自分は毎日働けると思っていても、気がつかないだけで体は悲鳴を上げている危険性もあります。週に1回は休息日を設け、仕事のことを考えずリラックスすることが、長く在宅ワークを続けていくためには重要です。

また、仕事中は適宜小休憩を取ることもポイントです。席を立って外の空気を吸うことは、体に適度な刺激を与えて緊張感をほぐします。モニターから離れることで目もリラックスできます。休憩中はなるべく遠くにあるものを見ることで目が休まるので、試してみてください。