Web記事の印象はわずか3秒で決まる!?効果的な文章の書き出し
本文以上に導入文の執筆に頭を悩ませている藤田ひかりです。そんな悩みを気づかれたのか、今回私に届いたテーマは「文章の書き出し」。
記名記事(HN含む)とタスク案件などの無記名記事では、自ずと導入文が異なってくるというのが持論なので、それぞれについて考察してみます。
今回、「こぶたの鉛筆」でほかのライターさんがどのような書き出し文章にしているのかも研究してみました。他の人の記事を見て学べることってありますよね。
推奨!記名記事はWebライターの個性を
記名記事のメリットは、Webライターの個性が表に出やすく、実績につながることですよね。だから、少なくとも導入文ではWebライター自身の意見や体験が反映されていて良いと思うのです。
たとえば、テーマが「陽射し対策」であるときに、そのWebライターがその夏にひどく日焼けして反省しているならその体験を踏まえて書いても良いのではないでしょうか。
イメージ的には2018年6月くらいに掲載する記事です。このように書くと「コラムとブログは違う!」と指摘されるかもしれません。
ただ、どちらも私的な意見を含むもので、コラムのほうがより正確性が担保されているくらいの違いなのかなと思います。
だから、記名記事の場合、導入文もある程度自由に書いて良いはずです。
無難な書き出しが求められる!無記名記事
無記名記事の場合、Webライターは埋没しますので、私的なことを含めずあくまで一般的な内容で書かなければなりません。
たとえば、防寒対策を紹介するコラムで、私が導入文を書くなら次のようになります。
導入文の段階で防寒対策をひとつ紹介して、読み手の興味を引く作戦です。
人の見た目と同様に、記事の印象も3秒で決まるといわれるので、早々と役に立つ情報を提供します。もっとも、記名記事の導入文に比べると、当たり障りのない文章になります。
そのほか、本文と関連する質問を投げかける書き方や、突拍子もない一文で始める書き方があります。たとえば、
こちらも面白いかもしれません(ポイントやクーポンを獲得できる歩数計機能の付いたウォーキングアプリの紹介記事)。
他の人はどうしてる?「こぶたの鉛筆」を研究してみた
「こぶたの鉛筆」は、プラチナライターの無記名記事も掲載されていますが、私も含め記名記事で書いているライターもいますよね。
だから、私の持論でいくと「導入文にはWebライターの個性が表れているはず!」なのですが、私のような考え方は少数派なのかもしれません。
冒頭で名前を出す変わり者は私くらいだとして、「私」「自分」というワードが出てくる記事自体がほとんどないんですよね(9月に投稿された記事21件中5件だけでした)。
確かに、一人称が出て来なくても、その記事をみればライターさんの個性が表れているのでしょうが、個人的には軽く衝撃を受けるくらい、意外な事実でした(だから、このテーマが私のところに来たんですかね)。
皆さんはどのような文章の書き出しが好きですか?
▼ライターとしての経験を積んでいくうちに、自分の個性を活かしたライティング術が身に付きます。
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こぶたのまとめ
文章の書き出しは、記名記事か無記名記事かによって異なるとの考え方もできる。
記名記事:Webライターの個性を出す!
無記名記事:より一般的な当たり障りのない書き方をする。
- 役に立つ情報を提供する
- 本文と関連する質問を投げかける
- 突拍子もない一文で始める