読者に注目をさせる「文章の書き出し」とは!?

読者に注目をさせる「文章の書き出し」とは!?

Webライターの仕事は、自分で好き勝手に書いて良いブログとはちょっと違います。
何かのテーマについて細かく書いたり、一定の商品について売れるようPRしたりすることもあります。そのため、文章の書き出しとしては「みなさん、こんにちは!」というより、テーマや商品についての書き出しが望ましいでしょう。

そのようなコラムは書き出し部分だけで内容を把握することができ、読者に読まれるか読まれないか決まることもあります。では、コラムに効果的な導入部分とは何かを見ていきましょう。

あるある体験を載せるのも良い!

コラムを読む読者は、そのテーマに関する情報が欲しいことが多いです。
例えば、ダイエットのコラムなら自己流でやってもなかなか痩せない人がコラムを読んで役立てようとするケースがあるでしょう。そのため、今自分が経験していることが導入部分に載っていると、心をつかまれることも多いです。

「ダイエットをしているのになかなか痩せない!」とか「食事を減らしているのに体重はそのまま、どうしてでしょう?」などといった体験談です。
靴をテーマにしている記事なら「試着ではピッタリだったのに、いざ歩くと靴が合わないなんてことありませんか?」とか、赤ちゃんがテーマなら「夜泣きでヘトヘトになることってありますよね」といったような導入です。

テーマによって「ある!ある!」と思う体験談は多いので、それを導入部分に載せていくと読者の読みたい気持ちを引き上げることができるでしょう。

季語や時系列は微妙なこともある

最新のニュースは多くの人が関心を持つものであり、コラムの導入にも最新の情報が載っていれば目を引きます。
例えば、東京オリンピック開催が決まった日に「東京でいよいよオリンピックが開催されます!」とあれば、情報が早いなと読者の気持ちをつかむこともできるでしょう。しかし、1カ月後にこの記事を読んだら、「そんなこと知っているよ」と思われて、さほど興味はわかないかもしれません。

「もうすぐ総選挙が始まります」とか「消費税8%の時代、物価は……」などという現在の時系列を導入に入れるのはやめておきましょう。コラムは掲載された後何年もの間読まれることもあるので、今現在の情報を載せるのはおすすめできません。
また、「もうすぐ秋がやってきます」とか「夏までに間に合わない!」といった季語も要注意です。

コラムは季節を問わず年がら年中読まれるものなので、季語があると古い印象を出してしまうこともあります。ただ、コラムのテーマが「2017年秋冬コーデ」とか「スイカの美味しい食べ方」といった内容なら、「夏に欠かせない果物と言えばスイカです」というような季語を使っても良いでしょう。

えっ!知らない!といった情報を載せるのも良い

また、導入部分でテーマに関する情報を載せるのも良いでしょう。
例えば、子どもの習い事がテーマなら「今や小学生の7割以上が何らかの習い事をしています」とか、「実はスポーツ系の習い事をしている子どもは、親が運動音痴のケースが多いのです」など、それは知らなかった!という情報を載せると読者の心をつかむことができます。
ただし、これらはしっかりと情報源を調べ、正確な情報のもと書くようにしましょう。

また、導入で「質問文」を入れる方法もあります。難しいことがテーマのコラムなら「突然ですが、あなたは『ペアレントトレーニング』を知っていますか?」と、ストレートにテーマを投げかけても良いですし、ダイエット記事なら「あなたは本当に自分に合ったダイエットを知っていますか?」と問題提起をしても良いでしょう。
疑問から始まる導入文は、読者にとって「それは知らない、なんだろう」とコラムを読み進める気にもなります。

Webライターにとって、コラムの導入部分はどうしようか悩むことも多いでしょう。どうしても導入が思いつかない場合、記事を最後まで書いてから導入を考える方法もあります。そのほうが、内容が自分の頭に入っており、コラムの紹介でもある導入部分が書きやすいことがあるからです。

読者の心をつかむコラム導入部分、今回紹介したことをぜひ参考にして、読みたくなるような導入を書いていきましょう。

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こぶたのまとめ

  • コラムのテーマに沿った「あるある体験」を導入に入れるのも良い
  • 現在話題になっていることや季語などは、時間が経つと古いコラムになってしまうのでNG
  • 興味を引く情報、疑問を投げかける導入もおすすめ

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