し、締め切りが迫ってくる……っ! 締め切りを厳守する心構え

ありがたいことに、現在私は常時10数件のご依頼を抱えています。ただ、初心者が2桁も抱えると、「あの案件、締め切り、いつだったっけ……?」、「あ。……あの案件、放置してる……」と冷や汗をかくこともしばしば。それでもなんとか締め切りを破ることなくこなしています。この記事では、私が締め切り厳守のため心がけていることをお伝えしていきます。

優先度別に区別する! 冷静に分析

1番大切なことは、もちろんスケジュール管理ですよね。いつ、何時間程度確保して、その案件に取り組むのかを決めることが重要となるでしょう。
みなさんは、次の3つの案件があったとして、どれから取り掛かりますか?

  • (1)1週間後提出、すぐにでも執筆できる案件
  • (2)10日間後提出、事前準備が必要な案件
  • (3)2週間後納期、大切なお客様からの案件

私のオススメは、「(2)⇒(1)⇒(3)」の順番で取り掛かることです。
1週間と10日間ではさほど差がありませんし、事前準備にどの程度必要かもわかりません。
先に(2)を執筆しておくのが無難だと思います。もちろんその人次第ともいえますが、避けていただきたいのは、最初の5日間を(3)に費やし、その後、時間に追われ(1)、(2)と執筆していくことです。

これでは最後に「終わらない~!」と悲鳴をあげることになりかねません。時には「この案件を先にやりたい!」という想いをぐっとこらえて、冷静に状況を分析することも、締め切りを破らないスケジュールを作成するにあたって、とても重要なことです。

あなたにとっての“締め切り”ってなんですか?

みなさんにとって、“締め切り”とはズバリなんでしょうか?

悩んだ末に行きついた私の答えは、締め切り=信頼です。クライアントの方は「○○日までにこの記事が欲しい、この人なら仕上げてくれるだろう」と思って依頼してくださっています。それならそれに応えるのは、信頼に応えるのと同じことだと思うのです。
私(藤田ひかり)というライターに期待し、信頼し依頼してくださっているのですから、その締め切りまでに仕上げるのは当然のことです。

うっかり締め切りを過ぎてしまうという人は、締め切りの意味をもう一度考えてみてください。意味を理解することで、きっと締め切りを過ぎてしまうミスがぐっと減るはずです。

スキマ時間を有効活用!1分1秒を無駄にしない!

気を付けていたはずなのに、気づいたら「締め切りギリギリ、終わるわけない!」という状況に陥っていることもあります。私はそんなときスキマ時間を有効活用します。

料理を作っている時、掃除をしている時、お風呂に入っている時、みなさんは何を考えていますか? 追い込まれてくると、私にとってはこのような時間でも構成を練る時間に変わります。
こういった作業は体だけ動かしていれば、頭の中では別のことを考えていてもある程度大丈夫です。

また、このような時間は、スケジュールを作り直すのにも適しています。現在の作業状況を改めて頭に描いて、「あの案件で遅れが出ているから、どこかで時間を確保した方が良い」と立て直すのです。とはいえ、これは追い込まれた場合の対処法なので、普段の状態では私もしません。
料理を作っている時には次の工程、掃除をしている時には汚れの確認、お風呂に入っている時はリラックス、もちろんこれが1番です!
 

おわりに

以上、私が心がけている点についてお伝えしました。偉そうなことも書きましたが、私自身、半年前までは締め切りまでに記事を執筆するという経験がありませんでした。

今は「締め切りにあわせて記事を書くなんて大変!」と感じる方がいるかもしれませんが、案外、締め切りが設けられるとそれを守ろうという意識が働くものです。これから在宅ワークを始めようとされている方は、あまり心配なさらなくても大丈夫ですよ。

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みんなの感想文

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  • ライターとして仕事をしているとよく出てくる納期の問題とその解決策について分かりやすくアドバイスをしてくれる良い記事だと感じました。優先度順に区別して、これから頑張って行きたいと思いました。また、今まであまりやっていなかったスキマ時間も探してやっていこうとも思います。
  • 納期意識について深めることができました。もともと納期は大切だとは思っていたのですが、再認識できました。仕事に優先順位をつける方法には脱帽です。隙間時間を有効活用することも大切なのだとあらためて感じました。
  • 締め切りを守る、時間を大切にする。とても大切なことを学ばせてもらいました。特に、締め切りを守ることは信頼関係に繋がりますので、とても重要なポイントだと思います。スケジュール管理を上手にこなしたいです。
  • 仕事の着手準という部分では多少参考になりましたが、締め切りを守るのは人として当然の事。締め切りに間に合うかどうかわからないほど仕事を抱え込むくらいなら、仕事量を減らして余裕を持って仕事を終わらせる方が自分のスタイルには合っていると思いました。
  • ライターとして締め切りに追われるほどの仕事をされている方のスケジュール管理方法が興味深かったです。ライターにとって締め切りを守るのは信頼や次の仕事につながるものなので大変そうですが、そういう状況に追い込まれることでより自分の生活を見直し、時間の使い方が上手になるのではと思わせてくれた記事でした。
  • ウェブライターにも締め切りがしっかりと用意されているのでペナルティーが決してあるわけではありませんが、守っていきたいなと思いました。またライターには時間管理してくれる存在がない分、自己管理はしっかりしたいです。
  • 締め切りがあるからそれを守ろうとする、ゴールから逆算してスケジュールがたてられるのもメリットの一つですよね。仕事にせよプライベートにせよ、時間を守るのはお互いの信頼関係の証です。「締め切り=信頼」にとてもうなずけました。
  • 締切という概念が今の自分のライティングの仕事にはないので正直、あまりピンとは来なかったです。ただ、締切は無いものの案件数が限られているときは一分一秒大事にしたいと言う思いは感じることがあるので、共感できる部分も一部はありました。
  • 私はタスク形式の仕事しかしたことがないので、締切のある案件をいくつも抱えるという状況がうまく想像できません。しかし、コラムにあった「どの案件から始めるか」のベストチョイスの説明には目からウロコでした。私はこのコラムの作者が一番勧めない選択肢を選んでしまいそうなので、もしタスク形式以外の仕事を受けられることになっても、一度に複数は抱えないようにしようと思います。
  • 締め切り=信頼、というのは本当にその通りで、常に意識したいと思う言葉でした。また、締め切りを守っていくための仕事の進め方についても具体的に書かれているので、自分が仕事を受けるときのことをシミュレーションしやすかったです。
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