ライティングの強い味方!書きなぐりメモのススメ
いざライティングにとりかかろうとしたものの、パソコンに向かうと文章が出てこなくなったという経験はありませんか。このような状況では、書きたくてもなかなか文が進まないものです。この解決策として、メモ書きをオススメします。作業としては、ノートなどに手書きでメモを書くという単純なものですが、実はライティングをする上で意外と役に立ちます。これから、どのようにメモ書きを活用していくのかを具体例を交えて説明します。
ライティングで迷わないために… メモ書きを道しるべに!
ライティングをしていると、打ち込もうとしていた文章が出てこなくなるときがあります。ある程度文章が進んでくると、流れで書けてしまうこともありますが、文章の書き出しとなるとなかなか言葉が浮かばなくなることが多いのではないでしょうか。
そのような状況にならないためには、あらかじめメモ書きをしておくことです。下書きとなると負担が重く感じる方もいるかもしれませんが、いきなり詳細に書きだすのではありません。あくまでも単語や短文レベルでいいので、紙の上に残しておくのです。このように言葉を目に見える形で残しておくと、文章を書きだす時に考える手間を省くことができます。
具体的には、テーマと小見出しをメモ書きしておくことをオススメします。これだけでも文章全体を俯瞰的に見ることができるようになるので、スムーズなライティングに繋がるでしょう。
なぜ手書きのメモがいいのか?
メモ書きは、ライティングに限らず仕事全般において役に立ちます。多く知られているのは、備忘録としての役割でしょう。仕事内容をメモすることによって、するべきことを整理できます。仕事ができると言われている人の多くは、メモ帳を上手に活用しているようです。
単に言葉を記載しておくだけならスマホなどのメモ機能を使うのもいいのですが、ライティングにおいては手書きのメモの方が役に立つでしょう。紙に書くという行為は、パソコン上での作業に比べると自由度が高いのです。例えばWordでは、規則的な文字列に沿って文章を作成していきますが、その規則性ゆえにメモしにくいという側面があります。
一方、手書きでは自由に言葉を書くことができます。縦横斜め、字の大きさなど、自分の思うように文字を変えることができます。気軽に自分の言葉を残せるメモ帳は、自分の第二の脳といっても過言ではないでしょう。自由に書きなぐれる手書きのメモ帳を使うことで、自由な発想で文章を作っていきましょう。
アイデアの泉となるメモ帳!
メモ帳は備忘録や思考の整理に役に立ちますが、それ以上にアイデアの貯蔵庫としての役割も果たしてくれます。ライティングはクリエイティブな作業ですから、言葉や文章のアイデアは少なからず求められるものでしょう。自由な発想で、ポンポン言葉が湧き出てくるような人にとっては無縁の悩みかもしれません。しかし、いったん文章が途切れると次の言葉が出てこないというのは、ライターにとっては苦しい状況です。メモ帳は、ライターにとって命ともいえる言葉の発想力を磨くためのツールとして扱うことができます。
日ごろから情報収集している中で、気になることを一言手書きでメモしておいたことが、新しい案件に携わっている時に役に立つこともあります。また、ある案件で使っていたメモから新しいことを思いつくということもあるでしょう。メモ書きはささいな作業ですが、アイデアはそのようなささいな一言がきっかけでどんどん膨らんでいきます。言葉には、大きな可能性が含まれています。自分の中でなにか心に引っかかることがあるのであれば、とりあえずメモしてみましょう。それが、問題の突破口に繋がるかもしれません。
いつでもどこでも書きなぐりメモ!
メモ帳があれば、いつでもどこでも気軽に文章を書くことができます。パソコンで文章を作成しようとすると、ある程度動きに制約がありますが、ポケットにメモ帳とペンを入れておけばどこでも思いついた言葉をメモすることができます。良質のアイデアは、リラックスした状態で思いつくことが多いといわれます。机上の文章打ち込み作業だけでなく、散歩しながら、仕事の休み時間でコーヒーを飲みながら思い浮かんだことが思わぬカタチで役に立つかもしれません。
ライターは自分の思考や言葉を磨く必要があります。その第一歩として、自分の思いつきを書き留めていくことから始めてみませんか。自分の言葉を大切に扱いましょう。
こぶたのまとめ
- テーマや見出しをメモ書きしておく
- 紙の上で自由に言葉を書く
- メモ書きはアイデアの素
- 自分の思考や言葉を大切に扱う
メモ書きを活用すると、ライティングの技術向上のみならず、自分の思考を整理したり、アイデアの発想力を鍛えたりすることにも繋がります。頭の中だけで考えるのではなく、紙の上で言葉をカタチにしながら、自由に発想してみましょう。
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みんなの感想文
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- 書かれている内容はどれも納得の出来るものでした。ただ逆にいうと目新しさはありません。個人的には、このコラムはライティングの秘訣を公開するというよりも、ライターのイロハのイを教えるというスタイルで書いた方が好感が持てると思いました。
- 凄い共感したのは書きなぐりを手書きで書くということです。いつでもメモが取れるし、アイディア帳になるというのも自分の考えと一致していました。普段からしているわけではなかったので、これからは癖をつけるようにしていきます。
- スマホやパソコンの時代だからこそ紙に書き殴りのメモという有用性に目をつけられてことが斬新な発想であったと思います。私もついついスマホで思いついたことをメモしがちですが、紙に書いたほうが多様性があって便利ですよね。これから実践していこうと思いました。
- いざ文章を書こうとしてパソコンに向かうと言葉が出てこないまま、時間だけが過ぎる事があります。基本はメモからということが理解できました。頭に浮かんだことをいろんな場面でメモして、ある程度書きたいことがまとまってからパソコンに向かおうと思います!
- 手書きメモの活用を、早速試してみました。「手が考える」、または「手の動きと頭脳が相互作用する」状態があるのだな、と納得です。電源も不要、充電切れもありません。メモとペンを持ち歩く習慣をつけようと思います。
- 右も左もわからない初心者にとって、思いついた事を書き留めていくということは大切だと知りました。簡単な書き方でいいから形として残しておく事で、文章の組み立て方や発想力を鍛えることを学んだので、これからはよりクリエイティブな発想ができるように実践していこうと思いました。
- 文章を書く時に手書きのメモが良いというのは大変参考になりました。今までは手書きではなくパソコンのメモ帳を使っていました。しかし画面の切り替えが面倒だと思うこともあったので今度からメモ用紙を脇において文章を書いてみようと思いました。
- まさに自分が悩んでいた悩みでした。パソコンに向かうと文章が出てこなくなるというのは私だけだと思っていましたがそうではないということがわかったのと同時にその解消策を探していました。今後、もしそのようなことがあった場合にはメモ書きを試してみたいと思います。
- 記憶力が乏しいという欠点を補うため、普段からメモは手放せません。些細な事から重要な事まで、とにかく何でもメモに残すようにしており、この記事に深く共感しました。ところが、肝心のライティングにはメモを使用しておらず、直接パソコンに打ち込んでいました。記事の作成に時間がかかるのは、これが原因だと思います。先に見出しや概要をメモに書き出し、全体の構成を決めてからライティング作業に取り掛かるとスムーズに書けそうです。意外な盲点に気付けてよかったです。
- 「なるほど!」と膝を叩きました。日常生活においてですが、私は物忘れが多いので、ペン立ての近くにメモを近くに置いて、買い物リストはもちろん、ちょっと気になった言葉とか、ふと思いついたこととか書いています。本当に走り書き、殴り書きです。人に見られたら恥ずかしいぐらい、自分にしかわからないメモです。これをライティングにも応用したらいいのか!と。意外なところにライティングに役立つスキルやアイディアがあるものですね。