どんな時間の使い方をしている?フリーライターの一日を大公開!

フリーライターとして活動していると、時間に使い方次第で仕事の進み具合が変わってきます。そこで、ライター業で生計を立てている筆者自身の1日をご紹介してみたいと思います。

起き抜けにすぐメールチェック

私の場合は、東京都内の自宅で執筆活動をしています。ある1日をご紹介させて頂きましょう。

まず朝は10時頃に起床します。かなり遅い方だと思いますが、そこは会社勤めと違い自由なところです。起き抜けにすぐパソコンを置いたデスクに向かいます。目が覚めてからほんの数十秒ですでにパソコンを立ち上げていますから、このあたりも、身支度をして電車に乗って会社についてからさあ仕事、という会社員の方とは違うところです。

パソコンを立ち上げてすぐにメールチェックをします。原稿を納品した会社からの返信がないか、取材についてのやりとりについてのメールがないかを念入りにチェックします。たまに迷惑メールの方に流れているものもあるので、要注意です。迷惑メールの方まで必ずチェックすることが大切です。すぐに返信する必要があるものなどは、内容が確認でき次第返信するようにしています。

ただし、仕事の依頼メールなどはしっかり内容を精査して条件面でも問題無いかどうかをキチンと考えた上で返答を返した方が良いでしょう。勢いでやると、返事をしたものの後になってやっぱり時間的に無理、なんていうこともありえます。

自宅での執筆は誘惑との戦い!?

そして、テレビやネットでお昼のニュースをチェックしてから、執筆活動を本格的に始めます。

まずはレギュラーで担当している音楽情報WEBサイトのニュース記事をいくつか執筆します。1本あたり時間にして30分から1時間程度です。これはだいたい1日に4本程度、夕方から夜のゴールデンタイムに間に合せるように執筆しています。

その後は、日によって優先的に手を付ける仕事は違います。この日はインタビュー記事の文字起こし・編集を中心におこないました。1時間程度の内容を14時頃から始めて黙々と文字起こしをおこないます。

お昼ご飯は、夕方近くに近所のコンビニに行ってカップラーメンとおにぎりを買ってきて食べました。しかし、ご飯を食べた後は眠気との戦いです。あと少しで文字起こしが終わるという17時頃になって急激に眠気が襲ってくるときがあります。しかも振り向けばすぐそこにベッドがある…ついお昼寝をしてしまいそうですが、そこはグッとこらえてパソコンに向かいます。そして休憩を挟みつつ、19時にはなんとか文字起こし・編集共に終了です。

私の場合は1時間のインタビュー記事であれば、だいたい5時間をかけています。文字起こしだけならばもっと早く終わりますが、編集作業でいらない部分をカットしたり、前後関係を変えてみたりするのに時間がかかります。また、リード文を考えるのが大変なときもあります。パッと浮かんでスラスラ書けるときもあるのですが、まったく浮かばないときはそれだけでパソコンの前で長考してしまい時間を使います。そんなときはいったんデスクから離れて外に出かけたりテレビを見たりして気分転換をするように心がけています。いったんブレイクすると良い案が出てきたりするものです。

自分をしっかり管理することが大事

夜になってもコラムの執筆やライブレポートの編集などをしていることもありますが、主におこなうのは翌日にある取材の準備です。

ミュージシャンの取材の場合はヘッドフォンをしてしっかりと集中的に作品を聴きこみ、その特徴をメモしておきます。また、当日にする質問事項や注意事項をまとめ、依頼先からもらった資料と共に何度もチェックします。その他、取材場所を確認して到着する時間、出発時間を決めておきます。

そうした準備が終わるのがだいたい深夜0時頃です。その後、DVDを観たりしながら時間を過ごして、だいたい午前3時頃に就寝します。

もちろん、毎日決まったことをしているわけではありませんので日々色々なパターンがありますが、だいたいこんな感じです。どんなスケジュールの1日だとしても、一番大事なのは自分自身をしっかりと管理することです。なかなか難しいことではありますが、フリーライターを目指す方はぜひ参考にしてもらえればと思います。

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みんなの感想文

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  • 時間の使い方だけではなく、仕事に対する心構えも参考になりました。あらためて、自由業とは、自分を律することができる人にふさわしい職業であることが分かりました。また、とても読みやすい文章でしたから、さすがライターだと思いました。
  • ライターの方の日常の過ごし方について詳しく書いてありますが、残念ながら、私が参考にできる箇所はありませんでした。もう少し、記事作成に関するノウハウや、ライターとしての心構えについて具体的に教えてもらいたかったです。
  • 限られた時間の中で最大限にフリーライターとしての成果をあげるためには、規則正しい生活、そして体調を崩してパソコンの前に座るのが億劫になることのないよう、体調管理に細心の注意を払うことが大事ということを理解しました。
  • フリーライターの人達が一体どんな生活を送っているのかとても興味があったので面白かったです。私もライティングのお仕事を始めたばかりなので、特に自分で自分の時間や気持ちを管理することが大事という部分に大いに納得させられました。
  • フリーライターとして働くためには、自己管理が必要だということはわかりましたが、この記事の方はもう少し仕事にストイックになれば、生活リズムを正しながら、仕事をこなすことができるのではないかと思い、あまり参考にはなりませんでした。
  • フリーで仕事をされている方は、時間の使い方がとても上手ですね。勤め人で主婦で母の私は合間にライティングの仕事をしていますが、ついついだらだら時間が伸びてしまったりするので、まずは自分の時間の使い方を見直してみようと思いました。
  • わたしも在宅ワークでのライティングの仕事をはじめました。仕事をはじめる前より朝2時間ほど、早く起き、1日の家事仕事を始める前にまずライティングします。この時間が、他の誘惑も少なく、一番集中できる時間だと思い自分には合っています。
  • フリーランスで仕事をする上で、自分で自分のスケジュールを管理しなければいけないということを初めて考えました。時間が自由に使える分、ついだらだらしてしまったりするものです。一日のスケジュールを大まかに決めて動く必要があるのかもしれません。
  • まだ仕事の流れが掴めていなかったので、フリーライターの方の朝起きてから夜寝るまでの1日の流れを知ることができて参考になりました。これからは効率良く仕事が出来るようにスケジュールをある程度決めて自分自身をしっかり管理しながら仕事に臨みたいと思います!
  • 私は、働いているのでフリーライターとして仕事をすることができないので参考になりませんでしたが、フリーライターを目指している人にはとても参考になったと思います。自分のペースで仕事ができるのはとても魅力的です。
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