サグーワークスの非承認体験談から改善点を学ぼう-プラチナライター編-

サグーワークスの非承認体験談から改善点を学ぼう-プラチナライター編-

サグーワークスの案件では、納品さえ行えば全てが承認されるわけではありません。なかには記事修正の依頼が追加でされたり、非承認になってしまったりするケースもあります。記事にかかった手間や時間が無駄になってしまう非承認は、ライターなら絶対に避けたいところです。

どうすれば確実に承認される記事を書けるようになるのでしょうか。ここでは、非承認になった体験エピソードから、ライティングの改善点を見つけていきましょう。

校正が困難なほど文章が乱れている

サグーワークスで受けたWebライティングは納品後、担当者によって校正がなされます。構成では細かい誤字脱字、文法の乱れのほか、文章表現などが修正されていきます。校正は客観的視点から記事の出来栄えを判断していく、重要な作業です。

しかし、そもそも校正を行うほうが困難に思えるほどの乱れた記事が納品されてくることもあります。忙しいなか、締め切りに追われながら書かれた記事に多いことですが、あまりにも日本語として成立していないために、校正するより1から書き直したほうが早い場合もありえます。

また、明らかな事実誤認があるなど、記事の信用度を下げる重大なミスがあれば、納品を受け入れることは不可能です。そんなとき、記事は高確率で非承認になってしまいます。このケースでの対策としてはまず、見直しする時間を十分に取ることです。

ライターは執筆中に、客観的な視点を保つことは難しく、どんなに文才がある人でも誤字脱字は犯すものです。執筆中以上に注意深く、執筆後の見直しを行うことによって誤字脱字は減ります。文章だけではなく、リサーチ内容の見直しも徹底しましょう。また、集中できる執筆環境を準備し、家事やほかの仕事と同時進行で記事を書かないなど、自分なりの工夫も大切です。

▼サグーワークスでは在宅で校正・校閲をしてくださる方も募集しています。
ライティングとは別の視点で文章を見る視点を磨いてみませんか?
サグーライティング校正・校閲者

依頼主からの条件が守られていない

案件を引き受けたとき、いきなり執筆に入っている人はいないでしょうか。もしそうなら、執筆前に仕事の条件を注意深く読む習慣を身につけましょう。まず『案件詳細』という項目で、記事の目的や読者層が掲載されています。ここで記事が向かうべき方向性を定めることができます。ライターの勝手な意見で、記事の方向性を決めることはできないのです。

次に『文末表現/指定事項』を確認することで文章表現を定められます。もしも文末表現を『です・ます』で指定されているのに『だ・のだ』で統一してしまったら、指定が反映されていないことになります。また、主観表現やネガティブ表現を盛り込むことが許されるかどうかも、この項目で判断できます。

タイトルや本文についての注意事項も、掲載されています。特に本文では、段落構成や各段落の文字数、段落ごとの小見出しからまとめにあたる文章の有無まで、細かい指定がなされています。この項目を見逃すと、依頼内容とはかけ離れた記事が出来上がってしまいます。その結果、記事修正をしても依頼どおりの内容が期待できないと判断され、非承認扱いとなります。そうならないように、注意事項は何度も読み返すくらいの心がけで確認しましょう。

いつまで経っても記事修正がされない

内容が条件から離れていたり、文章が乱れていたりしても、いきなり非承認になるケースはそれほど多くありません。採用できる部分が多く、わずかな修正で済むと判断されたら記事修正依頼が送られてきます。

記事修正依頼では、校正の担当者が発見した記事の問題点や修正点が細かく説明されています。執筆者は説明に沿い、記事修正を施します。そうやって送り返された記事は高確率で納品が認められ、承認となります。

記事修正依頼は今後、ライターとして成長していくために自分の問題点を自覚できる機会です。自分の弱点を意識しながら修正作業に取り組むことで文章力は高まっていきます。しかし、記事修正依頼を経てもなお、非承認になってしまう記事も存在します。

まず、記事修正依頼を無視してしまった場合です。依頼を見逃していた、後回しにしているうちに忘れてしまった、どんな理由があろうと記事が返ってこない限り納期には間に合わないので、編集部は別のライターに執筆を依頼する必要が出てきます。そのため、修正をしてくれないライターを待ってはいられないのです。

また、記事が返ってきても修正内容を理解していなくて、依頼どおりの修正がなされない場合も非承認となります。ライターなら執筆だけでなく、修正作業まで責任を持って成し遂げたいところです。

非承認を糧にライターとして成長しよう

文章の問題、案件への理解の問題、そして修正の問題、これらがサグーワークスで記事が非承認になる主な原因です。注目したいのは、純粋な文章力の不足で非承認になるケースよりも、ライター側のうっかりミスや気のゆるみによって引き起こされた非承認のほうが多いということです。

つまり、非承認記事とはライターの意識さえ高くなれば、ほぼ完璧に防止できることなのです。もしも記事が非承認になってしまったら、素直に反省して原因を振り返るようにしましょう。そして、自分に欠けていたものを補う努力をすることをおすすめします。記事を非承認にされるのは、悔しさをバネに成長できるチャンスなのです。

この記事をシェアする

みんなの感想文

この記事は役立ちましたか?
はい・・・8人 / いいえ・・・2人
  • 被承認となる理由はわかりましたが、それを解決する方法が具体的には触れていません。心構えを述べているばかりで、どのようにして修正するのかを述べていないため、精神論を述べられてもそれほど参考にはなりません。
  • 私もサグーワークスにて非承認判定を受けることがあるのですが、その裏では様々な事情や理由があると知れてとても為になりました。一見些細に感じる語尾や言葉遣いの間違いも読み手さんにとっては不愉快に感じることがあるので推敲を重ねミスがないようにしたいです。
  • 何度か承認されなかった経験があるので、とても参考になりました。確かに非承認されていた案件は、いきなり書き始めていて簡単な注意事項も守られていなかった場合が多かったです。非承認の経験を経て、反省し成長するというのがよく分かる記事でした。
  • 正直自分は非承認になると、ガッカリとすることが多かったのですが、この記事を読んでみると、非承認はスキルアップのチャンスであることがよくわかりました。また、記事を書く前にはしっかりと案件詳細を読んでみようと思います。
  • まだライティング初心者なので非承認になる度に自分には向いていないのではと思っていましたが、気を付けてさえいれば非承認は防止できると分かりホッとしました。文章の乱れや誤字脱字などは注意していれば防げると思うので、小さなミスをしないように気を付けて頑張りたいと思います。
  • 投稿した文章が非承認になってしまう理由や改善点などが詳しく記載されており、初心者にぴったりの文章だと思いました。また、非承認の記事を修正する際のテクニックも文中で触れられているところが特によかったです。
  • 自分の書いた記事が非承認になった経験があるので、とても参考になりました。立て続けに非承認になってしまうとモチベーションが下がってしまいます。しかしその経験を糧に、気を付けるポイントや依頼内容を正確に把握して取り組むことが大切だと気づかされました。
  • "サグーワークスの非承認でのアドバイスは柔らかい表現で的確なアドバイスをしてくれる場合が多いので、投稿し直すぞ!という気になります。
  • 今後のライティング作業の役にも立つ情報もあるので、この記事に共感しました。"
  • 記事修正の依頼が来たり非承認になると、モチベーションが下がり記事を書く気になれないことが度々ありました。文章の乱れやうっかりミスなどないように、原因を突き止めるなど努力することも必要だと分かったので気を付けたいと思います。
  • 日本語として成立していない、あるいは誤字脱字があるといったことは確かに気をつけなければいけない点です。ただ、それを防ぐためには慎重に作業したり見直したりといったことは誰でも思いつく方法ではないかと感じました。できればそれ以外の非承認を避けるための具体的なやり方を教えて欲しかったです。
ページトップへ戻る