気付きがたくさんあったサグーワークスオフ会!貴重な体験にも感謝

2月に東京で行われたサグーワークスオフ会には、パネルディスカッションの登壇者として参加させていただきました。ライターとしてのキャリアが他の方よりも長いというだけで前に出させていただいたので、ご期待に添えなかった部分も多々あったと思います。皆さんのご質問に対してとっさによい表現が浮かばず、少しわかりにくい答え方になっていたかもしれません。この場を借りてお詫びするとともに、先日のオフ会に参加して気が付いたことをまとめます。
ライティングスピードを改めて意識させられた
登壇者として参加者の質問を受けて初めて、プラチナライターでもライティングスピードの遅さに悩んでいるライターがかなりいるということを知りました。私自身はライターとして働く前に作家の時代がありましたし、それ以前は事務員としてワープロを使っていました。
私が大学生のころのパソコンは、自分でプログラミングをしなければならなかったので、ワープロは単体の機械の方が断然使いやすく、私自身もパソコンとワープロを使い分けていました。大学時代、必要に迫られてワープロスクールに通い、タイピングの特訓を受けたこともあります。そのため、ブラインドタッチは当たり前、頭で考える速さで指が動く状態でもう30年近く過ごしています。ですから、自分のライティングスピードを意識したことが今までほとんどありませんでした。
今回、パネルディスカッションで「どのくらいの速さでライティングしていますか?」「1分間に何文字くらい?」と聞かれて、答えに困ったのはそのためです。1分間に何文字打っているかなんて、考えたことなかったので。それで「ワープロ検定1級を軽く受かるくらい」などと妙な答え方をしてしまいましたが、若い人にはワープロ検定自体わからないですよね。
とにかく、1分間に打つ文字数を意識している人が多いことに正直驚きました。確かに、ライターとしての仕事を時給換算しようとすると、ライティングの速さは大きく影響します。文字単価が同じでも、1時間に文字をたくさん打てれば高時給の割りがよい仕事になりますから。
でも、いくら速く打てても、誤字脱字だらけでは意味がない仕事ですから(私は徹夜が続くと、誤字脱字が増えて、承認者泣かせになっているようです)まずは正確に打つことが重要だと思います。慣れれば速く打てるようになるものですから、徐々にスピードアップして行けばいいのでは?と言うのが私の意見です。
実際、私以外のお2人も言っていましたが、文章を打っている時間よりも、情報集めしている時間の方が何倍も長いですから、打つ速さが速ければいいというものではありませんよ。ちなみに、私が1日で最高に打ったのは40000文字くらいです。さすがに、そのときは自分でも尋常ではない速さだと感じましたよ。
登壇者のやっていることはほぼ同じだった!
今回のパネルディスカッションでは私以外にSaqoooさんとにゃんこさんが登壇されました。3人とも仕事の取り組み方や段取りの仕方がよく似ていたので、誰かが最初に答えると、「以下同文」としか答えようがない質問もありました。
これまで、なかなか他のライターと話す機会がなかった私としては、同じようなやり方をしている人が他にもいることがわかって、正直ほっとしましたけれど、お2人はどう感じられたのでしょうか。話すのが上手なにゃんこさんと、ライティングスピードに悩む人の気持ちをよく理解しているSaqoooさんには、回答者として答える場面でいろいろと助けていただきました。この場を借りてお2人にお礼を言います。本当にありがとうございました。
▼サグーワークスオフ会の様子はこちらから
“うめこん”さんからひとこと
皆さんとお話しできて本当によかった!
- ニックネームしか知らなかった多くのライターと直接話すことができて本当に楽しかったです。
- プラチナライターの皆さんだけでなく、レギュラーライターの皆さんとも話せたのがよかったです。私がアドバイスできることはアドバイスさせてもらいました。
- こぶたの鉛筆に書いた記事を全部読んでくださっていた方、感想を聞かせてくださってありがとうございました。細かい部分までよく覚えてくださっていたので、ライター冥利に尽きます。これからも頑張って書きたいと思いました。
- また、皆さんと会える機会があればお会いしたいです。そのときにはスリムなうめこんになってお会いしたいと思います。
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みんなの感想文
はい・・・10人 / いいえ・・・0人
- ネットライターの仕事はどうしても孤独の作業というイメージがあったのですが、定期的にオフ会などライター同志でコミュニケーションが取れるイベントがあるのは魅力的だなと思います。私も機会があったらぜひ参加したいです。
- サグーワークスのオフ会には参加していないので当日にどのような話がされたのか少し知ることができました。文字を打つスピードは私も知りたいと感じていました。普段1人で仕事をしていると、他の人がどのように仕事をしているのかわからないのでオフ会で話が聞けるのはよいと思います。
- ワーカーたちと交流できるオフ会は貴重だと思います。一分間でどれだけ文字数を書けるかなど、書くスピードを意識させられたことや、稼いでるライターの方の仕事術を学べる場として、非常に有意義な機会だと感じました。
- 他の方と話すことで、自分の能力を知ることができます。私は、ライティングスピードが早くないので、他の方がどのくらいなのか気になりました。登壇者の話も興味深そうなので、次は参加できるように仕事を頑張りたいです。
- ライティングはスピードよりも正確さを重視し、情報収集に時間を割くというのはとても納得感があり、参考になりました。欲を言えば、他のプラチナライターの方とお話した内容について、もう少し詳しく紹介して欲しかったです。
- オフ会での会話の内容や参加者の態度など、臨場感が伝わってくる文章で良いと思います。また、様々なバックグラウンドを持つライターが仕事を得るために実践している事柄について、誰でも理解しやすいと感じました。
- 自分だけでなく、多くの人が文字を打つスピードを意識していることをこの記事を通じて知りました。そして、やはりスピードは記事を書く上で重要なのだと認識しました。でも、そのスピードよりも正確性の方がずっと重要であると改めてよくわかりました。最後に、いつかオフ会に参加できたらいいなと思います。
- ライティングスキルのうち、鍛えれば鍛える程速くなると思われる「タイピングのスピード」。頭で考える速さで指が動くというのは羨ましい限りです。「一分当たりいくらになるか」というコスト意識や作業効率について考えさせられました。
- ライターさんのオフ会、たのしそう!こういうお仕事の方たち同士って、普段あまり出会わないんじゃないでしょうか。良い意見交換ができたんでしょうね。私もタイピング自体のスピードは気にしたことはなかったです。やはり情報収集と誤字脱字チェックに時間がかかってしまいます。悩みは人それぞれなんですね。
- オフ会に参加すると、ライターの生の意見が聞けて良いなと思いました。他のライターさんがどういった考えで記事を作成しているのか、何に悩んでいるかなど、普段聞く機会がないんですよね。すごく参考になりそうです。