信頼関係を築けるクライアントに出会いたい!クライアントに求めるものは?

信頼関係を築けるクライアントに出会いたい!クライアントに求めるものは?

webライターとして仕事をするためには、どうしても仕事の依頼者であるクライアントや編集者とやりとりをしなければならない状況になりますよね。依頼者の中には「この人とはやりにくいな」と感じる方や、「この人が相手なら長期間の仕事もできそうだな」と感じるケースがあります。そこで今回は私のこれまでの経験をもとに、クライアントに求めることをまとめていきたいと思います。現在、どこか仕事にやりにくさを感じているwebライターの方はぜひ目を通してみてください。

連絡窓口がコロコロ変わるクライアントはやりにくい

webライターとして仕事をしていると、クライアントに直接会う機会はほとんどありません。特に私は海外駐在中のため電話でやりとりする機会もありませんから、連絡はメールやチャットワークなどの文章が基本になります。文章だけのやりとりになると、私もPC画面の向こうには実在の人間がいるという認識が薄くなりがちなので理解できないでもないのですが、クライアントによっては連絡窓口がコロコロ変わることがあります。

会社としてやりとりをしているので誰が窓口でも一緒と思われているかもしれませんが、正直なところ仕事の依頼内容の分かりやすさなどよりも、長く仕事を続ける上では長期間同じ方が窓口として対応してくれることの方がよほど重要だと私は考えています。

長くやりとりを続けていればメールだけの関係でも信頼関係が生まれますし、仕事内容に疑問点が出てきた時でも気軽に尋ねやすいですよね。またこちらも「相手の方はこちらの力量や状況を理解した上で依頼してくれている」と思えますから、新たな案件の依頼があった時も受けやすくなります。連絡窓口がコロコロ変わるクライアントに出会ったのは一度だけでしたが、結局単発のお仕事に終わってしまったのは信頼関係を築けなかったことに原因があったのだと思います。

要望をしっかり伝えてくれるお仕事は受けやすい

クライアントの中には「こんなイメージで記事を作って欲しい」という少しぼやけた内容で指示をくれる方がいます。例えば「健康や美容関連の記事ならなんでも良いのでこれだけの記事数を」という場合ですね。さらに「文字数も自由です」と言われてしまうと、少し依頼を受けるのをためらいます。というのは、ここまでライターにお任せの内容だと記事作成にどれくらいの時間がかかるか読めず、仕事のスケジュールがぐちゃぐちゃになってしまうためです。

そのため私の場合は「2,000文字の記事を10本、記事のキーワードはこれ、内容にはこんなことを盛り込んで欲しい」としっかり要望を伝えてくれた方が、仕事を受けやすくなります。お仕事の受注先が1つであればある程度ぼんやりした内容でも構わないのですが、仕事を受けている先が増えていくにつれスケジュール管理が難しくなりますから、どうしても所要時間を読みやすい仕事を優先的に受けるようになってしまうのですよね。

レスポンスが早いクライアントとは長い付き合いになりやすい

私の経験上、長い付き合いになるクライアントは全てレスポンスが早い場合ばかりでした。具体的には連絡手段が確立している、相談や質問に対するレスポンスが早い、記事の検収に要する時間が短いなどが挙げられますね。特に作成記事の内容に関する質問や相談に対してレスポンスが遅いと、相手からの返信が来るまで作業を保留せざるを得ませんから仕事の進め方にも影響が出てしまいます。また記事を納品してからあまりにも検収に時間をかけられてしまうと、こちらも作成した記事の内容を忘れていますので、修正作業にも余計な時間がかかることになります。そのようなレスポンスの遅さが続くとどうしてもそのクライアントからの仕事を避けがちになり、結局長い付き合いになりません。

仕事の依頼内容よりもいかに信頼関係が築けるかがポイント

私がクライアントに求めることは、仕事の依頼内容よりも信頼関係が築けるかどうか。仕事の依頼内容に疑問点があれば直接質問すれば良いだけの話だけですが、信頼関係はなかなか築けるものではありません。またフリーライターとしてスケジュール管理は常に頭を悩ませる大問題です。納期を守れるギリギリのところで仕事を受けている状況も多いため、その案件にどれだけの時間がかかるか読めないととてもお仕事の受注に踏み切ることができませんよね。

私もクライアントからの連絡にはできるだけ早く返信する、疑問点などは早めに解決する、仕事は納期前に修正まで終わらせられるように納品するなど、クライアント側もスケジュール調整しやすいように心がけています。お互いに相手が実在の人間だということを忘れず、信頼関係を築きながら仕事を続けられれば、きっと良い仕事にもつながるのではないかと思います。

こぶたのまとめ

  • クライアントに求めるのは、仕事の依頼内容よりも信頼関係を築ける対応をしてもらえるかどうか。
  • 案件の所要時間が読みやすい依頼をしてくれるクライアントの仕事は受注しやすい。
  • レスポンスの早さは、信頼関係を築くためだけではなく、仕事を効率的に行うためにも大切。

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みんなの感想文

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  • インターネット上の付き合いだけでクライアントさんを見分けるのは難しいだろうと思っていたのですが、色々と吟味できる方法があると知り目からウロコでした。信頼関係が大事だと思うので今後も一つ一つの案件を大切にしていきたいです。
  • ライターにとってどのようなクライアントが長く付き合えるのかは要点を押さえているのでよく分かりました。一方で最初に否定してから結論を述べる、読点が多いなど一部ライターの癖とも呼べる箇所があり読みづらいようにも感じます。
  • クラウドソーシングは、相手の顔が見えなくても信頼関係は大事だと感じます。返事が早い程、お互いにやる気があるのだと分かって今後長い付き合いになっていくという点が勉強になります。仕事は信頼も重要なので、肝に銘じたいです。
  • クライアントさんと長く仕事を続けるためには、いかに信頼関係が築けるかがポイントだと思うので単に高単価だからという理由で選ばずにしっかりと連携が取れて相談できるクライアントさんにお世話になりたいなと感じました。
  • まだライターになったばかりで、直接クライアントとやり取りするような事はありませんでした。この記事でどういったクライアントが良いのか、どうやって信頼関係を築けば良いのかが分かり、とても参考になりました。仕事内容だけでなく、クライアントもしっかり見ないとダメなんですね。
  • ライターをする上で、窓口が定まっていると長くつづけやすい、信頼しやすいということは初めて知りました。私も、ぼんやりとした要望よりも要望を詳しく提示してくれるクライアントさんは、ライティングしやすいので良いと思います。
  • なかなか良いクライアントが見つからなくて、ちょうど困っていたんですよね。クライアントに何を求めたら良いのかはっきりしなかったので、すごく参考になりました。やっぱりレスポンスが早かったり、要望がはっきりしているのって大事ですね。私も良いクライアントに巡り合えるように頑張ります。
  • これから本格的にライターの仕事をしようと思っていたので、クライアントの選び方はすごく参考になりました。私の場合単価の高さや、案件の楽さばかりに目がいっていたのですが、こういう事にも注目した方が良いんですね。
  • 納期を守ることや、レスポンスが早いということの重要性を再認識しました。常に相手の立場に立って考え行動するという点は、ライターとして文章を書く際にも大切だと感じました。身勝手な文章を書かず、読み手が何を知りたいか、望んでいるかを考えながら書けるように努めます。
  • 何度かクライアントと直接やり取りする事があったのですが、なかなか自分に合うクライアントと出会えませんでした。やっぱり、どういうクライアントと巡り合うかって大切ですね。今度からは単価だけに注目しないで、レスポンスが早いなど窓口の対応が良いクライアントを探してみようと思いました。
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