ブログで稼ぎたい人の思考を鍛えてくれる一冊!

ブログで稼ぎたい人の思考を鍛えてくれる一冊!

ライターが文章力を鍛える場所として、また、副収入を得られる場所としてブログは貴重なツールです。中にはブログでの収入が生活の中心になっている人もいますが、どうすればネタに困らずに人気ブログを運営できるのでしょうか。『ブログ記事の作り方: ネタにこまらない発想力の鍛え方』をおすすめに選んだのは、ブログの更新を増やし、内容も面白くする簡単な方法を読みやすい文章で解説してくれているからです。

ブログが書かれるまでの段階を知る

本書では、ブログのネタに困らない人には発想のパターンがあると主張されています。パターンが決まっているからこそ、どんな物に触れてもパターンに当てはめて、記事を思いつくことができるというのです。そう言われても実際にブログの更新をてこずっている人たちからすると、ピンとこないのではないでしょうか。そこで、本書はブログの題材を見つけ、記事が執筆されるまでの段階を4つに分けて説明してくれます。「取り上げる題材を思いつく/指示される 」、「その題材の切り口を考える」、「記事のパターンにあてはめる」、「執筆する」、この4段階を無意識のうちにブロガーはこなしていると本書は説きます。

しかし、更新に困っている人は「題材を思いつく」ことと「執筆する」ことは得意でも他の2つがおざなりになっている可能性が高いのです。常に新しい題材を追い求め、新しい切り口でブログを書こうとすれば、執筆は確かにたいへんでしょう。しかし、同じ題材を違う切り口で何回も書いてみると、途端に題材探しの手間が省けます。そのうえ、自分の得意の文章パターンを自覚していれば、執筆時間も短くなり、ブログの更新が楽になるのです。まさに目から鱗の発見だといえるでしょう。

執筆のサポートになるアイディアがたくさん

本書はブログに悩んでいるライターの心を軽くしてくれるようなアドバイスや、執筆のサポートになるアイディアが満載です。たとえば、「植物」ではなくて「作物」を書こう、というアドバイスです。この違いは何かというと、「植物」とはありのままの姿、「作物」とは人間の手が加えられた姿を意味します。物事をありのまま書いても、読者は興味をそそられません。時事問題についてならニュースを見ればいいし、CDや映画についてなら自分で鑑賞したほうが良いからです。しかし、そこにライターの手が加わり、独特の切り口があれば読者を引きつけられます。「こんな考え方があったのか」と驚きを与え、楽しませることができるでしょう。人気ブログに共通しているのは、そんな切り口のテクニックなのです。

「ネタがなければ作ればいい」というアイディアもライターにとっては参考になるでしょう。ブログのネタを探すことで外出したり、今までしてこなかった経験を積むようになったりすれば、経験も増えてライターとしてステップアップできるので一石二鳥です。ブログについて深く考えると、ライターの生活にも充実感が強くなっていくのです。

ブログに手を焼いているライター必読

ブログを開設してみたはいいものの、思うように盛り上がらない、そんな悩みを抱えたライターに本書を読んでほしいと願います。ライターを目指す人たちは文章力に自信があり、人よりも完成度の高い記事を書くことが可能です。しかし、それと面白いブログを運営することは別の話で、ただ上手なだけではない文章が人気ブログになるためには求められるのです。本書を読んで「なるほど」と思ったライターはさっそく、自分のブログと本書の内容を比較してみましょう。きっと改善するべきポイントがいくつか見つかるのではないでしょうか。そして、今度は本書の内容を実践してみることが肝心です。わずかな思考の転換と努力次第で、人気ブログへの道は見えてくるのです。

今回紹介した本について

  1. 書籍名:ブログ記事の作り方: ネタにこまらない発想力の鍛え方
  2. 著作者:RJラボ

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みんなの感想文

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  • 自身もブログを開設しているため、どのような記事を書けば読者から関心を持ってもらうことができるか分かりました。これからは面白いブログを開設している人を参考にすることで、文章の質を高めてゆきたいと思いっています。
  • ブログライターとして稼ぐことに憧れていたので、コンテンツの選び方や記事の作り方について学べてよかったです。特に、読み手に伝わりやすい文章を作るために、同じような立場の人の文章を参考にすることが大事だと分かりました。
  • 一口にライターになる、と言って書きたいことがあったとしても、何から始めるか、それさえ分からない人は多いと思われます。そういった人の為のアイディアの文章化の手ほどき本として、この書物が役に立つことを、その理由も挙げてよくアピールしていると感じました。
  • 紹介されている「ブログ記事の作り方」を是非読ませて頂きたいと思いました。題材やテーマが決まっていても読み手が引込まれるような記事を書かないと当然読んではもらえないので、切り口や視点を変えてみるというのを改めて意識したいです。
  • 今までブログは上手く書けそうにないという苦手意識を持っていました。しかしこの記事を読んでブログを書き上げるまでの四つの段階や切り口などに触れるうちに、もしかしたら書けるかもしれないという気持ちへと変化してきています。他にもアイディアが沢山ありそうなので、紹介されている本も読んでみようと思いました。
  • ブログは読んだ人からのコメントなどもあり、しっかり書くとなると難しいと思います。私は、ブログはあまりやっていませんが、文章力を上げるためにも読んでみたいと思いました。執筆のサポートになることも書いてあるようなので、参考にしたいと思います。
  • ブログライターになりたいとは思いませんが、文章を書く仕事にとってもこの本は役に立つと思います。物事をどのような切り口で伝えるのかを考えることは、どんな文章を書く場合でも大切だとわかりました。少しでも良い文章を書くための心構えにしたいです。
  • 最近ブログを始めたんですが、なかなか何を書いたら良いか分からず、更新が滞ってしまうんですよね。この本を読めば、すごく参考になりそうなので購入したいと思いました。ブログはスキルアップにも、副収入にもなるので頑張りたいです。
  • 毎日のようにブログを更新することは、思ったよりずっと大変です。書かなければ収入を得ることが出来ないので、どうすれば上手く執筆できるのか、多くの方にブログを読んでもらえるのかが知りたいので、この本を読んでみたいと思いました。
  • ブログを開設してはいますが、テーマの決まったひとつの記事を書くのとは勝手が違い、題材が思いつかなかったり、ブログとしての書き方が分からなかったりと、悩んでいました。ブログを書くためのアイデアがたくさん詰まっているようなので、おすすめの本を読んでみようと思います。
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