保活に失敗?退職するなら在宅ワークを始めよう!

保活に失敗?退職するなら在宅ワークを始めよう!

どんなに入念に準備しても勝てるとは限らないのが保活です。毎年のように「保育園落ちた!」「退職しかない!」と悲痛な叫びが聞かれますが、落胆しないでください。退職するなら、自宅で都合のいい時間に自分で選んだ仕事をする「在宅ワーク」を始めましょう! 自分に合った働き方を実現できるクラウドソーシングを活用した在宅ワークを紹介します。

クラウドソーシングを使って、今すぐスタート!

クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と、仕事を請けたい人を引き合わせてくれるサービスです。複数のサイトがあり、無料で利用できる上、会員登録した瞬間から働き始められます。

仕事の内容は、プログラミング、会社のロゴ作成、ウェブサイトデザイン、ライティングなど多種多様です。中でも、ライティングは初めての人でもチャレンジしやすいのでお勧めです。ライティングというと1,000文字以上の記事をたくさん作成しないといけないイメージがあるかもしれません。しかし、キュレーションサイト掲載記事、ブログ、商品紹介記事など、ジャンルや内容が多岐に渡ります。使用経験のある商品の口コミだって仕事になりますよ。

クラウドソーシングサービスを活用し、通勤時間ゼロ、始業時間も就業時間もない、自分で選んだ仕事を都合のいい時にやる。これなら、育児を優先し、自分時間を確保しながら働けますよね。保活に破れたママには、とても魅力的な働き方と言えるでしょう。

在宅ワークでも認可保育園は申請できる

自宅で仕事をして収入を得ている人は「事業を営んでいること」になります。自分が社長兼社員の会社を営んでいると思ってください。例え退職した人でも在宅ワークをしているなら「就労中」です。自宅にいると保育園の利用ができないと思ってしまうかもしれません。しかし、クラウドソーシングなどを活用して在宅ワークしている場合「居宅内就労している」という形で認可保育園の入園を申請できます。自治体によっては「居宅外就労」も「居宅内就労」も、基礎点数は同じケースがあります。少し得した気分になりませんか?

保育園は園児の年齢があがればあがるほど、保育士1人が担当できる園児の数が増えていきます。申請を出し続けておけば、入園できる可能性があります。諦めずに書類を出し続けましょう。

在宅ワークに必要な税務署の手続きは簡単

自宅で仕事をして収入を得る人は「個人事業主」になります。税務署に「個人事業の開業届出」を提出しなければなりません。でも、手続きはとても簡単です。

まず、国税庁のHPから「個人事業の開業・廃業等届出書」ダウンロードして必要事項を書き込みましょう。そして1枚コピーし、合計2枚を自分が住んでいる地域を管轄する税務署に提出します。直接、税務署へ行って書類をもらい、その場で書いても大丈夫です。提出すれば、受付印を押してコピーの方を返してくれます。この届出の控えは、個人事業主として在宅ワークをしている証明に使えます。認可保育園に在宅ワークしていることを証明する書類として使えますから、保管しておきましょう。他にも、屋号名で銀行口座を作りたい時に必要になることもあります。なくさないようにしてください。

確定申告を青色申告にすれば節税効果が大きい

自宅で仕事をして収入を得ている場合、1/1~12/31の1年間の収支をまとめて確定申告しなければなりません。確定申告の方法は白色申告と青色申告の2種類ありますが、ぜひ青色申告を選んでください。青色申告を選んだ方がいい主な理由は次のとおりです。

  • 昔は白色申告だと帳簿が不要で申告が簡単と言われたが、今は白色申告も帳簿が必要
  • 青色申告の場合、帳簿を簡易簿記方式で作れば10万円、複式簿記方式なら65万円の特別控除を受けられる
  • 自宅を職場とした場合、光熱費などの一部を経費として計上できる

同じ帳簿を作るのであれば、お得な方がいいですよね。白色申告ではなく青色申告、それも65万円の控除が受けられる複式簿記方式を選びましょう。「複式簿記は簿記の知識や経理の経験がなければ難しい」と思われがちです。しかし、今は自動で帳簿を作成してくれる会計ソフトがあり、確定申告書類まで簡単に作れます。なお、青色申告を希望する場合は、青色申告承認申請書を税務署に提出しておく必要があります。個人事業の開業届出と一緒に出しておきましょう。

保活失敗は働き方を変えるいいキッカケです

保活に失敗して退職する方は落ち込んだり、辛い思いをするかもしれません。ですが、今は自宅でも簡単に仕事ができる時代です。クラウドソーシングを活用し、好きな時間に自分が選んだ仕事をする、新しい働き方をスタートさせましょう。

会社で働いていなくても在宅ワークをしていれば就労中です。居宅内就労という形で認可保育園に入園希望を出し、入園のチャンスを待つことができます。育児と仕事を両立しながら、自分時間も持てる、自由度の高いオーダーメイドの働き方に目を向けてみませんか?

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みんなの感想文

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  • 自宅で仕事をして収入を得ると、「個人事業主」になることを初めて知りました。その際の開業届の仕方が記載されていたのでとても参考になりました。また、確定申告をすると光熱費などが経費として計上でき、節税ができるというのも有効な情報でした。
  • まだ認可保育園や青色申告などは必要な状況ではないのですが、それぞれの申請方法が詳しく書かれていて参考になりました。特に在宅ワークであっても認可保育園への申請ができるというのは、働くママさんにとって心強いと感じました。
  • 最初に保活についての簡単な説明があるのが良かったです。在宅ワークの利点がしっかり把握できます、そのために行う流れも簡単に説明されていてなるほどと思いました。確定申告で悩みそうな青色と白色の申告の違いもありがたい情報ですね。
  • やはり自分に合う環境で仕事が行えるのが在宅ライターの大きなメリットですよね。在宅ワークでも許可保育園が申請可能で、手続きも簡単なことが分かりました。保活に失敗する方は多くいると思うので、在宅ワークがそういった悩みを救うかもしれません。
  • 在宅ワークでも保育園の申請ができることをまったく知りませんでした。子育て真っ最中の方には、是非読んでいただきたい記事だと思いました。在宅ワークは通勤時間が不要ですし、積極的におすすめしたい働き方です。
  • 在宅ワークでも認可保育園は申請出来るのですね。近年は、在宅でフリーランスとして働く人が増えてきているので、国も理解してくれている事が分かります。ライターとして活動していたい主婦にもこれは嬉しい情報です。
  • 在宅ワークを行っていても認可保育園の申請が可能なことは知りませんでしたので、とても役に立ちました。無料で登録できてすぐにでも始められるのであれば、是非とも利用したいと考えています。結婚前の事務職の経験が役に立ちそうです。
  • 今まさに子育て中なのでよい勉強になりました。クラウドソーシング、聞いたことはありましたがどんなものなのかよく分かっていませんでしたが記事を読みよく理解ができました。パソコンさえあれば自宅で仕事ができるのはとても魅力的です。
  • 在宅ワークは世間に浸透しつつありますが、私は税務署の手続きや確定申告に関しては曖昧でいたので、再確認したいと感じる内容でした。また、保活で失敗したからと立ち止まるのではなく、前向きに切り替えてみることも一つの方法だなと感じました。常にアンテナを張って今出来ることから取り組みたいです。
  • この記事を拝読して、自分が若い頃にも在宅ワークが広がっていたら良かったのに、と思いました。あの頃、お金を稼ぎたくても、インターネットが普及していなくてパートに出るしかありませんでした。この記事には税務署への申告方法なども載っていますので、若いママさんたちはどんどん参考にしてチャレンジして欲しいです。
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