ライター必見!読んで実践すれば必ず文章が上手くなるライティングの名著を厳選!

ライター必見!読んで実践すれば必ず文章が上手くなるライティングの名著を厳選!

ライターであるならば文章作成に関するテクニックや知識について一度は興味をもったことがあるはずです。勉強をしたかどうかは別としても、今以上に人に伝わる文章が書けたらという願いや、文章を書くのに時間が掛かってしまう、全体を通して綺麗な流れの文章が書けない、などといった悩みを抱えている人も多いことでしょう。

そんな人は是非一度市販されている本でライティングを勉強してみてください。ここではライターにおすすめのライティング関連書籍を取り上げます。読んで納得するだけでなく、読後にしっかりと使えるスキルとして身に付けることができる書籍を厳選しました。

読み手に伝わる文章の基本を作り上げる『理科系の作文技術』

文章を書くうえで専門のライターにとって一番重要なことはなんでしょうか。文章の技術やテクニックなども勿論重要ですが、もっとも大切なことは相手にしっかりと伝わる日本語の使い方ができているかどうかです。意味の伝わる正しい文章が書けず、小手先のテクニックだけ学んでいても結局は読み手が理解できない支離滅裂で読みにくい文章しか出来上がりません。

理科系の作文技術』はそんな基本的な文章の作り方を学べる本です。『理科系の』というタイトルがついているだけあって、論理的な文章の構成ができるようになるのが本書の目的です。数学や物理などでは数式などを扱いますが、この数字の世界では人間の話す言語よりも、より厳格な論理構成が求められます。一連の数式や議論の中で、論理的な破たんは少しも許されないというところに理系の特徴があるといえるでしょう。そんな理系の人に向けた文章作成術は、論理的な文章構成を身に付けたいというライターの方にもおすすめできる一冊です。本書は1981に初版が出された古い本ではありますが、今なお色褪せない名著だといえま
す。

文章を書き始めるための実践的ノウハウが満載『「超」文章法』

「超」文章法』は超整理シリーズでもお馴染みの野口悠紀雄氏が書いたライティング本です。本書では、文章を誰に向けて書いているのか?ということやメッセージを明確にすることの大切さ、単純明快な文章を作るコツなどについて書かれています。ここで解説されている文章作成技術はどれも基本的なことであり、プロのライターであるならば誰でもやっていることです。そのため、人によっては目新しいことがなく、評価できないという人もいますが、実際にこれらのテクニックを実践できる人がどれだけいるでしょうか。

仮に、この本の内容を完全に理解し、実践できているのであれば、その知識の下に作られた文章はもはやプロレベルでしょう。『知ってはいるけど使えていない』そんな知識を再認識させ、実践できるレベルまでに昇華させてくれるところに本書の魅力はあります。文章作成中の推敲の重要性や実践することの大切さはその典型ですね。

ライティングに対して自信を付けることができる

『「超」文章法』を読めば自然と理解できることですが、本を読んでいてもそれだけでは文章が上手くなることはあり得ません。まずは書き始めることが何よりも重要です。その数多くの執筆経験の中で、実際にこれらのテクニックを実践し、活用することで本当の力が身に付きます。ライティングに対して抵抗感のある人や、軸となる確固たる知識がなくて不安という方はこれらの本を読むことで文章作成に今以上の自信がつくことでしょう。

今回紹介した本について

  1. 書籍名:理科系の作文技術
  2. 著作者:木下 是雄
  1. 書籍名:「超」文章法
  2. 著作者:野口 悠紀雄

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みんなの感想文

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  • ライティング初心者で文章作成に関するテクニックが分からないので、基本的な文章の作り方を学べる本があると分かり興味を持ちました。『「超」文章法』を手に入れてテクニックや知識を身に付けたいと思っています。
  • 「『超』文章法」については目を通したことがありますが、「理科系の作文技術」については読んだことがなかったので、ぜひ読んでみたいと思いました。このような参考書についてもっと紹介してもらいたいと思いました。
  • 文章作成のスキルを上げるには本を読むのがいいという記事をよく見ますが本にまったく詳しくないので「超、文章法」という本を勧めてもらいとても助かりました。内容もライターのためになることばかりでこれを読めば自信にも繋がると感じました。
  • ライティングの技術を上げるためにはたくさんの参考書籍があると知り、自分もすぐに書店で購入したいなと思いました。しかし特定の分野に固執するのではなく、様々な分野、作家と触れ合い見識を広めていければいいなと思いました。
  • ライティングを行う上で重要なのはやはり読み手にいかにうまく伝えるかであると考えます。今回の記事では表現力を高めるための著書がいくつか紹介されていました。そういった本を読んで勉強していくことがライターとして大成するためにも必要なスキルを身に着けることができるのではないかと考えます。
  • なるほど。論理的な文章、特に「理科系の作文技術」は学校で叩き込まれたはず(理学部だったので)ですが、改めて読んでみたくなりました。「『超』文章法」の方は、そんなのあったの?といった具合です。それで、両方とも早速ネットで注文してしまいました。
  • わたしは自分のライティングに対してもっと自信を持ちたいと思っているのですが、今回の記事を読んで本を購入して基礎から学び直そうと思いました。色んなテクニックを身に付けて、上手に自分の文章の中で応用していきたいです。
  • ライティングにも参考とすべき本があることに恥ずかしながら驚きました。これからは紹介してあった本を参考にしたいと思います。また、記事にも合ったように何事も実践が大切なのでよりたくさん文章を書いていきたいです!
  • 時代の流れのせいか、最近ではweb文章をうまく書く為にライティング専門の著書も多いようですね。こちらで紹介された2種類の著書もライターの方には人気があるようですので、自分も文章スキルを上げる為にも購入しようと思います。
  • 知らない本ばかりだったので、読んでみたいなと思いました。特に私は理系出身なので、理系の人向けの本が紹介されていてうれしいです。理系の論文と、ライターの仕事で書く文章では異なることも多いので、この本で勉強したいと思います。
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