副業の税金についての知識は、しっかり持っておきましょう!

ネットで稼いだ副業の収入。申告してくださいと役所から連絡がないから、申告しなくても大丈夫。なんてことは全然ありません。
たとえインターネットで稼いだ収入であっても、税務上の所得に当たります。そのため当然、申告と納税が必要です。

副業で税金が発生する場合

とはいえ、インターネットで少しでもお金を稼いだら、すべて申告しなければいけないのかと言われれば、そんなことはありません。

申告が必要になるのは、専業で年間38万円を超える所得がある人や、給与をもらいながらも他に20万円を超える所得がある人です。

上記に当てはまる場合は、確定申告を忘れないように気をつけてください。申告を怠ると、税務署が調査をしてくることも。そうなると、事業内容の説明を過去にさかのぼって伝えることになります。さらに、他に収入が無いのかと追求されるでしょう。

申告をしないと、このようなリスクがあるので、忘れず堂々と申告・納税をするようにしてください。

ただし、ポイントサイトやサグーワークスのように、ポイントで報酬が入るタイプのサービスだと、「懸賞付き広告」という扱いになり、所得には含まれないケースもあります。その場合は、年間の所得とは別の扱いになるため、申告の必要がありません。

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所得税以外に支払う税金について

税金と言えば一番に思い浮かぶのが所得税ですが、これ以外にも納める必要のある税金があります。副業を始める前に理解をしておくことが必要でしょう。

所得税以外に払う税金のひとつは、住民税です。住民税は、前年の収入の10%に加えて、地域ごとに決まった金額を足したものを支払います。
会社員であれば、給与から天引きされる形で支払っている人がほとんどですが、そうではなく自ら支払う方法も選択できます。その場合は特別区民税・都民税納税通知書が6月に届き、1年分の税額を4等分して次の月までに納めることになるのです。

その他には、市町村の健康保険なども税金に近い存在です。これも所得によって金額が計算されます。計算方法は、自分で住んでいる地域によって異なります。会社員であれば、厚生年金として給与から天引きされることがほとんどですが、自営業としてやっている場合は、自分で払う必要があるので、忘れないようにしましょう。

ちなみに、団体が運営する国民健康保険組合というものに加入すると安くなる場合もあります。

税法上は副業という区分は無い

副業の種類や、得た副収入の性質により○○所得という区分に分けることになります。この所得区分の違いにより、税金の算式や税率も変わってきます。例えば本業とは別にアルバイトをしている人については、給与所得になります。

税額計算は、正社員分の年収とアルバイト分の年収を合計してから、その年収に応じた給与所得を算定するということになります。

また、サラリーマンが株取引をした場合には、譲渡所得や配当所得という扱いになります。そのため、株の売買をしたタイミングでは譲渡所得という扱いになりますが、配当金を得たタイミングでは、配当所得の基本算式や特例について調べて、確定申告が必要かどうかの判断をする必要があります。

ネット副業をしているとどうなるの?

ではインターネットでの副業はどんな区分になるのでしょうか。ネット副業は、雑所得という区分に含まれることが大半です。サラリーマンが休日や勤務時間外に、オークションに出品して収入を得たり、アフィリエイト収入を得た場合も、その収入が小遣い稼ぎ程度なら、雑所得として扱われることになります。

さて、ここで税金の話に戻しますが、ライターとしてライティングで収入を得た場合も、1年間の収入の合計が20万円以上なら、税金を納めることになります。ただし、場合によってはクライアントによって源泉徴収された状態で報酬が支払われることもあります。源泉徴収とは、あらかじめ支払う必要のある税金を引いた形で、報酬が支払われることを言います。

支払われた報酬が源泉徴収されたものかどうかは、請求額との差異でわかりますが、不安な場合はちゃんとクライアントに問い合わせましょう。もし源泉徴収されていないのなら、その分は確定申告しなければいけません。源泉徴収されていないことを知りながら申告を怠ると、追徴課税などの対象になることもあるので気をつけましょう。

また、Webライターとして開業届や青色申告承認申請書を前の年に提出してある人なら、必ず確定申告が必要になります。

税金の範囲内で働くかを決める必要性

主婦であれば、夫の扶養の範囲内で働いた方が結果的に家に入るお金が多くなることもあります。扶養には税金上の扶養と健康保険の扶養があるので、混同しないように気をつけてください。

税金上の扶養に入るには1月から12月までの収入が103万円以下であることが必要です。一方、健康保険の扶養は、通常1年間に換算して、収入が130円万未満の必要があります。

夫の会社で家族手当や扶養手当が支給されている場合は、103万円もしくは130万円を超えると支給されなくなるでしょう。扶養を超えて働くのなら、とことん稼ぐ!という気持ちで働かなければ、結果的に損をする事にもなりかねません。
扶養に入るか、それを超えるかは、よくよく考えて選択するようにしましょう。

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みんなの感想文

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  • 毎年、確定申告をしているのですが、源泉徴収が出ない分は毎回悩みます。一番知りたかったのは、この「サグーワークス」の報酬はどうなのか、という部分でしたが、ポイントなので申告はいらないのでしょうか。とりあえずはどうなってもいいように、必要経費の領収書などは集めて置くようにしたいと思います。
  • 正直、副業に対する税金についてはあまり考えたことがなかったので、この記事はとても参考にさせてもらいました。ただ稼いだ金額により申告の有無が異なることが分かったので、自分も上手にコントロールしたいと思いました。
  • 私自身、ライティングを副業として行っているのですが、税金についてよくわかっていなかったのでとても勉強になりました。この記事だけでも、とても分かりやすく勉強になりましたが、自分なりにもっと勉強していこうと思えました。
  • 副業をする以上は税金について知っておくことは当然のことなので、ごくごく当たり前のことについて書かれている印象でした。しかし、税金についてはややこしいところが非常に多いので、勉強するきっかけとしてはいい記事だと思います。
  • 副業の制限や税金については、私も前々から気になっていて、自分なりに何度か調べたことがあります。私は副業として、ライティングの他にオークション出品もしているので、20万円を超えないようにと計算しながら少しずつやっています。超えてしまうと申告する作業が面倒かなと感じています。
  • 副業をしていく上で、税金のことは自分で行わないといけません。ですがなかなか詳しく記載されている記事がないので確定申告に不安を持っていました。副業でどの程度稼いだら課税されるのかが分かり、参考になりました。
  • この記事のタイトルを見た時にドキッとしてしまいました。隙間時間でお小遣いが稼げればいいなと思い、始めたので税を払わなくてはいけないことを知らなかったからです。私は、そんなに稼げていないので大丈夫でしたが、知らず知らずのうちに規定を超えてしまうことがあると怖いので知ることができて良かったです。
  • 知らず知らずのうちに税を払わなくてはいけなくなることを知らなかったのでタメになりました。自分の知らないうちに払わなければいけない税が発生していてトラブルになったりしたら怖いので、今回知ることが出来て良かったと思いました。
  • 私は専業主婦で、夫に内緒でほんの少しのおこずかい稼ぎのつもりでしています。ですから、確定申告をしなければならないのははっきり言って困るな、と思っていました。今回これを読んで、今の所確定申告の必要性が無いことがわかって少しほっとしています。
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