フリーランスはどこまで可能?収入の相場はどれくらい?

フリーランスはどこまで可能?収入の相場はどれくらい?

時間に拘束されにくい自由な働き方のひとつに、フリーランスがあります。フリーランスを選ぶ人の事情はいくつか考えられますが、終身雇用という概念が崩れてしまった現代では、理想的な働き方のひとつではないでしょうか。家事や育児、介護など事情を抱える人にとっても、仕事との両立をはかることは最優先したいことです。フリーランスでライターを目指した場合の可能な収入や、仕事の取り方、心構えなどをまとめてみました。

フリーランスでライターになるには?

実際にフリーランスで活動している人のなかには、以前会社員として何処かに勤務して、執筆や編集の仕事をしていた人も多いようです。勤務しながら実績と人脈を身に付け、それを武器にして独立する人もいます。フリーランスとしてはじめるには、法人のように難しい手続きや制限は特にありませんが、特定の住所と連絡先、そして利用できるネット環境があることが必須条件になります。自宅でそのままはじめれば、無駄もありません。あとはパソコンがあれば、ライターの仕事はできます。ネットが可能という意味では、スマホ人口も増えていますが、長い文章を打つことも多くなるので、パソコンを利用するのが一般的です。

また、委託先を見つける時にも、作業環境の条件としてパソコン使用を求めてくるクライアントはたくさんいます。スマホで作業する試みを行っているクラウドも出てきていますし、閲覧や簡単な作業なら可能な部分はありますが、ライターを仕事にするならスマホでの対応はまだ現実的ではない、と思って間違いないでしょう。また、ワードやエクセル、パワーポイントなどが使用できると、仕事の幅も広がります。経験の有無を問わず、はじめはクラウドソーシングに登録すると、仕事のきっかけが掴みやすくなります。

フリーランスとして仕事を得るコツ

クラウドソーシングに登録するのもおすすめですが、いろいろなタイプや特徴があります。扱っている仕事も、ライティングだけとは限りません。ネットで検索し、いくつかのクラウドソーシングの特徴や方向性、仕事量や単価の傾向などをチェックしてみましょう。そこで気になったところに、登録してみればいいのです。複数やってみて絞っていく方法もあります。

特に、未経験者で文章の書き方を学びたい人は、文章を書くことに特化したサイトを選ぶと、仕事をしながらスキルアップもできます。多少でも経験があれば、委託契約できるところを見つけて応募してみましょう。空き時間を利用して企業が出している専属ライターや、在宅ライターの求人を探していけば、安定収入に近づくこともできます。普段はクラウドソーシングで記事を書いていても、何処か1社でも専属の仕事を持っていると、それだけで強みになります。また、複数持っていると報酬を振り込まれる時期にばらつきが出るので、支払いで助かることもあります。はじめは単価の低いものをたくさん書くことから始めるライターは多いものです。めげてしまうこともありますが、続けていると確実に力がつき、次のステップにいけます。

生活できる?フリーライターの収入相場は?

目的によって、収入は分かれるようです。空き時間にお小遣い稼ぎという人であれば、月に2~3万円という人も見かけます。本業で足りない部分を副業として補うのが目的なら、記事数をこなして月収10万円前後という人も少なくありません。ライターを本業に絞り、1日のなかの多くの時間を費やせるなら、月収20万円から50万円前後の金額は得られるようです。フリーランスである以上、月収30万円以上確保できるのが理想的ですが、仕事の取り方次第では十分生活できるレベルにいくことは可能といえます。

また、記事だけにとどまらず、小説を書ける人なら違う可能性も見えてきます。電子書籍の需要が高まっていることもあり、ネットで簡単に自分のオリジナル作品の出版ができるのです。もちろん、ラノベ小説などで作家デビューする人もいます。ライターとしてwebを中心に記事を書きながら、空き時間に電子書籍の出版や作家デビューのための作品応募に挑戦してみるのもいいでしょう。電子書籍は、ワードで原稿が作れればアップロードが簡単にできます。ロイヤリティも、紙本が売値の僅か10%なのに対して、電子書籍は70%という高さです。有名作家ではなくても、月数千円から数万円の報酬を得る人もいます。

自己管理ができることも必要

ライターに限ったことではありませんが、フリーランスになるには相応の素質も必要です。もちろん、その仕事が得意であることは大前提ですが、それだけでは無理なことがあります。1番求められるのは、責任感があることと自己管理ができることです。仕事をしっかり納期に間に合わせることは第1ですが、拘束されない分、時間配分や収入の管理なども自分ですべて行うことになります。仕事に穴をあけずに遂行するためには、健康管理も不可欠です。連絡が取れなくなってしまったり仕事が遅れてしまったりしないよう、自己管理がしっかりできることも、フリーランスでライターを目指すには必要で重要な素質のひとつであると考えましょう。

この記事をシェアする

みんなの感想文

この記事は役立ちましたか?
はい・・・10人 / いいえ・・・0人
  • 自分はまだライティングを始めて日が浅いので、どのような気構えが稼ぐために必要なのかが分かりました。また、友達が小説を書いているので電子書籍の話をしてみたいと思いました。関連するお勧め記事が、さらに私にとって有意義な情報だと思いました。頑張りたいです。
  • フリーランスでライターの仕事を得るにあたり、目的に応じて自由に稼げることが大きな魅力だと感じました。ただ、ライターでも責任感のある仕事には変わりないのでいいかげんな気持ちでは駄目ですし、自己管理も出来ないようでは続けるのは難しいということが身に染みて分かりました。
  • フリーライターについて仕事を得るためのコツがとても分かりやすく、まだまだ未経験の私にとって、参考にしなければならない部分がたくさんありました。フリーランスになるには、自己管理をしっかりし頑張っていきたいと思いました。
  • いずれ目指したいという気持ちもあり、しかし決して甘くない世界なのもわかっています。その憧れの部分も厳しい部分もしっかり教えてくれる良い記事でした。厳しいところばかりを見ているのも良くないのですが、それでもきちんと意識していようと思います。
  • ライターでフリーランス、憧れます。いずれはフリーライターになりたいのですが、生活できるか不安があります。収入の相場など詳しく書かれており、仕事の取り方次第で十分生活ができると知り、安心しました。自己管理がしっかりできるよう、気を付けていこうと思います。
  • 私は、少しでも家計の足しになるならと記事を書いていますが、自由になる時間はしっかりあります。これだけでよいと妥協している自分もいましたが、向上心を持ち、記事数を増やしていきたいと感じました。同時にスキルアップ、自己管理を徹底したいと思います。
  • 前々から、自分以外のライターさんはどれくらい稼いでいるんだろうと興味津々でした。なかなか知る機会がないので、今回の情報はたいへん役に立ちました。わたしも、いつかは月に50万くらい稼げるようになれたらいいなあ。
  • フリーランスとして仕事を得ていく上では、まずは色々なサイトに登録するのが良いことがわかりました。それで絞り込みをしていけば、自分に合ったサイト、高収入サイトを見つけることができるのですね。目から鱗の情報をもらうことができて良かったです。
  • 今はまだ副業程度にしかできませんが、フリーライターを目指して頑張りたいと思っているので、具体的な仕事内容や収入が目に見えて参考になりました。今後スキルを磨きつつ、経験も積んでいき、人に伝える文章が書けるようになれたらと思いました。
  • フリーランスのライターさんも仕事を得るために様々な工夫をされていて、とても勉強になりました。拘束されない分、体調管理やスケジュール配分など大変な部分も多く、安易に目指してはいけない仕事だなと感じます。
ページトップへ戻る