『フリーライター』の仕事って何?気になるお仕事内容と稼ぎ方教えます!
フリーライターってなんだ!フリーライターの仕事を大解剖
フリーライターの仕事は、殺し屋とよく似ている――。
なぜなら、言い始めたその日から、誰でもなれる職業だからだ。
……とハードボイルド小説っぽくはじめてみましたが、まぁ、極端な話、フリーライターって、「僕、今日からフリーライターです!」って宣言してしまえば、誰でもなれるお仕事なんです。
警察に捕まる時にニュースキャスターが読み上げる「住所不定無職・自称フリーライターの」ってやつです。
別に、この業界誰でもフリーライターになれるし、「フリーライター検定」なんてものもないので、自由にはじめて、自由にやめられるという、"フリーダム"という意味で、フリーな業界なわけです。
まぁ、かく言う僕も、雑誌社ではなく、大手企業やウェブ上でのやり取りが多いので、正確には「フリーライター属ウェブライター科やまー」という分類になります。
それでは、そんなウェブライターよりのフリーライターの僕が「フリーライターってこんな仕事だよ!」というのを、ご紹介したいと思います。
フリーライターの仕事とは? とにかくなんでもやってます!
- ウェブサイト用の記事作成
- 書籍用の文章のリライト
- 企業パンフレット・リーフレットの作成
- 依頼企業の代わりに、書籍出版用の記事作成 など……
フリーライターの仕事は、ざっくり言うとこんな感じです。
とにかく取材して、文章を書くというのが、僕たちフリーライターのお仕事です。
ただ、執筆するものは色々で、お店の食べログだったり、旅行先の体験記だったり、企業広告用のパンフレットだったり、とにかく「文章」とつくもの作成ならば、フリーライターはなんにでも、関わることが出来ます。
現在、出版不況のため、雑誌社や書籍関係とほとんど関係がない僕のようなライターも増えているようですが、昔ながらのライターは、やはり"取材ありき、出版社ありき"のお仕事なので、日本の出版社のおよそ9割が集まる東京以外では、仕事にならないのがほとんどです。
さて、それでは、ご紹介したお仕事に関して、お金の稼ぎ方も含めて1つずつ紐解いて行きましょう。
ウェブサイト用の記事作成
今、僕の記事が掲載されている「こぶたの鉛筆」での仕事は、まさしく「webサイト用の記事作成」のお仕事です。
ウェブサイト上で人を惹きつけるために必要とされる記事を書くというお仕事で、サグーワークス上で作業出来る仕事のほとんどが、コレになります。
クライアントさまから「こんな記事書いて」と言われて、「へい」と2つ返事でお仕事を引き受け、ご依頼どおりの記事を納品して、お金をもらうと言う、サグーワークス上で記事を納品するのと、ほとんど変わらないお仕事です。
僕の仕事の半分以上はウェブサイト用の記事作成です。
書籍用の文章のリライト
フリーライターからすると「美味しい」仕事が、書籍用の文章のリライトです。
書籍用の文章というのは、多くはライターではなく、素人さんが書いているため、ゴーストライター的に素人さんが書いた記事を手直しし、読みやすい文章に変えるのが「書籍用の文章のリライト」です。
1から記事を執筆するのに比べれば、すでに書いてある記事を、ちょちょいと直すだけなので、単価の割に美味しい仕事です。
ただ出版社とのつながりや、同じフリーライターから振られない限りは、あまり頂けないお仕事になるので、ウェブライターのみの方が引き受けることは、マレかと……。
企業パンフレット・リーフレットの作成
こちらの仕事もフリーライターからすると「美味しい」仕事の一つです。
企業が宣伝したい商品や、企業自体のパンフレットを作成する際に「文章をこんな風に書いてください」と依頼されて、その通りにパンフレットに書くお仕事です。
出版社を通さないことがほとんどなので、中間手数料がなく、ストレートにお金が入ってくるし、短い文章の割には、単価が高いので、かなり美味しいお仕事なんです!
ただし、しょっちゅうパンフレットやリーフレット作成の仕事は来ないので、依頼が来たら「ラッキー!」ぐらいのお仕事です。
依頼企業の代わりに、書籍出版用の記事作成
Amazonなどのサイトでは、個人でも電子書籍を販売することが出来るようになりました。そのため、書籍ではなく、電子書籍などで自社の商品などを宣伝する本を書いて欲しいと思っているところも増えてきており、企業側からお声をかけて頂いて、ライターがお望みの記事を書く、というのが「依頼企業の代わりに、書籍出版用の記事作成」するお仕事になります。
こちらの仕事も最近では、出版社を通さず、個人のフリーライターに企業側からオファーをすることが増えており、単価が非常に良い仕事です!
フリーライターの仕事ってこんな感じ!アナタの仕事の延長線上にあるかもよ?
知られざるフリーライターのお仕事をご紹介させて頂きました。
火曜サスペンス劇場とか、刑事ドラマとかに出るフリーライターは、ロクでなしが多いですが、実際のフリーライターの仕事はもっと地味で、普通です。
水商売なところがあるので、肩書はフリーライターでも、バイトと掛け持ちしている人も少なくありません。
すでに、サグーワークス上で記事の投稿をしている時点で、アナタもすでにフリーライターと言えなくもないので、キャバクラなんかに言った時に「俺、フリーライターなんだよね~」と言うとモテるので、肩書の一つとして可愛いあの子に言ってみてはいかがでしょうか?
ただ、フリーライターだけの仕事で食っていくのは簡単なことではないので、まずはサグーワークス上で文章力を上げつつ、フリーライターの人脈をTwitterなどで築いていくと、アナタもフリーライターでお金を稼ぐことが出来るようになるかも知れませんよ!
こぶたのまとめ
- フリーライターの仕事は誰でもなれる!
- フリーライターの仕事は文章を書くこと全般
- 最近ではウェブ上での依頼が増えて来ている!
- サグーワークスでの仕事とフリーライターの仕事はほとんど同じ
- つまりサグーワークスの仕事を頑張ればフリーライターへの道は開ける!
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みんなの感想文
はい・・・8人 / いいえ・・・2人
- フリーライターという仕事に前から興味を持っていたので非常に参考になりました。ウェブサイトの記事から企業向けのパンフレットまで意外と幅広い仕事内容で驚きました。自分が普段何気なくやっていることがライターに繋がっていることを知って面白かったです。
- フリーライターの知られざる仕事といった内容でしたが、ウェブサイト用の文章を書くなど何となく想像できるは内容だったため、特に目新しい情報はなかったように感じます。個人的にはどのように仕事を受けているのか、あるいはクライアントとの具体的なやり取りが読めたらもっと良かったです。
- フリーライターがどのようなものかは良く分かりました。稼ぐために重要なのは「コネ」だということも良く分かりました。ただ、コネのつくり方が分かりません。ツイッター以外で、初心者が真似できるコネのつくり方を教えて欲しいです。
- 文章を書くのは好きですし楽しいので、仕事にできるのは理想です。でも甘い世界ではないことも分かるので、ますは文章をたくさん書いて慣れることから始め、色々なジャンルの仕事に挑戦して腕を磨きたいと思います。リライトなどさまざまな仕事があることもよく分かり、勉強になりました。
- フリーライターと聞くとどんな仕事をしているか想像することが難しいですが、周りを見ればフリーライターの方が書いた文章が巷に溢れていることが分かりました。この記事は例えが面白く砕けた文体で私は読みやすかったです。
- すごく面白い文章で一気に引き込まれてしまいました!さすがプロのライターさんが書く文章なだけありますね。わたしが書く面白みのない文章と全然違っていたので、正直ショックでもあり、勉強になりました。フリーライターの仕事ってこんなこともやっているんだ!と目から鱗の面白い情報ばかりで、ためになりました。
- フリーライターになるというと敷居が高いイメージがありました。でも実際はやる気があれば誰でも挑戦することができる職業なんですね!自宅でできるお仕事も増えてきているのでサグーワークスでもっとがんばりたいです!
- 苦手に感じている営業の部分をこんな風にこなしているのかと知ることが出来ました。web環境で仕事をしているのだから、その意味では活用しなければ勿体ないってことですね。サラリと書いて見えるからこそ、簡単に思えてしまいます。
- フリーライターが請け負う仕事の内容が分かりました。また、あまり依頼される機会がない仕事については、単価が高い傾向にあることも分かって参考になりました。フリーライターだけで十分な稼ぎを得るのは難しいですが、地道に経験を積んで頑張っていこうと思います。
- フリーライターという名前はよく聞くのですが、実態が掴めなかったので今回詳しく知ることができて良かったです。近年ウェブライターの仕事がどんどん増えているとのことで、今後の成長が楽しみな業界だなと感じます。