ライター生活2◯年で培った文章力

ライター生活2◯年で培った文章力

今回は「こぶたの鉛筆」の案件にしては珍しくタイトルについて指定(指示)がありました。「ライター生活◯年で培った文章力(◯にはご自身の年数を入れてください)」というものです。この「年数」を「年齢」と読み間違えた私は「え、年齢明かすの?」とかなり戸惑ってしまいました。幸い年齢を明かすような指示はなかったわけですが、実際のところ、(私の場合、)「年数」であれ「年齢」であれ意味するところは変わらないのかもしれません。ということで、2○年としました。

文章を書くことでモノをもらい続けて2○年―――

文章を書いて何かをもらったのは、それこそ小学1年生くらいの時まで遡るでしょう。このときは図書券とか賞状とかそのくらいのものでしたけどね。初めて文章の対価として現金を受け取ったのは今から10年近く前ですかね。そして、今のように在宅ライターとしてある程度の額を稼ぎ始めたのは、サグーに登録した1年半前のこと。このような状況なので、私の場合、年齢と広い意味での「ライター生活」はほぼ一致するのだと思います。そして、それはこれからも変わりません。このような状況なので、自分の文章力が向上しているのかどうかはわかりません。正直なところ、元々自分の文章の何が評価してもらえているのかもよくわからないくらいなんですよね。

2○年経って思う私自身の課題

同世代の人々と比べると、自分の文章を「商品」として扱ってきた年数は長く、また有り難いことに評価もされていると思います。文章を書くことについて自信はありますが、どんな文章でも特に悩むことなく、サラッと書き上げられるかといえば違います。特にとある状態や事柄について説明したくても、それを表現する適切な言葉を見つけられず「語彙力ないなー」と悩むことは割と頻繁にあります。20年近くも文章を書いていながらいまだにそういう状況になってしまうのは、私の努力不足が原因でしょう。新聞や本をもっときちんと読んでいれば語彙力不足を克服できるはずです。もっと向上心を持って、そのための努力をしなければなりません。

2017年の目標「初心忘るべからず!」

最近「初心を忘れないようにしないとな」と自分に言い聞かせることが多くあります。プラチナライターとして仕事をいただくようになったとき、なんだか視界が明るくなったように感じました。これでようやく自分で稼げる、そう思ってすごく嬉しかったのを覚えています。でも、プラチナライターとして1年半が過ぎ、私自身の環境も大きく変わり、「気の緩み」が生じてきてしまっているのだと思います。「慣れ」は文章力の向上につながると同時に、注意力散漫という事態も引き起こしてしまいます。私の場合、注意力が散漫というのとは少し違いますが、「慣れ」はマイナス方向に作用してしまったのでしょう。申し訳ないことに修正依頼をいただく回数も増えてきてしまいました。嬉しかった当時の心境を思い出して、1つ1つの記事をより丁寧に仕上げていきたいと思います。

「ポジティブな内容」という指示があったのですが、執筆を終えて気づいてみると、なんだかネガティブな内容になってしまいました。12月に投稿させていただく記事ということで、反省、今後への抱負ということで、今回はこのまま投稿させてもらおうと思います。ご覧くださりありがとうございました。

こぶたのまとめ

文章を書き続けて2○年。文章力が向上したかは分からないけれど、新たな課題は次々と浮かぶもの。それを1つ1つ克服してくことが文章力向上へとつながる!はず。「初心忘るべからず!」を目標に、今後1つ1つの記事をより丁寧に仕上げていきます。

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みんなの感想文

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  • 私はライティングの仕事を始めてまだ1年程度なのですが、20年近くもライティングをしている人の意見は違うなと感じました。自分の問題もしっかりと把握されているようで、このような点にライティングに対する意識の違いを感じることが出来ました。
  • 何年経っても気の緩みは大敵のようですね。私も簡単な文章ならどうにかなる、と思えるようになったためか、時々うっかり誤字を見落としてしまうことが出てきました。ここで再び、最初の頃のように気を引き締めなければいけませんね。
  • 「語彙力ないなー」は、僕自身に照らし合わせてみて非常の同感でした。ある程度時間が経過して承認をもらう事自体に慣れてしまい、ライティング終了後のチェックミスにより非承認をもらうこと等を思い出して僕も「初心忘れるべからず」だな!と思いました。
  • 執筆者さんの言われていた「初心忘るべからず」は、まさにその通りだなと感じました。私もライターの仕事をはじめて3年ほど経ち少しずつ慣れがでて気が緩んでいたところだったので、気を引き締めて仕事しようと思いました。
  • 長年ライターとして活動してきた方の現状や、姿勢を知ることができたことでとても励みになりました。全体を通して内容がすっと頭に入ってくる、とても読みやすい文章だと思います。そして初心を忘れずに努力していくことはやはり大切なんですね。今後文章作成に慣れて行っても、今の気持ちを忘れないようにしたいです。
  • 何事も「慣れ」は怖いなと感じました。初心を忘れずに、丁寧な文章を書くことで自分の技術力アップにもつながると思います。自分でもしっかりと目標も持ちながら初心忘れずにライティング作業をしていきたいと思いました。
  • 個人的なことを書きすぎているような気がして、読者の目線に立っていない文章だなと感じました。なぜ、小学一年で賞をもらっただけで、「ライター生活」が始まっているのかがよくわかりませんでした。タイトルも一瞬、謎に思えます。
  • 長い期間文章を書いていてもまだ努力が足りないとあって、自分に厳しいなと思いました。向上心があって見習いたいです。プラチナライターになり慣れてしまったことにより、ミスが増えていったことを反省して、1つ1つの仕事を丁寧に仕上げていくのが大事なことと分かりました。
  • 10年以上のキャリアをお持ちのベテランでも、油断すると文章力が落ちてくるものですね。初心忘るべからずとは、どんな事で共通する心得だと思います。基本である語彙力を高める方法として、本を読む事や、新聞を読む事を疎かにしてはいけないですね。
  • 約20年間も文章を書き続けてきた方がいることに驚きました。また、特に驚いたのは20年近くが経過していても未だに向上心を持っているということです。自分も、初心を忘れずに頑張って文章を書いていきたいです。
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