Webライターの秘めた可能性!あなたがなりたいのはどんなライター?

webライターの秘めた可能性!あなたがなりたいのはどんなライター?

私はライターとして10年以上のキャリアがありますが、ただ書かせてもらえるものをひたすら書いているうちにWebライターの世界に入ってしまったため、時々得意分野がはっきりしている人をうらやましく感じることがあります。
そこで、今回はWebライターには何ができるのか、どんなライターを目指せばよいのかということについて考えてみたいと思います。

Webライターが活躍できる世界は広い

Web上には個人のブログや個人が書き込みをできる掲示板の文章などもありますから、「Web上の文章はすべて、Webライターが仕事として書ける文章です」といってしまうのは少し乱暴かもしれません。しかし、可能性の話で言えば、Web上のすべての文章がWebライターの仕事になり得るといっても過言ではないと思います。

例えば、コラムや説明文以外に、ブログの文章、本の書評などを、サグーワークスの仕事として書いたことがあるという人は私以外にもいるはずです。他にはホームページの写真以外の部分に入る文章をすべて書くという仕事をしたこともあります。

それは、写真だけ割り付けられたページを見ながら、この部分にこれだけの文字数でこんな文章を書くといった指定事項で、それぞれの箇所に文章をはめ込んでいく仕事です。サグーワークスで依頼される仕事だけ見ても、1年前にはなかったような仕事がWebライターの仕事として来ていますから、これからどこまで仕事の範囲が広がるかわかりません。

今やパソコンだけでなく、スマホやタブレットも普及しているため、Webの需要が無くなることはまずないでしょう。しかも、Webで文章が必要なくなることも考えにくい話です。ですから、Webライターの仕事の幅が広がることはあっても、仕事がなくなることはないでしょう。

得意ジャンルは磨くと強みになる

何かひとつだけでも他の人より得意なジャンルがある人は、Webライターをする上でそれがとても強みになります。例えば、自分の得意ジャンルを活かせるライターには美容ライターや、旅ライター、フードライターなど、いろいろな種類のライターがいます。
ですから、自分の得意ジャンルを分析して、どんなライターになりたいのかをはっきりさせておくと、Webライターをする上でプラスになるでしょう。方向性が定まっていれば、そのために必要な知識に磨きをかけたり、情報収集に力を入れたりしやすくなります。

ただし、得意な人の多いジャンルを選んでしまうとライバルが多くなるため、明らかに他の人と差を付けられるくらいの深い知識や経験が必要になります。逆に、ニッチな得意ジャンルを持っている人は、普段はなかなか活かす機会がなくても、いざそのジャンルの仕事が来たら、他の人に仕事を取られる心配はありません。

たくさんのWebライターの中に埋もれてしまわないために

Webライターの需要が無くならなくても、Webライターの数が増えすぎると1人当たりの仕事は減ります。そうなってもその他大勢の中に埋もれてしまわないためには、「他の人にはできない何かができる」ということが重要になります。

例えば、ライターになる前に法律関係やIT関係、医療関係などの仕事をしていた人がライターになったとしても、その分野の仕事は多いため、仕事が無くなることは少ないと思います。しかし、これといった得意分野のない人は、どんなライターになりたいのかという方向性を真剣に考えなければ大勢の中に埋もれてしまいます。何を隠そう、私がその「得意分野がこれといってない人」だったためそう思うのです。

私は文章を書くのがそこそこ得意というだけで、これといって専門的な知識を持ったものがありませんでした。人並みにできることは山ほどあるのに、得意といえるものがない典型的な器用貧乏だったのです。
いろいろなことに興味があって、気になることはとことん調べる癖があるため、人並みに知っているというレベルであれば、かなり多くのジャンルのことを知っていますが、専門知識を持った人が他にいると太刀打ちできないのです。

そこで私は自分にできることを考えました。そして思いついたのが「得意分野がない代わりに苦手分野を極力減らす」という方法でした。そのために私がしたことは、苦手分野でも割り振られた仕事は断らない、他の人が避けるような書き手が見つからない仕事を片っ端から引き受けるという方法です。
そのおかげで、ライターを始めたころは特に得意分野がなかったのに、10年以上この方法を続けていたら、ほとんどのジャンルの文章を一度は書いたことがあるといえるようなライターになりました。

仕事や趣味などの経験が仕事に活かせるなら、自力で経験値を増やすという方法もアリだと思います。ですから、今は得意分野が無いという人もあきらめずに頑張ってみましょう。

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こぶたのまとめ

これからWebライターとして仕事をしていくなら次のことを知っておきましょう。

  • WebライターはWeb上の文章すべてが仕事になり得ます。
  • 自分の得意分野を分析して磨きをかけると仕事上の強みになります。
  • メジャーな得意ジャンルを持っている人はさらに知識を深めることが必要です。
  • ニッチなジャンルが得意な人は他の人に仕事を取られません。
  • 得意分野がなくても苦手分野を無くせばライターとして受けられる仕事の幅が広がります。

 
 
Webライターとして自分の方向性を決めたら、そのために必要な努力をしましょう。

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みんなの感想文

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  • 将来的にライターとして活躍したいと考えていたので非常に役に立ちました。一言でライターと言っても様々な種類があるので、自分の得意な分野を見つけ出し、自分なりの文章を書いていきたいと思います。没個性にならないよう気を付けたいです。
  • この記事を読んで、専門知識を持った人にライティング技術がかなわないことが分かりました。とくに、得意分野がない代わりに苦手分野を極力減らすという考え方には共感しました。自分も色々なジャンルに挑戦して一流ライターになりたいと思いました。
  • ライターは比較的簡単になれる職業でもあるので、記事の最後にも書いているように、たくさんのライターに埋もれてしまわないようにする工夫は重要だな、と感じました。自分にできることを考えて、自分なりの価値を提供したいと思います。
  • どんなWebライターになりたいのか。幅の広いライティングの仕事だからこそ、そんな問い掛けがとても重要に感じます。改めて感じたのは、ガイドブックのような記事をライティングしたいです。自分の文章をきっかけにして、何かを始めたくなってくれたら嬉しいですね。
  • なりたいライターの形を意識するということが大切だと感じました。旅や食べ物に関する記事を書いていきたいので、そこを中心にたくさんの仕事をこなして慣れていきたいです。ニッチなジャンルを開拓するのは難しいですが、やりがいがありそうです。
  • 記事を書くうえで、得意分野がないため困っていました。ですが、この記事を読んで、苦手を減らすという見方を知り驚きました。確かに得意な案件よりも苦手と感じている案件の方が多いです。少しづつでも挑戦したいと思いました。
  • Webライターについて漠然としたイメージしかこの記事を読む前は持っていませんでした。様々なジャンルの文章が書けることも重要だと思います。でも自分は得意ジャンルを作ってこのジャンルなら負けないようなライターを目指したいです。
  • 自分も得意分野がなく、これなら書けそうという文章しか書いていないので気持ちが良く分かりました。なので、今少し興味のある分野について勉強してみようかなと思いました。これからは、自分の方向性をしっかり見定めて文章を書いていきたいです。
  • 強みを持ち生き残れるようなWebライターになろうと、決意させてくれる記事でした。不得意分野を少なくするという事も大切ですが、強みを持ち、自分を売り込めるポイントを持ったライターになれるよう、得意分野を見つけてみようと思います。
  • 得意分野を強みにした記事の書き方や、苦手な分野を無くすように幅広く知識を持つことが大切だと感じました。得意分野がない人でも、取り組み方次第でWebライターになることもできるので、興味のある方や在宅ライターとして活動したい方にもおすすめです。
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