フリーライターが知っておくべきライティングの知識は『目敵必殺』!?
文章さえ書ければフリーライターになれると思ってない?
一昔まえまで、僕も「良い文章さえかければ、誰でもフリーライターになれるんだ!」と思っていました。
そう、そんな風に思っていた時期が、僕にもあったんです。
結論からぶっちゃけて言うと、文章力がいくら良かろうが、それはフリーライターとして生きていく上では、大した問題ではないということです。
むしろ、フリーライターで生きていくのなら、その他知識こそが重要になってきます。
必要なのは”目敵必殺”!?
フリーライターを目指す上で、文章力以外に必要なその他のライティング知識は“目敵必殺”に集約されています。
フリーライターとして必要な目敵必殺とはつまり……
- 目的を理解する
- 敵(ターゲット)に響く記事を書く
- 必ずキーワードを記事内に盛り込む
- 殺し文句を文章内に入れる
この4つのライティングテクニックを指します。
目的を理解する
ネット上に転がっているような記事を書いているだけでは、フリーライターになった時にクライアントから良い顔はされません。
なぜなら、ありきたりでどこにでも転がっているような記事は、その記事を書く目的する必要がない数合わせのための記事だからです。
Google検索に特定のサイトをヒットしやすくさせるためならば、それで良いでしょうが、企業のパンフレットや特定の商品を売り込む際には、ありきたりな文章ではダメ!
多少クセがあっても、企業が求める目的にそった文章でなければ、アナタの記事は売れません。だから、クライアントの側に立って物事を考えられるような、営業マンとしての知識が必要になってきます。
売りたい商品や、宣伝したいサービスを紹介する記事の依頼には、クライアントそれぞれの目的があります。
20代後半にアピールしたい記事と10代の子どもにアピールしたい記事では、漢字の量も、文章表現も変えなければなりません。そういった細かな文章テクニックを活かすためにも、クライアントの目的を汲み取る必要があるのです。
敵(ターゲット)に響く記事を書く
敵とはつまり、クライアントが売りたいターゲットのこと。先述した通り、クライアントが、アナタに記事を書かせる目的を理解できれば、自ずと狙うべきターゲットも絞られてきます。
そして、ライターは企業が目的とするターゲットに響く記事を書かなければならないのです。
先述した通り、20代後半にアピールしたい記事と10代の子どもにアピールしたい記事では文章表現も違います。
20代後半なら、キャピキャピとした明るい文章よりも、ハデな表現は控えめにして落ち着いた表現の方が好まれますし、子ども向けの場合は、漢字がおおくてもよまれないので、あえて漢字をへらさなければなりません。
このように、ターゲットに合わせて響く記事を書くこともライターにとって、必要なライティング技術になりますし、年代ごとの傾向に合わせて記事を書くためのマーケティングの知識も重要になってきます。
必ずキーワードを記事内に盛り込む
最近は、フリーライターの出番は書籍よりも、WEBの方が多く、SEOを意識した記事作成が重要になってきます。Googleからの検索評価を正しく上げるためには、クライアントの目的にあったキーワードを記事内に盛り込む技術が必要になります。
今からのフリーライターは、むしろ記事内にどれだけキーワードを記事に盛り込み、それを読ませるかが重要になってきます。
ということで、フリーライターが知っておくべき3つめのライティング知識は「SEO」でした!
殺し文句を文章内に入れる
さて、どんなに良い文章を書けたとしても、その記事がその他大勢の記事の中から、目立たなければ意味がありません。
出版不況と言われる割には、本の出版数も増えていますし、スマホなどで文章に触れる機会は増えてきます。さまざまな文章の中から、クライアントに依頼された記事を目立たせるためには、殺し文句が必要不可欠です。
現在ご紹介している『目敵必殺』は、そのわかりやすい例の最たるものです。フリーライターとして活躍するためには、文章内に自然に殺し文句を入れられる、キャッチコピーの知識も必要なんですよ!
目敵必殺はフリーライターになるための基礎スキル
ご紹介したように、フリーライターになるためには、『目敵必殺』が重要になってきます。いくら良い文章を書けても、クライアント目線で見て何の収益・集客効果もなく、人もひきつけない文章は意味がありません。
だから、まずフリーライターになりたいのなら、『目敵必殺』を覚えることからはじめましょう。
フリーライターになりたいなら、まずはソコからですよ~!
こぶたのまとめ
フリーライターになるためには……
- 【目】クライアントの目的を理解する営業知識
- 【敵】ターゲットに響く記事を書くマーケティング知識
- 【必】必要なキーワードを記事内に盛り込むSEO知識
- 【殺】文章の中に殺し文句を入れるキャッチコピー知識
が最低限必要です!
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みんなの感想文
はい・・・9人 / いいえ・・・1人
- ライティング初心者の自分にはかなりためになった記事です。ラィティングの技術として「目的必殺」というのがあるとは全く知りませんでした。目的を理解し、ターゲットを捉え、面白い記事を書いていくことを、今後自分も意識していきたいと思います。
- 文章力はフリーライターにとって一番大切なことだと思っていたのですが違うのですね。目的必殺という単語はこの記事を見て初めて知ったのですが、これからの活動に十分に生かせることだと思いました。特に殺し文句に関してはすごく勉強になりました。
- ネットが中心の生活になると、フリーライターってこんなに沢山の人がやっているんだと知りました。ただ思った事とを書いたり、がむしゃらに書くだけでは誰にも響かないのですね。頭が良い人じゃないとできないお仕事だと思います。
- 「目敵必殺」。とても面白い表現で引き込まれました。ライターとして最低限必要な事が短い言葉に集約されており、記憶に残りやすいです。一口にライターといっても、多くの知識が必要となるという点が理解できました。
- フリーライターとして記事を作成していく上での4箇条、目的必殺という言葉を初めてききました。そして、その内容をみてみると、なるほど納得と感じました。この内容を頭の中に入れておき、これから先は文章を作成していきたいですね。
- 文章を書く際の注意点がよくわかりました。文章を求めているクライアントの目的を見定め、それをいかにうまく読み手に伝えるか、それを読んで読み手に響くかどうかについて考えていかなければならないなと思います。
- 知らない言葉が多く、これからライターの仕事をやってみようという人には難しい内容かもしれません。もう少し砕けた表現で書いた記事の方が読みやすいと思いますし、ハードルが高めに設定してあるのかな?と感じました。
- フリーライターを目指すには、まだまだわたしには時間がかかりそうです。でもやまーさんの文章はとてもわかりやすく、書かれていたポイントが、これは普段のライティングにも応用できるなと思いました。もっともっと上手な方の文章を読んで自分の文章に応用していきたいです。
- タイトルの中に「この単語はなんだろう」と思わせる単語があり、記事を読み進めてみたいという気持ちになりました。小見出しも記事に興味を引くような工夫がされていて、自分のライティングをする時の参考にしたいと思いました。
- ライターの目敵必殺の心得は知らなかったので、非常に役に立ちました。こんなことを考えながら仕事をしていればクライアントから依頼が来るのかと驚きでした。特に最後の殺し文句というのは心に響きます。これができれば立派なライターなんですね。