同じテーマばかりでアイデアが枯渇!そんなときどう乗り越える?

同じテーマばかりでアイデアが枯渇!そんなときどう乗り越える?

webライターを長く続けていると、同じようなテーマの案件に何度も出会います。季節ネタや人気のテーマに関するものは、毎月、毎年繰り返し依頼があるため、同じキーワードで何種類も書き分けなければなりません。ときには同時期に同じテーマ、同じキーワードで3本のコラムを書かなければならないというようなこともあります。しかし、そんなときでも「頭の中が枯れてしまって、もうアイデアが出てこない」なんて泣いてはいられません。そこで、今回は記事作成中にアイデアが枯渇したときの対処法についてお話します。

アイデアが枯れたら水をやればいい

アイデアが枯れてしまったときには、慌てず騒がず水をやりましょう。固まってしまったものもふやかせば何とかなります。…などというと、ふざけているのか!と怒られるかもしれませんが、私としては至極まじめです。この場合の水は、キュッと固まってしまった脳みそを柔らかくするための小休憩とでも思ってください。何も浮かばないときに、ウンウンうなりながらパソコンや机に向かっていてもどんどん煮詰まるだけです。立ち上がって身体を軽く動かしたり、お茶やコーヒーを飲みながらボーッとしたり、思い切ってしばらくの間仮眠したりして、カチカチになってしまった脳みそをほぐしましょう。ほんのちょっと休憩しただけでも急に書けるようになる時があります。

しばらく別の人になってみる

私はもともと童話を書いていたので、ときどきいろいろなキャラクターになって、それぞれの目で物事を見てみるということをしています。10代の男の子になってみたり、20代の女性になってみたり、ときには犬や猫になって考えてみることもあります。ですから、アイデアが枯渇したときもこの手が使えると思います。おそらく、アイデアが枯渇しているのはいつもの自分の目で見たときだきだけで、他の人の目線で同じものを見直したら、何か別のアイデアが浮かんでくるような気がします。例えば、肌に悩みのある人の目線でスキンケアの記事を書いていてアイデアが尽きてしまったのなら、いっそのこと何の悩みもない人の目線でスキンケアを考えてみたらどうでしょうか?全く別の記事が書けるはずです。

思い切って誰かと雑談

アイデアがどうしても浮かばないときは、他の人と話してみるのが一番です。記事とは関係のない話をしながら、アイデアが出なくて困っているテーマを話題に盛り込んでみましょう。別に行き詰っていることは相手に言っても言わなくても構いません。他の人の考えや意見を聞くことで違う方向から物事を見るきっかけができますし、全然関係のない話をしていたのに、相手の言葉から面白いアイデアが浮かぶことがあります。私の場合、運営事務局に電話をするついでにしょっちゅうこの手を使っていますし、息子や友だちに対してもこの手を使います。自分の脳みそで足りない分は、他の人の脳みそもフル活用しましょう。

いったん他の仕事をする

アイデアがどうしても出てこないときは、一旦退却しましょう。頭の中をリセットです。出ないものはしばらく放っておいて芽が出てくるのを待たなければならないこともあります。ただ何もしないで待っていても仕方がないので、他の仕事をしてみましょう。私の場合、他の仕事がライターの別の案件のときもあるし、家事の時もありますが、これが案外効きます。他の案件をし出した途端「あっ、そうだ、こう書けばよかったんだ!」と思うことがしょっちゅうあります。私の場合、書いているジャンルがバラバラ過ぎるため、いいリセットになっているのかもしれません。アイデアも忘れたころにやってきたりするものです。押してダメなら引いてみましょう。

こぶたのまとめ

同じようなテーマばかり書き続けていると、アイデアがどうしても浮かんでこないときは誰にでもあります。そんな時は慌てず騒がず、次のことを試してみましょう。

  • 固まった脳みそに水!しばらくゆっくり脳を休ませる
  • 他の人の目線でテーマを見直す
  • 誰か捕まえて雑談!相手の頭もフル活用
  • 一旦リセット!他の仕事をし出したら何か浮かぶかも

何も浮かばないときにPCや机に向かってもムダ!急がば回れです。

この記事をシェアする

みんなの感想文

この記事は役立ちましたか?
はい・・・10人 / いいえ・・・0人
  • ライティングをしているとよくネタ不足に陥るのですが、そんな私にとって非常に役に立つ記事でした。部屋に閉じこもってばかりでなく、多くの人と関わりを持ち、その中で相手に興味を持って会話をするというのは、非常に大切なことだと感じました。
  • アイデアが枯れた時にどうすればいいのか、よくわかりました。気分転換に別な事をしたり、休憩をする事は自分も大切だと思っていました。他にも別人になって、違う人物になったつもりになり、今までと違う目線でライターになる事も大切なのが、よくわかります。
  • 同じテーマの案件に何度も出会い行き詰まる事は私にもよくありました。そんな時には、別の人になってみるのが有効という記事に共感を覚えました。確かにそのようにしてみると、別の角度から記事を書けそうです。いったん他の仕事をしてみるというのも実践してみたいと思います。
  • 同じテーマの案件しかなく、行き詰まってしまった場合にはどうしたらいいのか、対処法が紹介されていたので、ライティングを始めたい人にとっては助けになる記事だったと思います。他人になってみるというアイデアは斬新ですね。
  • ライティングの仕事を続ける上で必ずと言っていいほどぶち当たる壁の対処法として有効な手段だと感じました。また、日頃のちょっとした出来事や何気ない会話がアイディアの元となることに気づかされたと同時に、人との関わりが文章を書く上で重要だと感じました。
  • ライターをやっていると文章を書いている時に誰でもアイデアが枯れる事はあると思いますが、そういう時にどうすればいいか、こちらの記事に詳しく書いています。モチベーションの上げ方は人それぞれ違うでしょうが、こちらの記事のおススメの方法もいいですね。
  • 人生行き詰ることも多いです。そんな時は少し違うことを考えたり違うことを考えたり誰かに相談したりして他の人の意見など取り入れたりして自分の知識を増やせていけたら自分の為にもなるし、そうすることで自分の身近に居る周りの人も変わっていく気がしました。
  • 同じ案件の同じ部門について、「形式が似すぎています」という理由で非承認を出されてしまった時にどう書けば形式が似ることなく書くことが出来るのだろうとウンウン唸ってしまった時の事を思い出しました。一旦その案件から離れて別の事をしていたらアイデアが生まれた、というのも実体験があるので共感できました。
  • すごく参考になりますし、記事も読んでいて面白かったです。確かに、人間は常に集中することは困難だと思います。体を動かしたり、誰かと雑談して小休憩という考えは、共感することができました。アイデアが浮かばなかった場合は、この記事を参考にします。
  • 私も同じテーマであまり新しい案が出てこなくて困っていましたが、水をあげるという考えは浮かびませんでした。タスクであると特に誰かに取られてしまうという焦りがでてしまいがちですが、脳を休ませることもたまにはしてみようかなと思いました。
ページトップへ戻る