『こぶたの鉛筆』に書くときはちょっぴり緊張!でもライター目線で書けるからラクな面も

『こぶたの鉛筆』に書くときはちょっぴり緊張!でもライター目線で書けるからラクな面も

『こぶたの鉛筆』のスタッフさんは、月に2回ほど私の専属ライティングの引出しにこっそりお題を入れていきます。最近は1回あたり2つずつです。おそらくこぶたの鉛筆のスタッフさんは、それぞれのライターの得意分野に合わせてお題を出しているのでしょうが、私にはこれといった得意分野がないので、毎回かなり苦労している様子がうかがえます。
どうやら私の特徴は「ライターとしての経歴が長い」ということになるようで、ほとんどが「書くこと」に関するお題です。今回は「こぶたの鉛筆に投稿する際に気を付けていること」というお題が来ました。そこで、いつも何を思いながら書いているかをお話しします。

読み手が同業者なので内心ドキドキ

こぶたの鉛筆に投稿するときは、自由度が高くてワクワクする反面、読み手が同業者なのでちょっぴり緊張もします。あまり下手な文章を書くと、「うめこんの書く文章ってこの程度?」「毎回ランキングのトップにいるくせに大したことないじゃん」と言われてしまいまいそうで怖いのです。でも、こんなドキドキも毎回それなりに楽しんでいます。ライターになりたい人やライターになったばかりの人にとって、何か役に立てればうれしいことですから。
読んだすべての人の役には立たないかもしれないけれど、私の記事を読んでライターになってみたいと思う人や、ずっと悩んでいたことが解決したという人が1人でも2人でも出てくれたらいいなと思いながら、わかりやすい言葉を選ぶように気を付けています。

私にしか書けない話を書く

先にも書きましたが、私は他のプラチナライターさんのように、法律やITの専門家としての経験や知識は持ち合わせていません。就職活動をすれば履歴書を送るだけで片っ端から落ちるくらいのパッとしない職歴です。
しかし、幸いにも波乱万丈の人生経験と10年以上のライター歴があります。そのおかげで、普段から張っているアンテナと文章のネタが入っている引出しの数だけはやたらと多くなりました。その点は強みになっていると言ってよいかもしれません。

おそらく、そのことをこぶたの鉛筆のスタッフさんもご存知なので、いつも一風変わったお題ばかり私のところに振ってくれます。ですから、その気持ちに応えるべく、こぶたの鉛筆では、なるべく私が経験上知ったことや実際に体験したことを盛り込んで、私にしか書けない話を書くようにしています。

初心に戻れるよい機会

プラチナライターとして長く文章を書いていると『慣れ』が出てきて、基本的なことを見落としてしまうことがあります。「いつもこうだから、きっと今回も」と思ってしまうからです。特に、私は性格上その傾向があり、よくうっかりミスをやらかしては承認者さんからダメ出しを食らいます。
それなのに、こぶたの鉛筆に投稿する文章は、初心者ライターやこれからライターになろうという人たちに対するお役立ち記事です。そのため、「先輩からのアドバイス」的なことをしょっちゅう書かなければなりません。
正直、私がこんなに偉そうなこと書いてもいいのかな?と思うことが多々あります。しかし、書く内容は、自分がミスをして困ったことや、もう少しこうしておけばミスを防げたと思うことばかりです。ですから、きっとライターとして仕事をしていく上では役に立つことを書けているとは思います。

アドバイス系の記事を書くときは、「あなたもちゃんとこれ守りなさいよ!」と毎回自分自身にも言い聞かせながら書いているつもりです。おかげで、こぶたの鉛筆の記事を書くことは、私にとって初心に戻るよい機会になっています。

自分の色はできるだけ出して書く

私たちプラチナライターが普段書いている文章は、基本的にクライアントの意向に沿って書くものなので、あまり自分の色を濃く出すことはできません。しかし、こぶたの鉛筆では自分の名前を出して文章を書くことができます。ですから、自分の色を出しても怒られません。

こぶたの鉛筆に投稿する文章はせっかく自分の名前で書ける文章ですから、できるだけ自分の色を出すようにしています。自分らしさを表に出して書ける場所がひとつでもあると、よい気分転換にもなります。ですから、もし今後プラチナライターになり、こぶたの鉛筆に投稿できるチャンスに恵まれたら、ぜひチャレンジしてみてください。

こぶたのまとめ

うめこんがこぶたの鉛筆に投稿するときに注意している点は以下のとおり

  • 読んだ人がプラチナライターになりたいと思ってくれるようにわかりやすく書く
  • 自分にしか書けない話を書く
  • 初心者ライターにアドバイスしながら自分も初心に戻る
  • 自分の色はできるだけ出すようにする

こぶたの鉛筆は、読み手がライターやライター希望者という特殊な読み物。そこでしか書けないこともあるので、ぜひ記事を投稿する機会に恵まれたらチャレンジしてみましょう。

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みんなの感想文

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  • プラチナライターと聞くと、キャリアや高いや専門性が求められるとばかり思っていました。しかし、共通していえるのは、読者目線になって書くということでした。そして何より、自分らしさというものもきちんと表現することを忘れてはいけないと感じました。
  • 依頼された記事によって、求められる事ってこんなに違うんだなと改めて感じました。自分を出して良い記事、出さない方が良い記事、そういった使い分けが重要なんですね。依頼者の意図をしっかり汲んで、記事作成に取り組もうと思いました。
  • 私はライター初心者なのでこぶたの鉛筆には毎度お世話になっております。記事作成に役立つ情報が多く重宝しているのですが、こぶたの鉛筆の記事を書くときの心がけや考えていることが少し分かりました。ライターとしての経験を積み、いつかはこぶたの鉛筆の記事を書いてみたいです。
  • ライティングをする際は当たり障りのない文章を心がけていました。しかし自分の色を出して書くことも時には必要だということがわかりとても刺激になりました。自分のこれまでの経験を活かした文章を作成していきたいと思います。
  • 私も「慣れ」によるミスをよくやってしまいます。面倒で細かいところのチェックが甘くなってしまいます。ベテランのライターさんでも同じようなミスをすると聞いて、ちょっとホッとしました。やっぱり何事も初心に帰ることは大切ですよね。
  • 「こぶたの鉛筆」に書くときは読み手も同業者ですので、少し難しい部分もありますが、楽な面もあるのがよくわかりました。自分の色をできるだけ出した方がいいので、そういう意味では遠慮しないで書けるので、書いていて楽しい部分があるのがわかります。
  • ライティングを続けていると自分のくせのようなものができてしまっているなぁと読んでいて思いました。初心に戻って誰が読んでも恥ずかしくないような文章を書いていきたいと思います。文章のテクニックなどは特にです!
  • うめこんさんはこんなに文章を書くのがうまいのに、いつもこぶたの鉛筆では謙虚に書かれており、毎回感心しています。こういった謙虚な姿勢だからこそ、自分の欠点を改善してさらに質の高い文章を書く力に変えているんですね。わたしもしっかり見習っていきたいと思います。
  • 文章で自分の色をできるだけ出すようにするのが、こぶたの鉛筆ですが、人によっては初心に戻るいい機会だというのが良く理解できました。経験不足の自分も機会に恵まれた時にはこぶたの鉛筆で思い切って書いてみようと思いますね。
  • プラチナライターさんたちが、とても真剣に「こぶたの鉛筆」に取り組んでいることがひしひしと伝わりました。「こぶたの鉛筆」には、webライターに役立つ情報がたくさん載っていますから、今後も読み続けたいと思います。
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