いかに読みやすくするか?こぶたの鉛筆執筆時の注意点について

これまでこぶたの鉛筆にさまざまな記事を投稿してきましたが、その中で気をつけていることは何か?と聞かれると少し考えてしまいます。
というのも、文章作成にあたってこぶたの鉛筆ならではの注意点というものをあまり意識したことがなかったためです。
ですが、自分の執筆を省みてお伝えできることはあるかと思いますので、参考になればと思い、今回まとめさせていただきます。
小見出しを自分で考える難しさと楽しさ
こぶたの鉛筆の場合、ライティング記事の依頼時によくある小見出しの指定がないことが多いです。そのため、小見出しをどうするかはライターの裁量に委ねられており、その部分を考えることが大切になってきます。小見出しが面白そうであればその内容に目を通したくなりますが、その逆も然り。小見出しに沿った文章も自分で考えることが求められるため、指定された見出しがある時と比べると記事の作成には労力がかかると言えます。
しかし、その分自分のオリジナリティやアイデアを存分に発揮できるとも言えますので、間違いなく楽しさも感じられる場面です。自分の場合は、文章の要約であり、かつ目を引くような表現になるように注意しながら作成しています。
記事の読み手は誰?
次に意識する点として、「想定読者は誰なのか?」があります。こぶたの鉛筆では必ず想定読者の指定があり、多くの場合はライティングに興味がある方です。そのため、ライティングの興味を行動に移してあげられるようにやる気を起こすような内容にするのも大切です。
自分を例に挙げると、最近扱うテーマが個人事業主になる際の注意点や申告の注意点など、ライティングを本業にしようと考える方向けの内容が多くなってきています。しかし、そうしたテーマは多くの方にとって敷居の高い内容になりがちなので、とにかく内容を平易に噛み砕くことに注力しています。そのためには自分自身がそのテーマについて調べることも欠かせません。そしてそのテーマに自分がとっつきやすいと感じている状態になってこそ他の人を後押しするような記事が書けるようになります。
これから自分が得意とするテーマが出てきた時には、想定する読者がそのテーマについてどんなイメージを持ちそうか?という点を考えてから記事を作成するといいかもしれません。
当たり前だけれど、重要な読み返し
記事を作成していると、いわゆる「ゾーン」に入る感覚を味わうことがあるかもしれません。
文章が頭の中にポンポン浮かんで流れるように記事作成が進み、気づいたら記事の文字数条件を十分クリアして書き切った!という感覚を覚えるような状態です。
その時、そのままいい文章ができたと思って投稿したくなるところですが、必ず立ち止まって一度は読み返すことを強くおすすめします。これは自分の失敗を踏まえての提案です。
自分の場合、そうした状態になって記事をスムーズに書き終え、これはいい記事ができたと感じてそのまま投稿した結果、誤字脱字が多かったり文章の流れがおかしかったりなどの指摘を多く受けて非常に恥ずかしい思いをしたことがあります。そんな思いをしないためにも、投稿前に自分の文章を一度じっくりと読み返してみてください。ほぼ間違いなく、「こうした方が文章がきれいになるな」「誤字があった」と思うことが出てくることでしょう。
ネット上の記事を見ていても、誤字脱字があったり文章がおかしかったりするとそれだけでその記事に対して不信感を抱いてしまいます。そうした思いを持たれないためにも、きちんと文章を読み返すということは当たり前のことながら重要だと強く感じています。
こぶたのまとめ
- 小見出し作成の難しさと楽しさがある
- 読み手の存在を意識する
- 必ず、必ず読み返す
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みんなの感想文
はい・・・9人 / いいえ・・・1人
- ライティングにあたって、「小見出し」、「読み手」、「読み返し」という三つの重要なポイントを改めて教えられた思いです。とくに「読み返し」に関しては、自分との経験とも重なることもあって、その重要性を再認識できました。今後の作業にあたって、必ず読み返しをすべしと、胸に刻みました。
- 「筆が乗ったときこそ要注意」というのは本当によくやる失敗なので、自分のことを言われているかのような気分になりました。ついつい勢いで投稿してしまいがちなのですが、推敲や確認はしっかりやりたいと思います。
- 私は、小見出しをつくるのが大変苦手でいつも苦労しています。まだまだ楽しい思いにまで達していませんが、これから自分らしさを大切にオリジナルティあふれる小見出しを作れるように、読者の方々のことを考えながら頑張りたいと思います。
- 読んでもらえる文章を書くことが、誰にとっても難しいものなのだと分かりました。その上でどんな点に注意すれば良いのかが理解できて良かったです。見出しの作成にはいつも苦労するので共感できたと共に、そのコツがつかめた気がします。
- 読まれる文章を書くためには読み手を意識することや、小出しに沿った文章を書くこと、そして書いた文章を読み返すことは基本中の基本ですが、そういった大切なことを忘れてしまうことが私はあります。基本ががやはり大事だと再認識させられました。
- 記事の読み手を考えることで、より良い記事ができるのだと思いました。小見出しを考えるのが苦手で、難しいと思っていましたが、この記事に書いているように、自分を出せるという風に考えれば楽しく記事がかける気がしました。
- 小見出しの重要性を理解したと同時に、文章に引き込ませる様な小見出しを作るためのボキャブラリーと表現力を養おうと思いました。また、読み返しによる誤字脱字のチェックの重要性は自分自身感じていることであり、ライティング作業で報酬を得る基本だと改めて認識できました。
- 記事を読んで、読み手の存在を意識することの大切さがよく分かりました。私はいつも自分が満足できる文章が書ければそれでいいと思っていたので、これからは見ている人が読みやすい文章を作ることに意識したいと思います。
- これまで小見出しがあるものは苦手意識が強く避けていたのですが、これを読んでチャレンジしてみようと思いました。読者に興味を持ってもらえるような要約文を書けばいいということわかり、とても参考になりました。
- 深く考えずに書いていると、想定読者の存在はついつい忘れがちです。しかしどのような人が読者かによって、文章の内容や書き方にも影響するのだと改めて考えさせられる記事でした。書いた後に読み返すということも基本ですが、忘れないようにしなければならないと思います。