ライターの経験を積むときに感じるスランプを克服する方法とは!?

みなさんの中には、ライターとして経験を積んでいくと「当然、文章が上達していくもの」と考える人がいるかもしれません。しかし、いくら書いても思い通りに書けないことも多く、スランプに陥る場合も少なくないのです。ここでは、恥ずかしくてライター歴を公表できない私の体験談をお話したいと思います。
過去の自分と比べてしまう
今回のテーマはサグーワークス運営事務局宛に私が提案したものですが、いざ、お受けすることが決まるとなかなか書けずに固まってしまいました。何度も何度も下書きしたのにも関わらず、全然おもしろくないのです。その時点で、新たなスランプ状態にあると感じました。
思い通りに書けない大きな原因は、過去の自分と比べてしまうことだと思っています。たとえば、過去に執筆した記事を目にすると、「昔はもっと上手に書けていたのに…」と自己嫌悪に陥ってしまうこともしばしば。もちろん、本当に上手だったわけではありません。しかし、ライターの経験を積むにつれて、自分の中ではさらに完成度の高い記事を求めるようになるため、力不足を実感してしまうのです。
ほかの人と比べてしまう
サグーワークスでプラチナライターとして活躍している人の中には、ライター歴が比較的浅い人もいますよね。また、記事の作成に要する時間や月収に関する記事を目にすると「すごい!」と感心してしまいます。それだけに留まらず「なぜ、自分はできないの?」と自己嫌悪に陥ることも少なくありません。
情報収集の要領が悪いのか、収集した情報のまとめ方が下手なのかはわかりません。おそらく、その両方でしょう。ライターとしては当然とはいえ、気になった点は徹底的に調べ上げるために余計に時間が掛かるのだと思います。
指摘されて落ち込んでしまう
記事を納品するときは納得できるまで推敲する必要があります。もちろん、その点はしっかり守ってきたため、記事の内容について指摘された経験がほとんどないまま過ごしてきました。それだけに、サグーワークスで初めて「非承認」になったときの衝撃はかなり大きいものがありました。ライター歴をお話しできない理由の一つです。
また、プラチナライターになると「修正依頼」を経て「承認」をいただけるチャンスがあります。しかし、それが「最後の砦」だと思うと、重圧感から時間が止まってしまうことも少なくありませんでした。
チェックされることに感謝できる気持ちを!
プラチナライターになると「個別の指定事項」が増えてきますが、それを忠実に守る必要があります。そのチェックを担当されているのが編集スタッフの人です。この作業は、クライアントに納品するための重要な役目があるため、ライター以上にプレッシャーを感じるお仕事だと思います。
そのため、ライターにとって編集スタッフは大変ありがたい存在ですよね。しかし、スランプが極度に達すると素直になれない自分がいるのです。そんなときは、いったんパソコンの前から離れて気持ちを切り替えることで、記事をチェックされることに感謝の気持ちがわいてきます。
書けることをみつけよう!
私がサグーワークスに会員登録したのは2015年6月。最初の何日かは、サグーリサーチ(アンケート)の回答に専念していました。サグーワークスで経験を積める大きなメリットは、いろいろな案件があることです。スランプに陥って記事を書けないときは、サグーリサーチは大変ありがたい存在だと思います。また、レギュラー案件の「体験談」も書きやすいため、自分に合った内容をみつけたときはチャレンジしています。
私は、童話や小説などを書くことが好きで、自由にのびのびと表現してきました。そのため、ライターとの違いを把握するのには時間が必要でした。ライターのお仕事ではクライアントのご希望に応えることが大きな課題になるからです。これから先も、いろいろなことに悩みスランプを感じることもあると思いますが、そんなときは自分に書けることをみつけていきたいと考えています。
みなさんの中には、私と同じような悩みを持っている人もいるかもしれませんね。そんなとき、ここでお話したことがお役に立てると幸いです。一緒にがんばりましょう!
こぶたのまとめ
スランプに陥る原因
- 過去の自分と比べてしまう
- ほかの人と比べてしまう
- 指摘されて落ち込んでしまう
気持ちを切り替えるためには
- チェックされることに感謝できる気持ちを!
- 書けることをみつけよう!
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みんなの感想文
はい・・・8人 / いいえ・・・2人
- 今まさに、スランプに陥ってしまっている状況で悩んでいました。でも、自分だけがスランプに陥っているのではなく誰にでもあることなんだと分かったのと、非承認だった場合の気の持ちようも改めて考えることができました。
- 同じような悩みを感じることがあるので、参考になりました。他の人と比べて落ち込んでしまうことがよくあり、まったく書けなくなる時があります。そんな時は気持ちを切り替えることを意識して、力をつけることを目標にしたいと感じました。
- わたしも以前は非承認を受けて落ち込むことが多々ありました。ですが、現在サグーワークスさんのシステムが変わり、非承認になった場合アドバイスがもらえるようになったので、それを参考に自分の文章を改めるようになりました。ですので、今回の記事はとても共感できるものでした。
- 私は友達と一緒にライティングの仕事を始めたのですが、友達の方が成績が良く、少しスランプになっていました。そんな中でいいタイミングでこの記事を読んだのですが、周りと比較せず、自分のペースでやっていくようにしたいと思います。
- 今回の記事を読んで、非承認になったことを落ち込む前に、チェックされることに感謝できる気持ちを持つことが、一番のスランプ克服法だと思いました。サグーワークスさんでは、ただ非承認にするだけでなく、問題点を指摘してもらえるので、自分の文章をしっかりと見つめなおすいい機会になります。
- 今まさにスランプに陥っているところだったので非常に励まされました。とにかく周りと比較せずにマイペースにやっていこうと思います。あと、とにかく書くことが大切だと思うので、この記事に書いてあるように、自分が書けるものから取り組んでいこうと思います。
- 記事が非承認になると確かに落ち込んでしまいますよね。でも、そんなときには一度パソコンの前から離れて、気持ちを切り替えることが重要なんですね。そうすることで記事をチェックしてくれるスタッフさんに感謝の気持ちも持てるということで、今度もし記事が非承認になってしまったら実践してみようと思います。
- 経験豊富なライターの方でもスランプに陥る事もあるのだと分かるタイトルは興味深かったです。ただ内容的には仕事で悩んだ経験ある社会人なら誰でも知っているような事を書かれているために、新鮮さを感じませんでした。
- 何か具体的な情報が得られる記事か?というとそんなことはないと思いました。しかしエモーショナルで優しい心遣いや、ご自身の経験に基づいた悩みと励ましの気持ちが文章から伝わってきました。読んでいて力が湧いてくる文章です。
- 私は、サグーワークスさんに登録させていただいてまもない初心者ですが、このプラチナライターの方のスランプ克服法を読んで、これからやっていけるのか不安になりました。タイトルに「経験を積んだライターさん向け」などの注釈を付けた方がいいかもしれません。