過去のタラレバ。未来タラレバ。言ってりゃキリないタラレバ女――東京タラレバ娘に学ぶ“今を生きる方法”

過去のタラレバ。未来タラレバ。言ってりゃキリないタラレバ女――東京タラレバ娘に学ぶ“今を生きる方法”

人生にはいくつもの分岐点があるといわれています。それぞれの分岐点で、私たちは選択を迫られて、今に至ります。捨ててきた選択肢の先には、ひょっとしたらより良い未来が待っていたかもしれません。皆さんも1度くらい「学生時代にもっとまじめに勉強していればなぁ……」、「あのときA先輩じゃなくてBくんを選んでいたら……」と考えたことがあるのではないでしょうか?

アラサー独女の心を容赦なくぶっ刺す!?今話題の『東京タラレバ娘』

皆さんは『東京タラレバ娘』という漫画をご存知ですか?『海月姫(くらげひめ)』等の作者である東村アキコ氏によって2014年から連載されている漫画です。主人公は、こうしていたら……、ああすれば……、という空想・妄想に囚われているうちに気づけば33歳・独女になっていたという鎌田倫子。
理想が高すぎる、と分かっているのに妥協することができない、という主人公たちの心境にアラサー独女の多くが共感するのかもしれません。
『この街で私たちはいつも何年も楽しい事を探して。ワクワクする事を探して生きてきた。若い頃は恐怖心なんて何もなくて。その先に何が待っているかなんて何も考えず』
『東京タラレバ娘』に登場するセリフです。「あー……、わかるかも……」と思ったあなたは『東京タラレバ娘』にハマってしまう1人かもしれません。

イタ気持ちいい……、その感覚に酔うのも良いけれど……!?

『東京タラレバ娘』にはKEY(鍵谷)という青年が登場します。彼は毒舌で、主人公たちに耳の痛くなる暴言を吐きます。私が1番「エグい」と感じたセリフは、「一体何の為に年取ってるんだ あんたらは」という言葉です。自分がどう思おうが年はとっていくもの、「何のため?」と訊かれたって簡単には答えられないですよね。だからこそ、「あれ……、何のためだっけ?」と自問してしまうという方も多いかもしれません。それをあえて訊くんですから、ひどい奴です、KEYは。でも、『東京タラレバ娘』の魅力はこうした毒舌によるイタ気持ちよさにあるのでしょう。
もっともこうしたイタ気持ちよさに酔って「そうだよねー」と共感していれば、また知らず知らずのうちに年齢を重ねていくことになりかねません。大切なのは行動すること!さて「タラレバ娘」を脱出しましょう。

“今”できること!さぁやろう

「医者と結婚できたらいいな」、「宝くじが当たったらいいな」、といった妄想を抱くことが悪いことだとは言いません。けれど、その実現可能性はどのくらいでしょうか?それを考えたとき、空しくなります。空しくなるくらいなら、現実的にお金を稼いでみてはいかがでしょうか?給料以外に月に5万円や10万円のお小遣いが手に入れば今の生活がぐっと快適になるでしょう。それを可能にしてくれるのがクラウドソーシング、サグ―ワークスプラチナライターです。意味もなく年を重ねるのではなく、お小遣いを稼いで自分を磨いて素敵なアラフォー、アラフィフになってください(私も頑張ります!)。
偉そうなこと書きましたけど、私もきっと「タラレバ娘」です。たとえば高校のとき理系に進んでいたら今どうなっていたかな、とか、あの依頼を断らなければよかったかな、とか思います。でも、私は文系に進んだし、その依頼は断ってしまいました。簡単に割り切れることではないですが、それが私の決断でした。妄想は楽しいですけど、あくまで趣味の1つ、「言ってりゃキリないタラレバ女」にはならないようにしましょう。

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こぶたのまとめ

「たられば」なんて言ってたらキリがない!
アラサーでも、アラフォーでも、アラフィフでも、女性はみんな「女子」♪
嘆くのをやめて、明るく今を生きましょう。

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みんなの感想文

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  • 私自身、しょっちゅう「タラレバ」を発してしまいますから、記事を読みながら大いに反省しました。過去をやり直すことはできません。強い気持ちで現在に取り組むことが重要だと思いました。今後は仕事に専心します。
  • 独身ではないですが、「タラレバ」の気持ち、とてもよくわかります!我が家にも幼稚園に入る前の子供がいまして、「あの時保育園に入れてれば仕事してたのかな」とかよく考えてしまってます。考えても仕方ないので今は在宅ワークでライティングの仕事もさせてもらってますし、毎日充実しています。タラレバもたまには良いものですよ。
  • 「東京タラレバ娘」という漫画のことを全く知らなくて、この記事を拝読し、漫画を読みたくなりました。いわゆる「夢見る乙女」が夢を”タラレバ”で仮想空間を作っているような感じと捉えたら、これはこれで楽しいひと時ですが、現実を見据えた時に「お金を稼ぐ」ことがリアルに重要だということも書かれていて興味深かったです。
  • 恋愛面において上手くいかないという話をして、その虚しい気持ちがあるなら、お金を稼いだ方が良いと書かれていても、あまり説得力がないなと感じてしまいました。また、東京タラレバ娘というものを知らないので、話がよくわかりません。
  • わたしも漫画東京タラレバ娘が好きなので、楽しく記事を読まさせていただきました。ああしておけばよかったとぐちぐち言う前に、何かしら行動に移してみよう!と元気にさせてくれる文章でした。最後はしっかりライティングのお仕事につなげていっているのが、文章が上手だなと感心しました。
  • 「東京タラレバ娘」の漫画はとても面白いと思っていましたから、記事を拝読しながら大いにうなずきました。どうしても、過去のことを悔やんでばかりいるのが人間なのかもしれません。けれど、未来を明るくするためには、現在がんばるしかないのですね。
  • 文章を書いて仕事をするにも「タラレバ」のような自分になっていないかと思うことがあります。理想を高く持ちすぎることで後で後悔したり、いい文章が書けなかったりと、逆に苦労ばかりです。この記事をきっかけに自分を正そうと思いました。
  • 実際に本業で稼いでいる給料にプラス五万円や十万円と考えると、貯金も増やせるし、オシャレにももっとお金をかけることが出来るなと思います。本業からの帰宅後や休みの日は寝てばかりなので、その時間に副業として行えば良いのだなと思いました。
  • 自分も同じく「タラレバ娘」だなと思いました。終わってから、違う方を選べばよかったと、うだうだと考えてしまうことがあります。そうなった時にいつまでも後ろを向いてないで前を向かなきゃダメなんだと思いました。
  • なんでも前向きにやってみようという意気込みが素晴らしいです。もしかして、こうだったらと考えることはよくあることですが、妄想は何の得にもなりません。筆者のように、得意な分野で仕事をして自分磨きをしたいものです。
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