完成度の高い記事へ!ライティング初心者のためのセルフチェックの方法

ライティングにセルフチェックは必須!
あなたは自分の書いた記事のセルフチェックを行っていますか?ライティングをするときに一語一句真剣に向き合っているから大丈夫!セルフチェックなんていらないよ!と思っている人もいるかもしれません。しかし、どんなにまじめに書いていても後で読み返すと誤字脱字が見つかったり、わかりにくいと感じるところが出てきたりするものです。
納品する前のセルフチェックは必須です。ライティング初心者の方はセルフチェックの方法がわからない、という方もいるかもしれませんね。誤字脱字だけではなく、そのほかにもいくつかチェックしなくてはならないところがありますので、詳しく見ていきましょう。
記事作成後はまず読み返して誤字脱字のチェック!
記事ができたら、その記事を読み返し、誤字脱字のチェックをします。誤字脱字があるとせっかく書いた記事も非承認になってしまいかねません。
読み返す回数ですが、文字数が多いほど何回も読み返した方がいいでしょう。例えば文字数が10,000字の記事の場合にはできれば最低3回を1セットとして読み返して誤字脱字のチェックをし、修正した後にもう1セット読み返すことをおススメします。
文章を作成するときにWordを使っている人は、文章校正機能がありますので、使ってみるといいでしょう。この機能を使って書くと、文章の誤字脱字や文法の間違っているところに赤や青、緑の波線が引かれます。この波線は正しい言葉や文法で書き直せば消えますので、簡単でわかりやすく、直しやすいのが特徴です。ぜひ活用してみてください。
「ユレ」がないかをチェックする
最初は漢字で書いていたものを、後の方ではひらがなで表現するなどしてひらがなと漢字の表記が混合している記事は「表記の揺れ」がある状態です。例えば、最初は「貴方」と書いていたのを途中から「あなた」としている文章のことです。
表記は一定にしないと読みにくくなってしまいます。記事を作成しているときには変換したつもりでも、読み返してみると変換されていなかったり間違った漢字に変換されていたりするものです。セルフチェックの時にしっかり確認したいですね。
また、それまでは「~です。」「~ます。」と書いていたのに、急に「~だと思うのです。」など、主観的な表現になっていないか、視点のユレがないかもチェックしましょう。
記事の内容にもよりますが、主観的な表現が入ることで記事の内容に信憑性がなくなったり、読者からの信用を失ってしまうこともあります。書き手の性別や年代などを悟られないように書くと、読者も読んでいて納得のいく記事になるでしょう。
同じ言葉を繰り返していないかをチェックする
まず同じ言葉の文末が連続していないか確認します。「~でしょう。」という表記が5回も6回も連続している……なんてことはないとは思いますが、読み返してみると2回連続しているところがあるのを見つけて冷や汗をかくことがあります。そんなことにならないよう、同じ言葉が連続している箇所は書き直しましょう。
同じ言葉が連続してしまうのは特に文末に多いのですが、チェックするのは文末だけではなく全体に気を配ってください。特にWebでのライティングの場合、同じ単語が連続しすぎているとスパムとして認識されてしまうこともあるようです。
セルフチェックを行うことで記事の承認率を上げることができる!
セルフチェックは時間の許す限り行うようにしてください。そうすることで記事全体のクオリティを上げることにもつながります。
文字数が少ないから大丈夫でしょう!と思ってセルフチェックを行わないで納品していると、非承認が続いて仕事が来なくなる……なんてことにもなりかねません。フリーのライターの場合、怖い上司がいる会社と違い自分の仕事の精度は自分で上げなくてはスキルアップもできませんし、仕事もなくなってしまいます。
何回かセルフチェックを行っているうちに慣れてきて、ここでご紹介したセルフチェックもスムーズに行えるようになるでしょう。どんどん経験を積んでいろんなお仕事に挑戦してみてくださいね!
こぶたのまとめ
ライティングのお仕事にはセルフチェックは必須です。必ず行って承認率をアップさせてくださいね。
- 記事作成終了後は読み返して誤字脱字のチェック
- 表記のユレがないかチェック
- 同じ言葉を繰り返していないかチェック
この3点をまず繰り返し行い、記事の完成度を上げていきましょう!