副業でライターを始めてよかったこと

他のプラチナライターの方々がどのような生活を行っているのかはわかりませんが、私のように本業を別に持ちながら働いている人もいます。ライターとして仕事をするようになって1年弱。副業としてライター業を行うことのメリットを、今一度考えてみたいと思います。

副収入はかなり大きい！

多くの人にとって、副業をする一番の目的はお金ではないでしょうか？私も御多分に洩れず、「もっと収入を増やしたい！」と思って副業を探し始めました。どんな仕事でもいいと思っていたわけではありません。自分の趣味や特技を考慮して、収入は上がらなくてもライター業かそれに近い仕事に絞って探していました。その途中で出会ったのがサグーワークスさんで、それ以来現在に至るまでお付き合いをさせていただいています。
はじめは他の方と同様にレギュラーランクからのスタートでした。なかなかコツが掴めずに最初のうちは試行錯誤の連続。非承認もたくさんいただきました。とはいえ人間慣れていくもので、最初の月は400円弱だった時給が慣れるに従い、数ヶ月たつと時給1,000円ほどで書くことができるようになっていきました。
縁があってプラチナライターになったあとは、格段に給与は上がっていきました。それ以前は1,000円だった時給が2,000円、3,000円と上昇していき、今でも少しずつですが上がっています。収入も安定して10万円を超えるようになってきました。
こうなると精神的にも余裕が出てきます。副収入が得られるメリットの一番はこれではないでしょうか。たとえ本業が上手くいってないときでも、副業で取り返すことができる。そう考えるだけで気持ちに余裕ができ、本業にも好影響を与えるようになりました。

自分の時給を意識するようになり、時間を有効に使うようになった

副業を始めるようになって、自分の時給というものを意識するようになりました。会社で働いている自分はいくらの時給をもらっているのか、ライターとして働く場合はどうか。ライターとしてスキルを磨いていくことで、自分の時給は着実に上がっていきます。時給が上がることで、自分の影響力も上がるような気がします（これは気持ちの問題ですが）。
時給を意識することによって、自分の時間をより有効に使うようになりました。「Time is money. 」はあまりによく知られた格言ですが、わかってはいても普段生活している中で意識するのは難しいものですよね。なんとなくテレビやネットを見ている時間、二度寝の時間、そしてライティングをする時間。ライターとしてお金を稼ぎ、自分の時給を意識するようになって、「無駄に過ごした時間にも時給が発生している」と考えるようになったのです。
私の時給が3,000円まで上がり、このときにテレビやネットを見る1時間やゲームをする1時間にも3,000円の価値が発生すると考えるようになりました。もっとわかりやすく言うと、「3,000円を支払ってテレビやネットを見る」と感覚になったのです。そうなると、自然と自分の行動を見直すことになります。この行動は自分の時給に見合っているか、3,000円を払ってでもやる価値があるのか。このように考えることで、今自分で価値があると思うものに、時間を集中させることができるようになりました（たとえば読書。あるいは子供と一緒に過ごす時間）。

メインの仕事の知識を活かせる

ライター業をはじめて良かったことはそれだけではありません。プラチナライターとして働いていると、特定のジャンルの記事を書いてくれないかと依頼されることがあります。依頼される内容が本業に関するものであれば、自信を持って書くことができます。本業で培った専門知識を活かせるのは非常に嬉しいものです。メインの仕事の世界を知ってもらう機会にもなり、自然と熱が入ります。専門分野に関する記事を依頼され、よい記事を書いたときの達成感は、他の記事ではなかなか得られないものです。報酬も良いですしね。
とはいえ自分の専門分野だからといって、そのすべてを知っているわけではありません。専門分野であっても自分が知らないことを書いてくれと依頼されることも当然あります。そんなときは逆にチャンス。普段は日常の業務に追われて怠りがちな勉強を行う機会が巡ってきたと考えて、新たに学び直すきっかけにしてしまいます。
ライターは広くて深い知識が求められる仕事。自分の専門分野内の知らないことを学ぶだけでなく、隣接分野の知識を学ぶことも、さらには全く関係のない分野の知識を深めることも必要です。それらの知識が無駄になることはありません。全く関係のない分野の知識だと思っていたものが、意外なところで専門分野と結びついていたり、違う分野の思考法を援用することで、現在直面している問題解決の糸口になったり。ライターとしてのスキルを磨くことで、本業にも好影響を与える。ライターは副業として、実に理想的な仕事といえるのではないでしょうか？少なくとも今の私にとって、これ以上理想的な副業は見当たらないような気がしています。