いかに嚙み砕くか?金融に関するライティングを行う時のポイント
プラチナライターとして活躍する中で、テーマを指定されることはよくあります。実に多種多様なテーマがありますが、自分の場合は金融に関するテーマを書くことが多くあります。
そうした記事を書く中で感じたこと、そして大切だと思ったことを振り返りつつまとめます。
ニュースの内容をきちんと調べなおす
金融に関するニュースは日々テレビやネット、ラジオなどでもよく流れています。そうしたニュースがライティングのヒントになることは少なくありません。そのため、そうしたニュースについてきちんとした理解をしておくことは非常に大切だと言えます。
最近であればパナマ文書から税金に関する理解など、金融や税金という身近なテーマにつながるトピックがありましたので、それを記事に生かしたこともありました。
普段何気なく接しているニュースについても興味を持って接することで、自分の仕事に生かすことができるように思います。
難しいことをいかに簡単にするか
金融、というとどうしても難しいイメージがついて回ります。実際、難しい話題が多くなることもありますが、そのまま書いてしまうと読み手にとって理解に苦しむ文章になることは容易に想定できます。
そのため、難しいテーマをいかに嚙み砕くかというのがひとつの重要なポイントになります。あるテーマをわかりやすく嚙み砕くためには、深いレベルでの理解が求められるため、自分の中で腑に落ちるまできちんと理解を進める必要があります。
例えば、確定申告などは経験者にとってはイメージがわきますが、経験したことのない方にとっては非常に難しく、敷居の高いテーマのように感じられることと思います。というよりも、私自身が確定申告を経験するまではそのように感じていました。ですが、一度自分で経験すると、難しそうだと感じていたことが思いの外簡単であることに気付くことがよくあります。
自分が難しいと感じているテーマならば、他の方にとっても難しいテーマであることが多いように思います。そのため、気にはなっているけど難しそうなテーマがある場合、思い切って踏み出してみるのもいいかもしれません。
好奇心がネタを生む
直接金融に関係のないテーマやニュースであっても、自分が気になると思ったならばあえて深掘りしてみるのも良いでしょう。あらかじめ自分が思ってもいなかったテーマの組み合わせが面白い記事のアイデアにつながることも少なくありません。また、そうした組み合わせの場合、読者も想定していないテーマであることが多いため、注目を集めることも想定されます。
決して奇抜な組み合わせではありませんが、節約と消費税という観点を考えたときに、政治家がなぜ支持率低下を覚悟しながらも消費税を上げようとするのかというトピックが気になったことがあり、その話題をかつて記事にまとめたこともあります。
ライターとして長く活躍するためには、アイデアをいかに生み出すかも非常に大切なポイントになりますので、日頃から好奇心のアンテナは高く張り巡らせておくと良いでしょう。
結局、自分が好きな話題についてアンテナを張っておくことが一番です
私の場合、金融というテーマが好きなので自然と情報に対して反応できるのがライティングをする上で非常に役立っていると感じます。嫌々情報集めを行うよりも、好きな話題に飛びつく方が情報収集力やそこからの派生の仕方に大きな違いが生じることは論を待たないでしょう。
なんでもいいので、まずは自分が興味のあるテーマについてのアンテナを高く張り巡らせておくことです。そして慣れてきたらそこから徐々にアンテナを広げていくと質の高い情報の組み合わせができてオリジナルの発想が生まれてくることでしょう。
仕事のためという意識よりも自分自身の好奇心のため、という意識でいた方がうまくいくかもしれませんね。
こぶたのまとめ
- 気になるニュースはよく理解する
- 難しいテーマこそ嚙み砕くために頑張って理解する
- 好奇心は常に持つ
- まずは一つのテーマに絞って情報を集めましょう!