You must lose a fly to catch a trout! 

損して徳とれ

今回のタイトルの意味は、「ニジマスを釣ろう」ではなく、「損して徳とれ」。私がビジネスをするうえで、最も大切にしている信念ですが、日本語で書くとあまりに直球すぎるので、英語にしてみました。そんなタイトルの今回は、「案件の探し方」についてお話します。

重視すべきは、文字単価!?

私は、今、サグ―ワークスを介した案件と直接ご依頼いただく案件の両方をもっています。割合としては、6:4くらいで、サグ―ワークスを介した案件の方が多いですね。最近、少しずつ直接ご依頼いただく案件が増えてきています。このため、この割合は将来変動するかもしれません。ただ、私は、今後もできれば両方の案件を続けていくつもりです。それは、それぞれにそれぞれのメリットがあるからです。

サグ―ワークスのメリット

  • 安心して取引できる。
  • 有名企業・大手企業からの依頼が届く。
  • チェックが入るので、単なる自己満足では終わらない。
  • スタッフさんとのやり取りが楽しい。

直接取引のメリット

  • 記事をご覧いただいた後の反応がダイレクトに伝わる。
  • 文字単価が高い。
  • 打ち合わせからはじめて、1つのものを一緒に作り上げることができる。
  • ライター指定の案件なので、依頼が届くと、純粋に嬉しい。

正直なところ、文字単価は直接取引の方が高いです。ただ、どちらの案件の方が「美味しい」のかはわかりません。在宅ライターとして活動していくためには、文字単価だけにこだわることなく、どのような案件であっても真剣に取り組むべき、というのが今の私の率直な気持ちです。

直接取引ってどうすれば始められるの?

「この人に書いてほしい!」と思っていただけるので、ライターとしては指名案件は大変ありがたいですよね。他の方が直接取引をどのように獲得されているのかは分からないのですが、私は、友人と共同で運営しているサイトを介して、受注しています。主にPVやツイッター(友人)で宣伝しており、まだ半年にも満たないサイトですが、着実にご依頼件数は増えています。

https://www.youtube.com/watch?v=7Q-pR9ROePA
直接取引がしたいならサイトは必須だと思います。しかし、PVの制作費や広告費が必要となりますので、やはり直接取引が「美味しい」のかどうかは返答に迷うところです。

質とスピード、あなたはどっちを優先する?

案件数を増やし、多くのお金を稼ぐために必要なことは、質とスピードを上げることです。このどちらも大切ですが、どちらから鍛えるべきかといえば、間違いなく“質”です。ライディングの経験がある方ならすでにお分かりのとおり、1件あたりの報酬が決まっているので、質の高いものを提供しようとすると、時給は下がってしまいます。ここで大切なことは、質を下げてまで1時間あたりの報酬額を上げようとするのではなく、高い質を維持できるように努めることです。私の場合もいまだに時給が700円を下回ることが度々あります。そういう時は、いったん落ち込みますが、「これも経験だ!」と前向きに捉えるように心がけています。

記事を多く執筆していけば、知識とライティングスキルが向上し、きっとそのうち、質の高いものを短時間で書けるようになるでしょう。質の高いものを書ければ、「この人に書いてほしい!」と思ってくださる方が増えるでしょうし、それを早く書けるようになれば、1時間あたり又は1日あたりの報酬も増えます。また、執筆スピードが上がれば、緊急の案件もこなせるようになるので、ますますお金を稼げるようになります! このため、最初のうちは、スピードを上げようとあまり意識しないでください。「損して徳とれ」ですよ。

こぶたのまとめ

  • 在宅ライター(フリーライター)として生計をたてたいなら、大切なのは「損して徳とれ」の精神。
  • 最初の頃は、質を下げてでも1時間あたりの報酬額を上げようと思うかもしれないが、
    踏みとどまって質の向上に努めるべき!

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