文章における”3つのC”とは?プロと素人の違いって何!?

プロライターに必要な”3つのC”ってなんだ!?
アナタはライターにとって何が必要だと思いますか?パソコンやキーボード、インターネット環境とか、備品のお話ではなく、「心構え」としてのお話です!
そもそもフリーライターとかジャーナリストとか、記事を書いたりする仕事って、誰でもなろうと思えばなれるもの。だって「私はライターです!」と言えば、実際にライター経験がなくても今日からアナタもライターになることが出来ます。
しかし”素人ライター”と”プロライター”には明確な差があり、その差が「3つのC」なのです。
今回は素人ライターで終わらない、プロライターになりたい人に知っておいてもらいたい、”3つのC”についてご紹介させて頂きます!
プロライターに必要な3Cはこれだ!
ワンランク上のライターになるために必要な「3C」とはこちらです
- Clear:明晰・明瞭
- Correct:正確
- Concise:簡潔・簡明
英語の授業が苦手だった私にとって、この3Cを考えだすのは大変でしたが、以上がワンランク上のライターになるために必要な3Cです。
それでは、1つずつその意味について解説させて頂きます。
Clear:明晰・明瞭
一人前のライターになるためには、まず書いた文章が明晰・明瞭、つまりハッキリとした文章でなければいけません。要点がつかめないような、何が何だかわからないような、ふわふわとした文章は当然NG!
明晰・明瞭な文章を書くためには、一貫して内容がぶれない文章を書くことが重要になります。ただ、明晰・明瞭なテーマについてわかりやすく、一目見てハッキリと書いてあることが理解出来るような文章を書くのは難しく、そういった文章を書くには訓練が必要です。
とりあえず、プロライターになるために3Cの1つ、「Clear」が出来ていないなら、文章の精度を高めるために、色んなテーマを書いて、書いて、書きまくることをおすすめします。
Correct:正確
素人ライターとプロライターを大きく分けるポイントが、2つ目のC「Correct」です。当たり前ですが、正確性のないデタラメな文章や嘘にまみれた文章では、お金を稼ぐことは出来ません。
プロのライターになるためには「ニュースソースから読み取れることを記事に出来る」という能力があることが必須だ、と言えるでしょう。
例えば「雨がふった」というニュースであっても、雨がどのようにふったのかによって、文章の書き方は変わります。仮に洪水が起きるほどの雨がふった場合に「大雨がふって、洪水になった」では正確な文章ではありません。
この場合の正確な文章とは「土砂降りの雨が○時間にわたってふり、○○地域一体が洪水の被害に見舞われました」とニュースソースから読み取れる情報を、事細かに過剰にも過小にも書かず、「事実に基づいて書く」ということに他なりません。
客観性のある正確な文章を書けることが、プロライターにとって必要な2つ目のC「Correct」なのです。そして、この能力の有無が、素人ライターとプロライターを分ける大きなポイントでもあるのです。
Concise:簡潔・簡明
「Clear」「Correct」とご紹介して参りましたが、最後のCは「Concise」です。文章というのは、長ければ長いほど良いわけではありません。真に読みやすく、解りやすい記事とは短い文章でも要点がわかるように書いてある「簡潔・簡明な記事」のことです。
最初から最後までだらだらと要点を得ないような文章を書くライターは、プロライターとしては失格!
ブログや個人の感想などを書くサイトに投稿するための記事を書く……、というのならどんな文章でも問題はありません。
しかし、クライアントがいて、お金を貰う文章を書く必要があるのなら、サッと読み通しても一目見て要点がしっかりと読み取れる、簡潔・簡明な文章を書かなければいけません。
もちろん要点が一目見て判る文章を書くことはカンタンなことではありませんが、プロライターを目指すなら、一目見て内容が読み取れる簡潔・簡明な文章を書くように心がけましょう。
“3つのC”をマスターせよ!
意外と知らない1人前のライターになるために、知っておいてもらいたい”3つのC”についてご紹介させて頂きました。どれもこれも当たり前のことですが、この3Cを完璧にマスターすることはカンタンなことではありません。
素人ライターではなく、プロライターとして活躍したいとお考えの方は、3Cをマスターするために、まずはがむしゃらに記事を書くこと。そして、記事を書くときに3Cを意識しつつ、それぞれのCを課題だと思って3Cを守った文章を書くことをおすすめします。
決して楽なことではありませんが、記事を書きまくり、課題意識を持って書き続ければ早ければ数ヶ月でアナタもプロライターと同じだけの文章作成能力を手に入れることができます。
「素人ライターで終わりたくない!」という方は、ご紹介した3Cを注意しながら文章を書きまくって、プロライターを目指してくださいね!
こぶたのまとめ
① ライターにとって必要な3Cとは「Clear」「Correct」「Concise」
② Clear:執筆する文章が明晰・明瞭、つまりハッキリとした文章を書く
③ Correct:ニュースソースから読み取れることを正確に記事にする
④ Concise:要点がわかりやすく書いてある簡潔・簡明な文章を目指す
⑤ 記事を書きまくり、課題意識を持って実践すれば、数ヶ月でアナタもプロライターに!
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みんなの感想文
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- 3Cとは何か、プロに求められるものとは具体的にどういった事なのかを分かりやすく説明していると思いました。指定のルールのみならず、この3Cも意識しなければならないと思うと、少し気が重くなりました。しかし、努力しなければ上達などしないのも事実です。長い道のりになりそうですが、プロライター目指して頑張ってみようと思える記事でした。
- 記事で紹介されている3つのC(明晰・明瞭、正確、簡潔)はどれも今の私には不足していることばかりだったので、正直耳が痛い内容でした。ですが、文章を書かないことには上達しないので、この3Cを意識し、少しでも早く文章作成能力を上げ、素人ライターからの脱出を図りたいと思いました。
- 3つのCは初めて聞きました。確かに不明確な言葉が連なっていても、情報としては入ってこないものです。プロとしての意識がある以上、正確さは必須だなと感じました。そして、今の私に最も足りない点でもあり、勉強になりました。
- プロライターになるために必要な要素というのは、聞いてみればなるほどと、納得できるものばかりでした。わかりやすく簡潔でない文章はそもそも読む気にならないし、何が言いたいのか不明瞭な文章は読み終えた後に不快感が残ります。そうならないスッキリした文章が書けるようになりたいです。
- ものすごく参考になりました。プロのライターとわたしのような素人のライターの違いが痛いほどわかりました。文章を書くときに全く意識していなかったことがはっきりわかりましたし、特に客観性のある正確な文章を書くという点で、すごく納得しました。とてもためになる記事でした。
- プロのライターはわかりやすく正確で、簡潔な文章を書くように心がけているのだなと思いました。しっかりと気をつけて記事を書いていけば、数ヶ月でプロ並に仕事をこなせるようになるということで、かんばってみようかなと思いました。
- わたしもいつかプラチナライターになってみたいので、今回の記事はすごく参考になりました。そして、自分にとって何が必要なのかも痛感しました。この記事で書いてあるポイントを紙に書きだして、これからもプラチナライターを目指して修行を続けていこうと思います。
- 3つのCはわかりやすくて参考になりました。特にConciseという部分は一番大切な様に感じました。ライターとしてお金を稼ぐ以上、最低限、個々の部分は意識して書いていこうと思います。ここをしっかりとマスターできれば、信頼されるライターになれる気がします。
- こんな3Cがあるなんて全然知りませんでした。よくよく見てみると確かにそうだなと思えるないようで、すごく参考になりました。私は記事を書いていても、要点がはっきりしない文章になる事が多かったので、まずはこの3点に気をつけて文章作成してみる事にします。
- わたしはライターの仕事をまだはじめたばかりなのですが、自分の文章を読み返してみると、分かりにくい文が非常に多く出てきてしまいます。「3つのC」を意識して、自分の文章力や表現力のレベルを上げたいと思います。