説明文とコラムって何が違うの?コラムと説明文の書き方のコツを知ろう!
文章にはたくさんのジャンルがあります。コラム、エッセイ、評論、随筆、説明文など、様々なジャンルがあり、それぞれ必要とされている場などにより書き分けられることになります。
ライターとして仕事を受ける際、求められることが多いのが「コラム」と「説明文」。ですが、この2つの文章の違いについて、きちんと書き分けることが出来ているでしょうか?
「コラムってなんとなく苦手」と思われている方も多いかもしれませんね。「コラムと言われてもどう書けば良いのか分からない」と思ってしまって、なかなかコラム案件に手を出せない方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、コラムと説明文の違いやそれぞれの文章の書き方のコツについてご紹介していきます。ライターとして仕事をしていきたいけれど、うまく書き分けることが出来ていない、という方はぜひご一読ください。
説明文とコラムの違い
説明文とは、文字通り物事を説明するための文章のことを言います。説明文に求められるのは、その物事に対する正確な情報ですから、書き手個人の個性は必要とされていません。商品の説明文や報道記事などを思い浮かべてみると分かりやすいかもしれませんね。
説明文に必要なのは、あくまで第三者視点からの個性が含まれない客観的な文章であるということを覚えておいてくださいね。
一方、コラムとは、説明文とは真逆で書き手の個性が反映された、ある意味主観的な文章のことを言います。ある物事に対して、書き手の視点から分析した意見や感想などが述べられている個性が表れている文章です。
説明文の書き方のコツ
説明文を書く時に注意したいのは、文章の順番です。「起承転結」という言葉もあるように、つい長々と説明を書いて最後に結論を書く、という順番で文章を書いてしまいがちですが、実はこれはNG。
説明文を書く時には、まず結論を書き、次に説明、最後にまとめを書くようにすると読み手に伝わりやすい文章になることを覚えておいてください。
また、長めの説明文を書く際にはこれだけでは文章がまとまりません。その場合は、下記のような構成にすることをオススメします。
(3)(1)に対する反論
(4)(3)の説明
(5)まとめ
最初に提示した結論に対して、読み手が抱きやすいと思われる反論を自分で書いてしまうことで、文章の説得力を上げることが出来ます。
ここまでの長文が必要になる説明文を書く機会はあまりありませんが、覚えておいても損はないと思いますから、ぜひ頭の片隅に入れておいてくださいね。
コラムの書き方のコツ
コラム記事が書けるようになると、在宅ライターの仕事の幅はぐっと広がります。とはいえ、コラム記事は少しハードルが高いこともまた事実。
ここでは、効率的にコラム記事が書けるコツをご紹介していきますので、コラム記事に苦手意識を持たれている方はぜひ試してみてください。
(1)記事を書く前に、内容を整理しておく
紙に書いて整理しておいても良いですし、PCのテキスト作成ソフトを使用して整理するのでもOKです。いきなり文章化するとまとまらない文章になってしまいがちですから、まず過剰書きに自分の書きたいことを挙げて、それをどの順番で書くのか整理していきましょう。
遠回りに感じてしまいがちですが、事前に書くことを整理しておくと非常に効率良く文章を作成出来るようになります。
(2)ジャンル別に型を決めておく
ジャンル別に型を決めておくと、いちいち文章作成前にどのような構成にしようか悩まずに書き始めることが出来ます。
例えば、「○○するのにオススメの方法」というテーマである場合には、まず導入文を書き(テーマの説明、テーマの利点、問題提起など)、そのあとに具体的な方法を数点あげて、最後にまとめる、というものです。
(3)「誰」に「何」を伝えるための文章なのか決めてから書く
どの文章を書く際でも必要になることですが、「誰」に「何」を伝えるための文章なのかをはっきりさせてから書き始めると、文章の方向性のブレを防ぐことが出来ます。また、文章をスムーズに書くことが出来ますので、効率を上げることが可能です。
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ライティング初心者の方でも安心してお仕事を始められますよ。
こぶたのまとめ
- 説明文とコラムの大きな違いは、説明文は客観的な文章であること、
コラムはある程度の主観性が求められる文章であること。 - 説明文をスムーズに書くコツは、まず結論から書くこと。
- コラムを書くコツは、文章を書き始める前にまず内容を整理しておくこと。
また、ジャンル別にある程度の型を決めておくと、スムーズに文章を作成することが出来る。