音読で承認率がアップする!?

音読で承認率がアップする?

みなさんは、記事を書き終えた後、どのように確認しますか? 多くの方は、ただ黙読しているだけかもしれませんね(何も確認することなく、誤字・脱字がないと決めつけて、すぐさま投稿ボタンを押すのはやめましょう。非承認となってしまうと、せっかくの執筆時間が無駄になってしまいます)。

頭ごなしに「音読をしてください」と言われると、「なんで?」と疑問を抱くかもしれません。そこで、今回は「音読をすべき理由、黙読では不十分な理由」についてご説明します。もし「確かに!」と思っていただけたのなら、次回以降ぜひ音読をしてみてくださいね。

1、誤字・脱字が減る!

これは言わずもがなでしょうが、音読をすれば、黙読だけの時よりも、誤字・脱字の発見率が高まります。ライティングを始めたばかりの方ほど実感していただけるメリットでしょう。

実際に私も始めたばかりの頃は、毎回音読していました。投稿ボタンを押す前にいったん目で確認をしたはずなのに、表示された文章を音読してみると、思いのほか誤字が見つかるということが何度もありました。おそらく黙読のときよりも音読の時の方が注意深く文章を見るからでしょう。「なんとなく読んだつもり」と「実際に声に出して読む」のとでは大きく異なるというわけです。

また、視覚マジックというものがあります。ケンブリッジ大学の研究結果によると、私たち人間の脳は、最初と最後が適切であれば、間違えている文章でもなぜか読めてしまいます。

こんちには、黙読だと こんな ぶしんょう よみ としばて しまうかも しなれい んですよ。 おどんく が ひよつう って おかわり いただけましたか?

これは極端な例ですが、長文をパッと見ただけでは些細なミスを読み飛ばしてしまうかもしれないということはお分かりいただけるでしょう。執筆が苦手な人であれば、早く投稿してポイントをゲットしたいと気持ちが焦ってしまっているかもしれませんしね。

2、語尾の重複に気づける!

黙読だと読み飛ばしてしまうけれど、音読だと気づくことができるポイントの1つとして、「語尾の重複」があると思います。次の文章を読んでみてください。

音読をすると誤字・脱字に気づくことができます。そうすれば、誤字・脱字を原因として非承認になることはなくなります。音読をすれば、その分執筆時間は長くなりますが、ポイントをゲットできる可能性は高まります。

意識的に、語尾を「ます」で統一させてみました。なんとなく読み進めてしまえる文章にしたつもりですが、音読してみると違和感があるでしょう(あるいは、違和感がより際立つでしょう)。

「良い文章」とするためには、こうした語尾の重複も避けようにしてください。こうしたことに気づけるのも、メリットの1つです。

「音読できない……」という悩み

音読の必要性はお分かりいただけたのではないでしょうか? とはいえ、1人暮らしでなければ、なかなか難しいですよね。同居人に聞かれてしまうと恥ずかしい、というのは誰しもが抱く感情です。

しかし、音読といっても、小学校の授業でしていたように、はっきりと聞き取れるように行う必要はありません。ぶつぶつぶつと自分にだけ聞こえるように声に出せば足ります(個人的には、文章を音読しようと注視することが最も重要なので、自分ですらも聞こえない声でも良いと思っています)。このくらいであれば、1人暮らしの方以外でも、ご自身の部屋でできるのではないでしょうか?

こぶたのまとめ

音読のメリットは2つ。

  1. 誤字・脱字をなくす。
  2. 語尾の重複をなくす。

音読できない環境なら、文章をしっかり見て、口を動かすだけでも効果がある!

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