根拠のない記事は自分の首を締めることに!?ニュースソースについて

どんなに面白い記事でも、根拠がなければダメ!

お金を貰うライターとして、ユーザーがその記事を読んで、「面白い」「参考になる」と思われるよりも、重要なことが1つだけあります。それは”客観的に見て正しい記事を書く”ということ。

どんなに面白い記事だったとしても、掲載している内容が嘘や、でたらめで構成されている根拠のない文章では、意味がありません。

ライターとして、働くためには、正しいニュースソース(ニュースの出どころ)に則って、根拠がある記事を書く必要があるのです!

根拠のある記事を書かなければならない理由

最近は新聞などでも、ニュースソースのない根拠の無い記事が、掲載されていることがありますが、ライターとしてそれは恥ずかしいことです。新聞社などの場合は、政治的思惑などから、そういった「飛ばし記事」を書くニュースサイトなどが当たり前に存在していますが、あまり歓迎されることではありません。

飛ばし記事とは・・・正確な確証(複数の関係者からの証言・あるいは物証など)を得ずに、不正確な部分に関しては記者の憶測などで補完された記事の呼称・あるいは蔑称。
(参照元)http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C8%F4%A4%D0%A4%B7%B5%AD%BB%F6

それはなぜか? ニュースソースのない「まったくの嘘」「まったくのでたらめ」の記事は掲載したサイトの信頼度を下げてしまうからです。

例えば、食料品の紹介を行うサイトで、金額やメーカー名、原材料などが、まったく根拠のない情報が掲載されていたとしたら、それだけでそのサイトの信頼性は低下して、そのサイトを誰も見なくなってしまいますよね。

あなたにとっては、たった1つの記事かも知れませんが、掲載するサイトにとっては、いつまでもサイトの信頼性を貶める”癌”にあなたの執筆した記事がなってしまうことがあるのです。

もちろん、サイトの信用度も下がってしまいますが、そんな根拠のない記事を書いた、ライターとしてのあなたの”信頼”も下がってしまいます。

つまり、根拠のない記事を書いてしまうと、クライアントの信用を貶めるだけでなく、自分の信頼も失ってしまう。だから、ライターとして、根拠のある記事を常にかかなければいけないのです!

根拠のある記事を書くには?

根拠のある記事を書くことは、大きく分けて2つの方法があります。1つはアナタが執筆する内容の参考とする書籍やサイトに掲載されている情報を、正しく引用すること。もう1つは、自分の経験を元に記事を書くことです。

まず、ニュースソースとなる情報をネットなどで、収集する際には、1つの情報だけでなく、最低でも2つ以上のサイトから情報収集を行い、その中でも共通点があるものを、文章内に引用するという方法があります。

完全に引用してしまうと、問題がある場合もあるので、そういった場合は、言い回しを変えつつも、根拠となる数字や方法、データなどの情報は変えないようにしてください。

この「執筆する内容の参考とする書籍やサイトに掲載されている情報を、正しく引用する」ということに関しては、個人のサイトだけでなく、企業や公的機関に掲載されている情報を参考にすることをおすすめします。企業や公的機関に掲載されている情報は、ニュースソースがしっかりしているため、正しい内容である場合が多いからです。

次に「自分の経験を元に記事を書く」ということも、根拠となる記事を書くためには必要なことです。フリーライターの場合は「吉野家の牛丼は店舗によってつゆだくの量が違う!」などの、ニュースソースがどこにも載っていないような情報を書かなければならないことがあります。

こういった場合は、自分で取材を行い、自分が思ったこと、感じたことを根拠に記事を執筆しなければなりません。もちろん、そういった記事を書く場合は、根拠となる数字を自分で測ったり、写真を撮ったりする必要がある場合もあります。

これさえ守れば根拠のある記事は書ける!

端的に言ってしまえば、根拠のある記事を書くということは「嘘を元に記事を書かない」ということに他なりません。人によっては、情報ソースが見つからないから、適当に自分の「憶測」や「決めつけ」を元に記事を書く場合がありますが、これは根拠のある記事を書くということからすれば、大きな間違いなのでやめましょう。

もしも、クライアントが求める情報を調べるのが難しいという場合は「Yahoo!知恵袋」などを検索してみると、意外に欲しかった答えが見つかることがあるので、なかなか欲しい情報が見つからないという方は、参考にしてみてくださいね!

こぶたのまとめ

① 「嘘」や「憶測」に基づく記事は根拠の無い記事

② 根拠のない記事を書くと、自分の信頼も無くすだけでなく、クライアントのサイトの信用も無くす

③ 根拠のある記事を書くために「企業・公的機関」に掲載されている情報か「自分が体験したこと」のみ記事にする

④ 欲しいニュースソースが見つからない時は「Yahoo!知恵袋」を参考にしてみて!

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みんなの感想文

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  • 以前、自分の記憶違いから間違った情報を記事にしてしまったことがあり、その時はとても落ち込みました。記事を書くことに慣れてくるとその時のことや今回読んだこの記事のことを思い出し、正確でためになる文章を書いていきたいと思いました。
  • 根拠のない記事や虚偽の記事は書くつもりはないけれど、もしそのようなことをしたらサイトの信用度が下がってしまうということを肝に銘じないといけないと再認識しました。また、Yahoo!知恵袋は参考にできるという情報は、役に立ちました。
  • 自分の経験がなく欲しい情報がなくて困っていたときに役立つ情報を得ることができました。知恵袋などが役立つとは考えもしなかったので驚きました。ライティングする際に経験がないからできないと諦めることが少なくなりそうです。
  • お金が発生している責任のある仕事で、個人が自由に投稿出来るYahoo!知恵袋を情報源に記事を書くのは不確かで危ないと思います。手間はかかりますが自分の足で歩き、目で見て取材したことをまとめた記事ならクライアントを信頼させることもでき、読者の心を打つ良い記事が書けると思います。
  • この記事にはとても重要なことばかりが書いてありますので、ライター業に携わっている方は絶対に目を通した方が良いと思います。私自身、飛ばし記事という言葉を知りませんでしたから、とても参考になる記事でした。
  • ライターとして仕事をしていくうえで気を付けなければならないことが書かれていたと思う。やはり、書いた記事には責任を持つべきであるし、その責任をよくわからない出典の情報に頼るのはやめるべきであると思えた。
  • 根拠のない記事を書いてしまうと、自分の信頼のみならずクライアントさんの信用も無くしてしまうので気をつけていきたいなと考えさせられました。ネットにはたくさんの情報が溢れていますが、自分が体験したことは資産なので大切にしていきたいです。
  • 当たり前のことですが、正確な情報源を元に文章を作成することはやはり重要だなと感じました。自分の経験(主観)に頼ることも必要だけど、しっかりした文章を書くためには主観的なものだけではなく、俯瞰的な視点もいるのだなと改めて実感しました。
  • 自分は根拠のある記事を書いていこうと思います。根拠のない記事を書くことは自分の信用も失いますし、クライアントの信頼もなくしますので、責任をもってライティングをしていこうと思いました。また、yahoo!知恵袋も活用していきます。
  • 根拠のない記事は書いてはいけない理由と根拠のある記事を書くための方法がよくわかりました。自分が書いた記事によってクライアントまでも損害を被ってしまうことを知り、これからは身を引き締めて正しい情報の文を書こうと思いました。
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