正しい文章であなたもランクアップ!書き方のポイント5選
ライターとしてもっと収入をあげたい、もっと成功したい!と考えている人も多いのではないでしょうか。ライターとして活躍するにはとにかく仕事に挑戦する姿勢が大切です。長い文章、苦手なジャンル、ルールが難しい案件など。
そうした文章をこなすことにより、スキルアップを図ることが出来ます。
しかし正しい文章を意識せず、自分勝手な書き方で文章を書いていると、ライターとしての成長は望めないかもしれません。
正しい文章の書き方とは一体どんなポイントがあるのでしょうか。まとめてみました。
記事タイプで正しい文章の書き方が変わる
「正しい文章」と一口に言っても、記事のタイプには様々な種類があります。その種類によって正しいとされることが変わるのは当然ですよね。
例えば、新聞などの事実を書いた記事と、商品の体験レビューの記事。それぞれ全く違う印象の記事が思い浮かぶでしょう。
ウェブライターとして書くことが多い記事は、大きく分けて以下の種類ではないでしょうか。
- 説明文
- まとめ記事
- 体験談
- ハウツー記事
- コラム
- 紹介文
一般的に、体験談以外の記事は「正しい知識を分かりやすく教えること」が大切です。自分がどう思うか、という主観や体験談は入れないように注意しましょう。
逆に、旅行などの体験談の記事は「自分が行ってみてどうだったか」という事を分かりやすく読者に紹介する記事です。
自分はこう感じた~という主観を中心とした記事を書く必要があります。
このように、記事のタイプによって正しい文章は変わってきますので、どんな記事でも同じ風に書くことは避けましょう。
正しい文章作成には句読点のルールを知ろう
文章を書く上で意外と重要なのが句読点です。句読点のルールがめちゃくちゃな文書は、じつはとても読みにくく内容が頭の中に入ってきません。
読むうえでストレスを感じさせてしまうのも、句読点が正しく使われていない事が原因であることが多いのです。
読点、つまり[、]は、通常文章の「主語」「主題」のあとに打つと読みやすいと言われています。
特に長い主語のあとに打つことで、読んでいる方に分かりやすく伝えることができます。「白い自転車に乗った少女が、学校の前を通り過ぎた」このような書き方です。
また読みやすい文章を研究した結果、一文の文字数は大体52文字が適切であり、それに対し一文の読点数は1.5個だと一番ストレスを感じず読めると言われています。
絶対にこれに従わなくてはダメという事はありませんが、句読点は入れすぎないよう、また適度に入れるよう心がけてみましょう。
正しい文章は5W1H?いや6W2Hです!
学生の頃習った、文章を書く上で大切な5W1H。これは、When(いつ)Where(どこで)Who(誰が)Why(なぜ)What(何を)How(どのように)。
この六つのポイントを押さえて文章を書くことが正しい文章の書き方だと教わった方も多いのではないでしょうか。
しかし最近はこれにあと二つ加えた、6W2Hの文章を書くことが勧められています。
残りの二つとは
- Whom(誰に)
- How much(いくらで)
です。
ウェブライターが書いた文章を検索する人の目的は、「やり方が分からない」「解決方法や値段が知りたい」など、自分に必要な知識が欲しい場合が多いのです。
そこでWhom(だれに)そうしたやり方が必要か、どんな方がその方法に向いているのかを文章に加える事により、読み手の欲しい情報が与えられ、充実した文章になります。
How much(いくらで)も気になる読者の方が多いので、掲載出来る場合は載せてみても良いでしょう。しかし値段というのは年月によって変わるケースも多く、その情報はいつまで記載されるのか、そうした事を配慮したうえで記事に載せて良いか判断してみましょう。
正しい文章には構成も重要
文章を書く上で大切なのが構成です。構成とは分かりやすく言うと、導入部分、本文、まとめ、で成り立つ文章を言います。
例えば効果的なダイエット方法を検索したとき、いきなり長文がダーっと書かれている文章より、「運動方法」「食事療法」「そのほかのやり方」など、分かりやすく見出しがされているほうが読みやすくありませんか?
読む人にとってはさっと目を通しただけで何が書かれていのかが分かる「見出し」というのはとても大切なのです。
まず最初の「タイトル見出し」、「導入部分」というのは、これから記事を読もうかどうしようか判断するポイントになる部分です。しっかり人を引き付けられるようなタイトルや導入文を考えましょう。
また文章の本文にあたる「中見出し、中見出しの文章」も大切です。これもただ長文をまとめて記載するのではなく、「見出し」を利用して分類しておく事で、ユーザーにとってはとても読みやすい文章になります。
写真の添付などが出来る案件では、中見出しに定期的に写真を添付することによりイメージしやすくなり、ユーザーの興味・関心を維持し続ける事ができます。このように文章の構成部分を考えて作業をすることがとても大切です。
基本をマスターしたら自分らしさも出して!
以上のような注意点を留意して書くことが出来たら、とても読みやすく、正しい文章としての書き方もマスターしたと言えそうですね。
しかし「自分らしい文章」を織り込むことも大切です。正しい文章だけを注意して書かれた文体というのは、どうも硬くなり、読者にイメージが伝わらない事もあります。
多くの支持されているライターの記事を読むと、その人「らしさ」が表れている事が多いのです。ちょっとおっちょこちょいな人なんだな、柔らかい文章を書く人だな、正義感にあふれる性格だな、など。
売れっ子のコラムライターになると、その文体を通して書き手の性格が分かり、共感することで「読んでいてスッキリする、楽しい」と支持されるのです。
あまりにも主観を文章に載せるのはよくありませんが、書くことで自然に「自分らしさ」が出てくれば嬉しいもの。それが読む相手に心地よいと思わせる文章ならなおさら良いでしょう。プロの支持されているライターさんの記事を読み、参考にしてみるのも良いかもしれません。
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ジャンルも難易度も幅広い案件が揃っているので、スキルアップに役立つはずです。
こぶたのまとめ
- ライターとして活躍するには、まず正しい文章の書き方をマスターすることが大切。
- 長文執筆の際も、情報が必要な人に向けて分かりやすく正しい文章で記事を書こう。
- 正しい文章とは読み手にとってストレスを減らし情報を取り入れやすくなるということ。
文章の書き方のポイントを押さえて、どんどん作成記事に取り組んでみましょう。
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みんなの感想文
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- 文章を書く場合には、構成について配慮する必要があることが分かりました。初心者ではなかなか気がつかないところですから、とても参考になりました。読みやすさを心がけながら、構成に対する配慮も忘れないようにしたいです。
- 5W1Hは良く聞く言葉でしたが、6W2Hは初めて聞いた言葉でした。また、魅力のある文章を書くためには、自分らしさを出すことも重要なのですね。これからも自分で文章を書く時には、6W2Hと自分らしさを少し織り交ぜることを意識したいと思います。
- なるほど、と思える情報が豊富にありました。中でも特に納得したのは、”この記事がいつまで掲載されるのかを配慮すること”という部分でした。私自身も値段などを調べる時に、その記事が一体いつの情報なのか知りたいと思うことが多々あります。私も記事を書く際は、このことに配慮するよう心掛けようと思います。
- 私はだらだらと長い文章を書いて非承認になることが多かったので、この記事はとても参考になりました。5W1Hなどではなく6W2Hを参考にして書くというのは勉強になりました。これからはそれを参考にして書きたいです。
- 難しいジャンルは私も避けがちなので、今後はチャレンジしてみようと思っています。客観的に書くべき文章でも主観的になってしまうこともたまにあるので、そこも意識しておきたいです。また、見出しを適当につけてしまうこともあるのでそこも提出する前にチェックするように再度心がけたいと感じています。
- 今回の内容を読んで、記事のタイプによって「正しい文章」として認められる要素を捉えることができました。これまで自分が書いてきた文章の問題点を再点検して、より精度の高いライティングに繋げていくためのきっかけとなりました。
- 文章を書くとき、読点の位置にはいつも迷ってしまっていたので、詳しく説明されていて解りやすいと感じました。ライターになるためにはただ打つのではなく、読む人が有意義に感じられるような記事を意識して作成することが大切なのだと思わされました。
- ライティングを行う上で、とても参考になる記事でした。特に文章の基本構成の部分はこれまで5W1Hでしか考えていませんでしたが、6W2Hという視点を持つことで、より一層、文章の深さが増しそうですし、スムーズに文章が書けそうです。
- 基本をマスターすれば記事が書きやすくなると感じました。句読点のやり方が間違っていたかもしれないと思い、基本が大事と再認識させられ次回に取り入れたいです。構成を意識する事で自分らしさが表現できるのだと思いました。
- 5w1hの法則は知っていたのですが、6w2h、これは全く知りませんでした。誰に、いくらで。参考にしたいと思います。他にも全体的に真似したい部分が多く、早くマスターして自分らしい記事を書けたら良いなと思いました。