在宅ワークに興味のある人必読！どのような職種があるのか知っておこう

自分や家族の都合で働きに行きにくい人にとって、自宅でできる仕事には大きな魅力があります。なかでも、インターネット環境があればできる「在宅ワーク」に関心を抱く人は多いでしょう。しかし、在宅ワークという名前を知っていても、具体的な職種まではイメージしにくいかもしれません。

ここでは、在宅ワークにはどのような職種があるのか紹介していきます。これまで在宅ワークをしてきた人はもちろん、在宅ワークに興味を持っている人もぜひとも参考にしてください。

いまさら聞けない？「在宅ワーク」とは

まず「在宅ワーク」の意味から確認しておきましょう。在宅ワークは「在宅でできる仕事」と捉えることができますが、すべてが在宅ワークに該当するわけではありません。手作業で行う仕事は「内職」に該当するからです。具体的な仕事として、シール貼り、封筒やハガキの宛名書きは定番です。また、マスクの封入作業やポップアップカード作りなどにも人気があります。

一方、在宅ワークの大きな特徴は情報通信機器を使って仕事を行う点です。つまり、在宅ワークにはインターネット環境が不可欠になるのです。スマホでできる作業もありますが、パソコンを持っていると仕事の幅が広がります。また、プリンターもあったほうが便利でしょう。さらに、なんらかのトラブルに備えて、複数台のパソコンを用意しておくと安心です。

なお、内職や在宅ワークのためには作業スペースが必要ですが、場所を取らない点では在宅ワークのほうが有利かもしれません。内職をするためには、材料や完成品の置き場が必要なだけでなく、衛生管理なども欠かせないからです。もちろん、在宅ワークに際して、パソコンの情報管理を徹底するのは言うまでもないでしょう。

在宅ワークにはどのような職種があるの？

在宅ワークを始めるためには、どのような職種があるのか把握することが大切です。ここでは、在宅ワークで注目される職種について順不同で紹介していきます。

1.データ入力・文章入力
データや文章を入力する仕事で、比較的始めやすいメリットがあります。タッチタイピングができると仕事の効率アップにもつながります。コツコツとした作業が好きな人におすすめです。

2.webライター
webサイト上の文章作成をする仕事で、ライターの新しい働き方としても注目されています。作成する内容には、商品説明、コラム記事など多岐にわたります。体験談や得意分野などがあると有利な場合も少なくありません。

3.webサイト作成
企業の「顔」であるホームページを作成する仕事です。企業の商品売上げやサービス利用につながるだけに、サイトのイメージも大きなポイントになります。ホームページを立ち上げたあとは、ホームページ管理費用としての定期収入も期待されます。

4.添削・採点
学習塾で行われる作文の添削や試験の採点を行う仕事です。パソコン画面上で作業ができるほか、答案用紙に直接書き込む場合もあるため、丁寧な字を書けることが望まれます。また、採点などの基準を統一するために、作業マニュアルを守ることが大切です。

5.CADオペレーター
製図や設計などを行う仕事で、CADソフトや専門的なスキルが不可欠です。建築・機械業界だけでなく、家具・インテリア業界など、いろいろな業界での活躍が期待できます。

6.アンケートモニター
隙間時間でコツコツと収入を得たい人におすすめです。スマホからの回答も可能なため、出先での待ち時間の有効活用にもつながります。

初心者におすすめの在宅ワークとは

在宅ワークを始めるときは、いきなり大きな収入を期待しないことが大切です。たとえば、アンケートモニターで収入につなげるにはコツコツした作業が必要です。しかし、地道な作業を重ねることで、食費や日用品費のカバーも可能になります。複数のアンケートモニターサイトに登録すると、さらなる収入アップも期待できるでしょう。

仕事探しの方法はいろいろ。求人関連情報から探したり「在宅ワーク」でキーワード検索したりするのもよいでしょう。そうすることで、クライアントやエージェントを介した仕事探しにも役立ちます。このようなスタイルの仕事では、継続案件を受けることも可能です。また、クラウドソーシングサイトに会員登録する方法もあります。サイトによってはいろいろな職種の案件があるほか、自分のペースで仕事ができるメリットも大きいでしょう。

そういう意味では、webライターも同じではないでしょうか。クラウドソーシングサイトのなかには、ライティングに特化したところも存在するからです。webライターの収入は、文字単価で設定されることが一般的です。最初は高単価案件が少ないですが、ライティングのスキルアップにより、よりよい条件の仕事と出会うことも夢ではありません。また、仕事を通じて幅広い知識を身に付けられることもwebライターの大きな魅力です。

自分のライフスタイルに合わせた働き方を

在宅ワークの大きなメリットは、自宅にいながら仕事ができることです。また、スマホを使える仕事もあり、隙間時間の有効活用にも役立ちます。在宅ワークをするにはパソコンスキルが必要ですが、仕事をしながらスキルアップも可能です。むしろ、パソコンで情報収集を行うスキルがあれば、在宅ワークは始めやすいのではないでしょうか。

在宅ワークに興味を持ちながらも、IT機器操作が苦手なため思い留まる人もいるかもしれません。しかし「習うより慣れ」というように、数をこなすことが大事なポイントです。自分ができることから始め、少しずつスキルアップしてはいかがでしょうか。なお、在宅ワークは会社員の副業としても注目されています。その場合、副業所得（副業収入－副業の必要経費）が20万円を超えると確定申告の対象になることを把握しておきましょう。

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参考：【厚生労働省「在宅就業者総合支援事業」】5分でわかる自営型テレワーク
http://homeworkers.mhlw.go.jp/homework/5min/01.html

【厚生労働省】データでわかる発注に関する意識（平成26年度厚生労働省委託事業における「在宅ワーカーへの発注状況についての調査」結果）
research-h26c.pdf
【厚生労働省】「データでわかる在宅ワーク」（平成25年度厚生労働省委託事業における「在宅ワーカーに関する調査」結果）
research-h25.pdf