気を付けて!副業での「詐欺」対策、被害にあった場合の対処法とは

気を付けて!副業での「詐欺」対策、被害にあった場合の対処法とは

スマホやパソコンを介した副業が人気になっています。ひと昔まえの副業といえば、家でひたすら内職作業をしたり、コンビニなどで深夜アルバイトをしたりすることが多かったでしょう。

しかし、インターネットが世の中に普及し、Webライターやネットショップなど、パソコンやスマホを介した副業が人気になってきました。また、スマホやパソコンを介した副業は相手の顔が見えず、簡単に詐欺被害に遭ってしまう人が増えています。
ここでは、副業で詐欺被害に遭わないための対策や、遭ってしまった後の対処法などを詳しく紹介します。

スマホやパソコンでの副業、そこにある詐欺のリスクとは

スマホやパソコンからできる副業はさまざまあります。たとえば「フリマアプリで商品を売る」という行為も簡単な副業と言えるでしょう。不要になった子供服を売るだけでも、月に数千円程度を稼げることもあります。

そのほかにも、広告収入を得ることができる「アフィリエイト」や、ソーシャルサイトに登録して仕事をこなす「HP作成」や「Webライター」などの仕事があります。
こうした仕事は初心者でも取り組めるものが多く、スキルを身につければ月に10万円以上稼ぐことも可能です。いずれもパソコンから行う仕事が多く、簡単な副業であればスマホから対応できることもあります。

しかし、スマホやパソコンでできる副業というのは、基本的に依頼者と直接会うことはありません。ソーシャルサイトなどに登録し、画面で依頼された作業をこなして、後日お金が振り込まれるといったことが多いでしょう。そのため、その制度を利用して詐欺行為を働く悪徳サイトも存在するのです。

具体的な詐欺の内容とは

スマホやパソコンの副業における詐欺行為は、大きく分けて3つあります。まず、あまりにも簡単に稼ぐことのできる仕事は詐欺行為であることが多いです。

たとえば「スマホをクリックするだけで儲かる」「1日5分で儲けが出る」「サイトを見るだけで現金ゲット」など、仕事として簡単すぎるような内容は、詐欺である可能性が高いでしょう。また、詐欺ではないものの、女性へ向けた「1日5分の会話で収入可」といった仕事は、アダルトサイトが絡んでいる可能性が高いです。

次に「資産運用やFX」に関する副業も注意が必要です。副業として投資信託やビットコイン、FXなどを運用している人も多いでしょう。しかし、全く知らない人からメッセージで投資信託を持ちかけられたり、あなたの資産を必ず増やします、といった過剰な宣伝があったりするものは、詐欺が絡んでいることが多いです。

そして「初期投資が必要」という内容の仕事はほぼ100%詐欺と言って良いでしょう。たとえば、副業をするにあたり「仕事を始めるためのマニュアル本購入費」「研修費用」などといって、先にお金を要求された場合は詐欺だと思いましょう。

儲けるには初期投資が必要だと説明されても、絶対にお金を渡してはいけません。基本的に、スマホやパソコンで行う副業の多くが、初期投資が掛かることはないのです。

詐欺被害を防ぐ対策は?

スマホやパソコン上で行われる詐欺の多くが「最初にお金を振り込む」というものです。一例を挙げると、前に「スマホを毎日クリックするだけで簡単に稼ぐことのできる副業」という詐欺が横行したことがありました。

ここでも「まずは研修を受けてほしいので研修費用を振り込め」「スマホの登録料金を納付しろ」など、お金の要求からスタートするのです。実際にお金を振り込んでしまうと、業者からの連絡は途絶えます。いくらメールで問合せしても、電話を掛けてもつながらず、業者に逃げられてしまうケースが多いのです。そのため、先にお金を払うという行為は絶対にしてはいけません。

また、先にお金の要求がない場合でも、利用する業者の情報を自分でチェックしましょう。有名なソーシャルサイトの場合は、名前を検索しただけで企業の情報が網羅されます。口コミも数多く載っていることが多いので、ぜひ参考にしてみましょう。また、きちんとした企業の場合は利用者も多く、Twitterなどで口コミが投稿されていることも多いです。

逆に、あまり利用者の少ないサイトの場合、そのサイト内でしか口コミが載っておらず、良いことばかり書いてあるケースも存在します。あまりにもメリットが多い口コミは、サイト側の自作自演であることも多いので注意しましょう。

万が一詐欺被害に遭ったときは

お金を先に振り込んでしまい、そのあと業者から音沙汰がない、このような場合は詐欺被害に遭った可能性が高いです。こうしたときは、すぐに「消費生活センター」や「消費者ホットライン」へ連絡しましょう。ここでは、クーリングオフの手続き方法や、返金手続きの方法などを具体的に教えてくれます。

ただ、業者が雲隠れしてしまったあとは「警察」へ通報することも重要です。事情を話すことにより「サイバー犯罪相談窓口」につないでくれるでしょう。ほかにも同様の被害が寄せられている場合は、業者を訴えることも可能になり、より返金の可能性が高くなります。

詐欺だと気づいた時点で、迅速に対応することが大切です。業者と連絡がまだ繋がっている場合は、クーリングオフが適応され、お金が戻ってくる可能性もあるでしょう。しかし、業者に逃げられた後は警察に相談しても全額返金は難しいことが多いのです。
まずは、詐欺被害に遭わないよう、副業選びを慎重に行うことが重要です。

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こぶたのまとめ

  • スマホやパソコンでの副業は詐欺もまぎれている
  • 最初にお金を要求されても払わない
  • 被害にあったら消費生活センターか警察へ

詐欺被害に遭わないよう、副業選びは慎重に行いましょう
 

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