コラム記事を書くコツは『序破急』!?文章構成の仕方教えます!
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早速序破急を使って記事を書いてみよう
コラムってどう書けばいいの?
ライターとしてライティング技術が上がってくると”コラム記事“の依頼をされることが増えてきます。新聞や雑誌などにも掲載されているコラムですが、コラムって一体どういったものなのでしょうか?
もともとコラムとは英語で「縦列」という意味でしたが、現在コラムと言えば、『読売新聞』の「編集手帳」や『朝日新聞』の「天声人語」のように短い評論のことを指します。
新聞に掲載されるコラムほど、執筆力を求められるものではありませんが、面白いコラムはそれだけで、そのサイトを読む魅力になることも。
でも、改めて考えるとコラムってどうやって書けば良いのでしょうか?今回は、意外と知らないコラムの書き方をご紹介したいと思います。
まずはコラムの特徴を知ろう!
雑誌や新聞など、その出版物を代表する「名物コラム」というものがありますが、人を惹きつけるコラムには、いくつか特徴があります。
【コラムの3つの特徴】
- 結論有りきで文章が書かれている
- 個人的な分析、意見が含まれている
- 根拠となる情報が盛り込まれている
通常の記事とコラムが大きく異なるのは文章から書いている人の顔が見えるかどうか?という部分です。
新聞などに掲載されているコラムは、一目見てコラムを書いた人物の「主張」が判るように書かれています。コラムによっては、文章のつかみの部分から「自分はこう思う」という形でコラムが展開されていることも。
このように、結論有りきでコラムの文章は展開され、コラムは執筆者の「個人的な分析、意見」が重要になるのです。
また、自分の意見の押し付けにならないように、コラム内に根拠となる情報が盛り込まれているのも特徴です。面白いコラムになると、その根拠となる情報に”独自の視点”を盛り込んで、自分にしか書けない記事を書かれる人も少なくありません。
つまり、コラムとは根拠となる情報をもとに、結論有りきで書かれた記事なのです。
面白いコラムを書くための文章構成のコツ
クライアントが求める特徴的なコラムを書くためには、一風変わった文章構成が必要になります。もちろん、起承転結を大事にしつつ記事を書くのは、通常の記事を書くルールと同じですが、コラムの場合は、”一工夫”が重要になることも。
面白いコラムを書く一工夫とは、ずばり『序破急(じょはきゅう)』で 文章を書くということです!
「起承転結」という言葉は聞いたことがあるけれど「序破急」なんて言葉は、某ロボットアニメぐらいしか聞いたことがないって人もいるかも知れませんね。
日本の舞楽から生まれた「序破急」はストーリーを起承転結という4つのパートに分けるのではなく、3つのパートに分けることを言います。
ゆっくりとした速度で物語が進む「序」。徐々に物語が核心に向かう「破」。そして、物語が結末に向かう「急」。この3つの要素を取り入れることで、なんでもないコラムが”面白いコラム”に変わるのです。
『序破急』を取り入れたコラムの文章構成法
起承転結ではなく、序破急を取り入れたコラムを執筆する場合は、以下のような流れにすることをおすすめします。
- テーマに対する結論をまず提示する
- 結論に対する根拠と自論を提示する
- 提示した根拠と自論が結論に至る理由をまとめる
まず、コラムのテーマに軽く触れ、コラムの着地点を提示することで「このコラムはこういう内容なんだな」ということを読者に教えます。次に、コラムの着地点に至るまでの道筋である「根拠」と「自論」を展開し。
最後は、提示した「根拠」と「自論」が、なぜで述べた結末に至るのか、をまとめれば立派なコラムになりますよ。
はじめのうちは、コラムを書くのって難しいかも知れませんが、実際に自分で何度か雑誌やネットに掲載されているコラムを真似て書いてみると、コラムの書き方をなんとなく理解することができるハズ。
「序破急」を取り入れた文章構成法を活かしつつ、面白いコラムを真似て、自分だけのコラムを書いてみてくださいね!
こぶたのまとめ
- コラムとは「根拠となる情報をもとに、結論有りきで書かれた記事」
- コラムには3つの特徴がある「結論有りきで文章が書かれている」「個人的な分析、意見が含まれている」「根拠となる情報が盛り込まれている」
- 面白いコラムを書きたいなら『序破急』を取り入れよう!
- 面白いコラムを書きたいなら、雑誌や新聞に書かれているコラムを真似てみてくださいね!
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みんなの感想文
はい・・・10人 / いいえ・・・0人
- 序破急なんて言葉聞いたことすらありませんでした。起承転結のほかにこんな方法があるとは!コラム記事なんて難しそうだな、と敬遠していましたが書いてみたくなりました!機会があれば、この序破急を意識して書こうと思います。
- コラム記事はこれまで苦手意識を持っていたので、見方が変わりました。ある程度、決まった型があると言う事が分かったのは今後のコラム記事投稿に活かせそうです。初めて聞きましたが、序破急、意識してみようと思います。
- 序破急をコラムに取り入れるというアドバイスはとても為になります。ライターとして少しずつ経験を積んでくるとコラムに挑戦したくなります。自分の視点や感想を根拠を示しながら、読者に面白く提供するのには技量が求められますね。今後も記事を参考にしてレベルアップさせていきたいです。
- コラムというものがいまいちつかめていなったので、参考になりました。「強すぎる意見はNG」と、しばしば再投稿になってしまっていたので、書き手の意見や分析をいれてよいものだということを初めて知りました。奥が深いです。
- 普段、雑誌などで見かけるとついつい読んでいるコラムについての記事で参考になりました。起承転結はよく耳にしますが、コラムを書く際は序破急を意識すればよいというのも初耳で面白かったです。今度コラムを見かけたら、そこに注目して読んでみたいです。
- コラム案件は敷居が高い感じがして敬遠していたのですが、コラムの具体的な特徴が分かるとチャレンジ出来そうな気がしました。構成を工夫する事で文章の面白みが増すという点は、すぐにでも取り入れられそうなので、是非チャレンジしたいです。
- 今まではコラム等、論を根拠を持って段階的に述べていくということに苦手意識がありました。書くにしても、何を基準にしてどう言った流れで書いていけばいいのか検討もつかなかったのですが、今回の記事を受けて今後は「序・破・急」のリズムを意識して、いろんな文章に触れ、書く経験を積み重ねていきたいです!
- コラム記事を書く上で参考になるとても良い記事だと感じました。分かりやすいですし、内容を捉えやすい構成だったと思います。これに従って記事を書けば、まとまりのある読みやすいコラム記事が書けそうだと思いましたし、すぐに実行に移せそうだと感じられる手軽さも感じられました。
- 序破急というこの単語自体聞き覚えがなかったので、まったく実感がなかったのですが丁寧にこの記事が教えてくれたおかげで理解することができました。今後の文章のテクニックとして、早く実践したいなと思いました。
- コラムのお仕事にも取り組みたいと思っていたのですが、なかなかハードルが高かったので今まで挑戦出来ていませんでした。この記事ではコラムの書き方や文章構成のコツなどを解説してくれているので非常に分かりやすかったです。この記事で学んだことを活かしていきたいと思います。