「1日1万円稼ぐコツは？」という質問に答えます！でも本当にマネしてみますか？

先日こぶたの鉛筆のスタッフさんから「うめこんさん、Webライターで1日1万円って稼げますかね？」という質問を受けました。「もし稼げないなら稼げないって言ってくださいね」と言うスタッフさん。でも、本当は私がいくら稼いでいるのか知ってて言っているのです。

結局「1日1万円稼ぐにはどうしたらいいか書いてね！」という依頼でした。そこで、今回はWebライターとして1日1万円稼ぐにはどうしたらよいかというお話をします。

1日1万円稼ぐのは可能だが楽ではない！

Webライターをしている方はたくさんいますが、実際「1日1万円」どころか「1か月1万円」稼ぐのさえ苦労している人がほとんどなのではないでしょうか？私もWebライターを始めたころはそうでした。

クラウドソーシングでもWeb制作会社でも安いところは原稿料がとんでもなく安くて、私も最初は500文字の記事が100円からでした。これだと100記事書いてやっと1万円ですから、かなりハイペースで書いてもよほど得意な分野に関する記事でなければ1か月1万円稼ぐのも難しいかもしれません。

私も長いことWebライターをやっていますが、サグーワークス1本に絞るまでは1日1万円稼ぐのは無理なのではないかと正直思っていました。記事単価の問題もありますが、もらえる仕事の量にも問題があったからです。

ハイペースで書けても仕事量が少ないところでは無理！

私自身、他で仕事をしていたときは、500文字たったの100円からでしたし、サグーワークス1本に絞る直前まで、3年ほど仕事をもらっていたWeb制作会社でも800文字500円という記事単価でした。そこからは1週間に30記事ペースで仕事の依頼が来ていたのですが、そのペースで仕事をしていては1か月で稼げるのはせいぜい6万円止まりです。そこで、記事を書くペースを上げて2～3日で30記事仕上げて納品していました。

ところが、今度はその会社が仕事を取ってくるペースを超えてしまい、1か月10万円程度で打ち止めになってしまったのです。つまり、1日1万円稼ぐことは計算上可能でも、もらえる仕事の量が限られていると不可能になってしまうのです。

ライター案件の少ないクラウドソーシングでも難しい！

サグーワークス以外のクラウドソーシングにもいくつか登録して仕事をしてみましたが、1日1万円稼ぐのは正直難しかったです。と言うのも、サグーワークス以外の多くのクラウドソーシングでは、登録しているライターの人数の割に、ライターの案件は少ないため、ライターの募集が出ると1つの案件に応募が殺到します。

しかも、何記事をいくらで受けるか自分で決めて入札するため、他のライターと競合すると単価が安く抑えられてしまうか、仕事をシェアすることになって1人当たりの仕事量が減ってしまうかのどちらかになります。

更に完了させてもシステム利用料も取られてしまうので、1日1万円稼ごうとすると、常に6つくらいの案件を並行して進めていかなければなりません。実際、記事を書くよりも仕事を取ってくることの方が大変ですから、瞬間的に1日1万円以上稼げても、コンスタントに続けるというのには無理がありました。

プラチナライターなら1日1万円は可能だけど条件はある！

サグーワークスは他よりも記事単価は高いのですが、レギュラーやゴールドライターのまま1日1万円稼ごうとすると難しいかもしれません。でも、レギュラーやゴールドのライターさんは、他の仕事を持っている人や家事をこなしている主婦、学校に通っている学生さんなどですから、私のようなフリーランスとは、そもそもの目的が異なります。ですから、「1日1万円稼ぐ」ことよりも「使える時間を有効利用して少しでも稼ぐ」ことを目標として記事を書いているのではないでしょうか？

もし1日1万円稼ぐことにこだわるのなら、フリーランスとして多くの記事を書くか、相場よりも単価の高い記事を書くしかありません。ですから、サグーワークスに登録したなら、まずはプラチナライターの試験を受けて合格するところから始めることになるでしょう。

プラチナライターの案件は高単価な案件が多く、1文字1円以上の案件もあります。1,000文字の記事を10記事書いて1日1万円稼ぐことも夢じゃないのです。早い者勝ちで書くことができるタスク案件でも2000ptや5000ptの案件が出ることがありますし、時には1記事10,000ptの記事もあります。1記事書くだけでも1日1万円稼ぐチャンスがあるということです。

▼プラチナライターになって高単価案件を執筆しよう

常に1日1万円以上稼ぐにはライターだけで食べていく覚悟が必要！

世の中にはたくさんのWebライターがいますが、コンスタントに1日1万円以上稼いでいるのはその中のほんの一部かもしれません。常に単価の高い仕事をもらって、数もたくさんこなさなければならないからです。
1か月のうち数日だけ1日1万円稼ぐのは楽でも、コンスタントに1日1万円以上稼ぎ続けようとするとかなり大変です。

私の場合、オープンで募集されるタスク案件は毎月ほとんど手を付けないので、指名や連載で依頼されるプロジェクト案件ばかりです。プロジェクト案件は他の人と取り合いになるタスク案件と異なり、確実に仕事をこなすことができます。その上単価も高いため1日1万円以上稼ぐのは楽になります。

しかし、求められる記事の条件が厳しい上に納期もタイトですから、うまく段取りを付けてこなしていかないと、ただ大量に仕事を抱えただけで完了させることができなくなってしまいます。もし、1回でも締め切りに遅れればそれで信用を失い、二度と依頼が来なくなるのですから、この形で仕事をして行こうと思ったらそれなりの覚悟が必要です。

また、コンスタントに仕事を依頼してもらうためには、自分の都合よりも運営事務局やクライアント様の都合を優先してかなり無理をしなければならない場面も多々あります。

私には幸か不幸か、自分1人で子どもを育てなければならないという事情があるため、どんなに厳しい内容でも「できない」とは言えませんし、現状から逃げることもできません。コンスタントに稼ぐためには、ライターとして食べていく覚悟は欠かせないものかもしれませんね。

ですから、副業として楽しく記事を書きたいと思っている方は、「1日1万円稼ぐ」などということにはこだわらない方がよいと思います。自分のペースを崩さず、自分の時間を有効に利用して稼ぐようにしてください。

しかし、もしフリーランスとしてライターの仕事すると決めたのであれば、実際に1日1万円以上コンスタントに稼いでいるライターがここにいます。ぜひ1日1万円以上を目標にがんばってみてください。

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