「大中小」3種類の見出し活用法

見出し

記事やコラムを書く上で必須となるのが「見出し」です。しかし、見出しと一口に言っても実は1種類だけではありません。

何気なく使っている方が多いと思いますが、見出しの使い方を正しく理解することでその記事の持つ集客力を高めることが出来ます。今回は見出しの基礎的な使い方やその効果について紹介していきます。

そもそも見出しとはなんなのか

新聞、雑誌、コラムといった文章媒体における段落の表題のようなものです。その記事が何について書かれているのかをわかりやすくするためのタイトルと考えて問題ありません。

この文章の上にある「そもそも見出しとはなんなのか」という部分、これが「見出し」となります。この記事は「見出し」についての記事なので、「見出しとはなんなのか」という大雑把な疑問が記事全体のテーマとなります。

見出しの種類について

見出しには大きく分けて3種類あります。

  1. 記事全体のテーマとなる大見出し。
  2. 大見出しから派生し、より細分化されたテーマを扱う中見出し。
  3. 中見出しから更に細分化された小見出し。

記事の構成は階層式になっています。大見出しを頂点として、その下に細分化されたテーマが枝のように分岐していくような感じです。つまり、頂点となる大見出しは原則として記事に一つだけです。

中見出し、小見出しは記事の内容次第で数が増えていきます。そして、この段落の頭についている「見出しの種類について」という部分は中見出しです。大見出しから派生し、より細かい情報についてのテーマを扱っています。

例えば「食べ物」を大見出しでのテーマとする場合で、【米、肉、野菜】で細分化するとしましょう。この3種類は大見出しから派生した中見出しです。食べ物というくくりが3方向へ別れました。そして更に米を産地別で分けるとします。すると米の下に更に複数の分岐が生まれます。

産地別で細分化された米は小見出しとなります。これで【食べ物(大)→米(中)→産地別(小)】という階層が生まれました。記事の構成はこういったものが基本です。

見出しの効果について

記事はそれぞれが大きな一つのテーマを扱いますが、段落全てが同じ内容ではありません。それぞれ内容の違う段落にタイトルをつけてわかりやすくするのが見出しの役割となります。また、階層式にすることでテーマ同士の関連性を明確にし、記事に文章の流れとメリハリを作り出します。

段落の終わりと次の段落の始まりをしっかり区切る役目もありますが、基本的には「記事を見やすくするため」のものです。それ以上の深い意味はないともいえますが、ウェブ媒体における記事の見出しというものは少し勝手が違ってきます。

検索上位に食い込む見出し活用術

紙面での見出しは見やすくするためでしかないですが、データとして扱われるウェブ上の記事では見出しにもう一つの効果があります。例えばネットで何かを調べる際にGoogleを使って検索するとしましょう。その際、何を基準に検索結果の表示順が決まるかご存知ですか?

実は見出しがどう活用されているかが重要なのです。その記事が何について書かれているのかを判断する時、Googleのシステムも人間と同じように見出しから判断します。

具体的に言うと、見出し内のキーワードからの判断です。記事内に見出しを設定すると、システム上でそれはタダの文章ではないという識別が行われます。Googleはその部分に何が書かれているかを重視して判断するのです。

何かを調べる時に複数の単語で検索したことがあると思いますが、その単語こそキーワードです。物事を調べる時にどういった単語で調べるのか、それを把握することで見出しは真価を発揮します。

▼記事にとって見出しは非常に大事な役割を果たします。
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こぶたのまとめ

  1. 大中小の見出しは「大きな木とそこから生える小枝」のようなもの。それぞれテーマは異なるが、根元は全てつながっている。
  2. 今はウェブの時代。記事が検索エンジンに評価されるためには見出しを上手く活用する必要アリ。

 

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みんなの感想文

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  • 見出しについての、基本的な事実しか述べられておらず参考になる個所が少ない印象を受けました。「食べ物」の例えの部分を強調したり、もっと例文を用いた実用的な説明があると、初心者やライター経験のない方でも楽しめると思います。
  • 何となく見出しについての理論は分かったのですが、私にとって難しい内容でした。大中小の見出が、実際にどのようなものなのか理解できませんでした。しかも紙媒体とwebでは意味合いが変わってくるのだとか…難しいです。
  • サグーライティングのお仕事をしていつも悩むのが見出しです。指定項目や字数制限があるのでつけるのが難しいと感じていました。この記事でWeb検索での見出しの効果について知りました。なぜ制限があるのかも理解でき、今後は前向きに取り組めると思います。
  • 見出しは、その後の段落に書かれている文章の内容を抽象的に表現したものなので、結構大事なのは理解しています。文章の内容が多岐にわたってしまうと見出しをつけずらくなってしまうので、あまり文章の内容からかけ離れた見出しを付けないようにしたいです。
  • 見出しをつけるのが苦手なのでこの記事はとても参考になりました。特に参考となったのは記事の階層化を意識して見出しをつけるという点です。階層化を意識して見出しをつけることを意識するとまとまりのある記事を作成したいと思います!
  • とても参考になりました。私も見出しは意識しており、見出しを考えてから内容を書くスタイルです。法律の勉強をしていましたので、まずは総論から入り、各論を記述するというテキストのまとめ方を参考にしています。この方法は引き続き行っていこうと思います。
  • 見出しの重要性について例え話を例にわかりやすく説明されており理解しやすかったです。全体的な記事の内容に目新しさはありませんでしたが、検索エンジンが見出しからワードを拾っている事など知らない情報もあって勉強になりました。個人的には効果的な見出しを作るコツのようなものが記載されていれば更にありがたかったです。
  • 普段は何となく新聞や雑誌、検索エンジンの見出しを眺めていましたが、知らず知らずのうちに見出しに引っ張られて記事を読んでいることに気が付きました。記事の最初の「そもそも見出しとは何なのか」という太文字もまず最初に読んでしまっていました。
  • ライティングの仕事をはじめたばかりですが、見出しというものの意味を考えることがありませんでした。大見出しや、中見出し、小見出しといったものを階層的に考えることや、検索キーワードから考えることなど考えるべきことが分かり、参考になりました。
  • 見出しの書き方がわからずにいつも止まってしまっていたので、勉強になりました。難しく考えず、これから書こうとしている文章をよりわかりやすく伝えるためのタイトルとして考えるとスムーズにかけるようになるのではないかと思いました。
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