取材先で災害に巻き込まれたら?普段からの準備と対処法

取材先で災害に巻き込まれたら?普段からの準備と対処法

記事を書く仕事をしていると、時にはインタビューや写真撮影が必要になることもあります。そんなときに困るのが外出先で地震などの災害に巻き込まれた場合です。

特に取材に出ることが多い人は、トラブルに巻き込まれたときの対処法を考えておきましょう。取材先で思わぬ災害に巻き込まれたときの解決方法、そして普段から心がけておきたいことなどを解説します。

一体いつ来るの?首都直下型地震

東京を中心に心配されているのが「首都直下型地震」です。前回起こったのは1923年9月1日の「関東大震災」で、マグニチュードは7.9と推測されています。死者は10万人以上にものぼり、ライフラインにも多大な影響が見られました。当時はまだ木造の建物も多く、中心部でもそれほど高層の建物は少ない時代でしたが、これが現代に起こったらどうなるでしょうか。「関東大震災」と同規模の地震が起こったときに都内で心配されるのが、液状化といわれています。これによって考えられるのが建物の傾きや倒壊です。火災などの発生も十分考えられますし、落下物による被害は甚大なものが予想されます。

「関東大震災」のときには木造住宅が多かったことが火災被害を広げた原因とも考えられますが、建物の密集率は現代も変わりません。むしろ、繁華街の場合は避難経路の複雑化が懸念されます。

このほかに心配されているのは津波です。首都直下型地震の場合は津波の可能性は低いと考える人もいるようですが、さまざまな可能性を考えて備えておくべきではないでしょうか。

地震などの自然災害に遭ったときの行動は?

地震の場合は、屋外と屋内では行動が分かれます。屋外にいた場合には建物から離れるようにしましょう。ただし、都心の場合は周囲を高層ビルに囲まれているというケースは多いものです。その場合はできるだけ頑丈な建物の中に入る方が安全だと思います。繁華街やビジネス街のような高層ビルが密集した場所で怖いのが、看板や割れたガラスなどの落下物です。

屋内にいる場合には建物の種類と周囲の状況で判断するようにしましょう。老朽化の進んだ建物だと倒壊の危険が考えられます。特に安全性に疑問がある建物でなければ、まずそのまま様子を見ましょう。倒れやすいものから離れ、頭部が守れるような頑丈なものに隠れると安全です。揺れが落ち着いたら周囲を確認します。

普段から備えておくことは?

外出先で災害に遭ったときに考えたいのは、身の安全を確保すること、次に自宅まで無事に帰ることです。2011年の「東日本大震災」では、都内で働く人の多くが帰宅困難になったことが知られています。勤務先に宿泊した人や徒歩で帰宅した人も少なくありません。取材の場合は勤務先という滞在できる場所はないものの、被害の状況によってはその日のうちに帰宅できないことも考えられます。

普段から携帯用の非常食や飲料水を持っているといいでしょう。建物の倒壊や破損などが考えられるので、非常事態にはコンビニの利用や外食はまずできません。携帯するのは1日分の栄養が摂れるバータイプのものやキャンディ、カカオ含有率の高いチョコレートなどがおすすめです。飲料水も必須といえます。常にペットボトルをバッグに入れておくと安心できます。そして歩きやすい靴を履くようにしましょう。女性の場合は折りたたみのフラットシューズを携帯するのもいいと思います。スマホに懐中電灯アプリを入れておくと夜間の行動もスムーズになります。

災害が起こったらまず落ち着いて判断することです。事態が落ち着いたら周囲の様子を見て信頼できるところから情報を得て行動しましょう。

こぶたのまとめ

  • 東京で心配されている災害には「首都直下型地震」がある
  • 地震など自然災害時ではすぐ外に出ずに安全を確認しよう
  • まず落ち着くこと、そして普段から非常食などを携帯しておこう
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