知っておきたいフリーターの年金事情!将来いくらもらえるの?

知っておきたいフリーターの年金事情!将来いくらもらえるの?

フリーターの中には、年金制度に不満や不安を抱いている人が少なからずいるでしょう。収入によっては、年金保険料の負担がきついという人もいるはずです。払わなくてもいいなら払いたくないというのが本音かもしれません。

しかし、年金保険料は、20歳以上なら無職の学生でも支払うことが義務付けられています。

それなら、せめて将来いくら受け取れるのかを知りたいところです。この記事では、フリーターを取り巻く年金事情について解説します。

国民年金の受取額!将来的な見通しは?

フリーターの多くが加入している国民年金保険料は、平成30年10月現在、1カ月あたり1人につき1万6340円です。収入に関わらず保険料が一律なので、収入によっては大きな負担になります。

しかし、国民年金は満20歳から満60歳までの間で最低10年間は保険料を支払わなければ受け取れません。満額受け取るためには40年間保険料を払い続ける必要があります。

しかも、40年間毎月欠かさず保険料を払い続けても、老齢基礎年金の受取額は平成30年10月現在の給付率でも年間77万9300円という低い金額です。これは1カ月当たりに換算すると6万4941円ですから、年金だけでは生活できないということがわかるでしょう。

将来的には、年金を受け取る人数が増え、保険料を負担する人が減るため、もっと保険料が上がり給付率は下がるといわれています。
国民年金の破綻を防ぐために、年金を受け取れるようになる年齢を70歳からにすることを検討しているという話もあるので、年金だけに頼る生活はできないと考えた方がよいでしょう。

出典元URL:
国民年金保険料|日本年金機構
公的年金の種類と加入する制度|日本年金機構
必要な資格期間が25年から10年に短縮されました|日本年金機構
老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・計算方法|日本年金機構

もらえないなら払わないというのはダメ

どうせ将来的に年金を受け取れないなら、保険料は払いたくないと思うかもしれません。しかし、国民年金の保険料を払うのは義務ですから、20歳以上であれば学生など無職の場合でも保険料の支払いが必要です。

しかも、国民年金は老齢年金だけではありません。障害年金や遺族年金も同じ保険料から給付されます。受け取れる人は限られていますが、自分や自分の家族がいつ受け取る立場になるかわかりません。

老齢基礎年金は受給に必要な資格期間が25年から10年に短縮されましたが、遺族年金の資格期間は25年以上のままです。
障害基礎年金も、加入期間の3分の2以上の期間で保険料の納付か免除が必要なので、未納を続けていると、必要なときに受け取れなくなってしまいます。

フリーターが厚生年金に加入する条件は?

会社員などが加入する厚生年金は、国民年金に上乗せで支給される年金です。上乗せ分の金額を余分に受け取れるのはもちろん、保険料の半額を雇用主が支払ってくれるので保険料負担が少ないというメリットもあります。
実は、フリーターでも、条件を満たしていれば厚生年金に加入することが可能です。

フリーターの場合は、まず労働時間が条件を満たしているかどうかを確認します。1週間の所定労働時間が正社員の4分の3以上で、なおかつ1カ月の所定労働日数が正社員の4分の3以上の場合は、労働時間の面では加入条件を満たしています。
1週間の労働時間が30時間を超えているような場合は、厚生年金に加入できるかどうか確認してみましょう。

学生ではない人が、常時501人以上の労働者を雇用しているような大企業で仕事をしている場合には、継続して1年以上の雇用が見込まれ、報酬の月額が8万8000円を超えているという条件を満たしていれば、1週間の所定労働時間は20時間以上でも厚生年金の加入が可能です。
保険料負担が小さくなり、将来受け取れる年金が多くなるのですから、条件を満たしているなら厚生年金への切り替えを考えましょう。

参考URL:適用事業所と被保険者|日本年金機構

払えないときは免除制度を利用

フリーターの場合、毎月の収入が安定していないのが普通です。ある程度安定していても、保険料の支払いが負担に感じられないほど多くの収入があるというケースは少ないでしょう。ときには、収入が少なく保険料を払えないということがあるかもしれません。

そのようなときでも、保険料を未納にすることだけは避けましょう。保険料の未納期間が長くなると、老齢年金を始め、障害年金や遺族年金の受給資格を失ってしまいます。

受け取れる条件を満たしても、払い込む期間が短い場合は受取金額が減ってしまうので、どうしても払えないときには年金事務所に相談してみることが大事です。経済的な理由で保険料を支払えないという場合には、免除や納付猶予という方法があります。

とはいえ、保険料免除や納付猶予という方法を取れば、単純に支払う保険料を抑えられるというものではありません。払い込む保険料が少なくなるので、将来受け取る年金額もその分減額になります。
何とか年金保険料を払える状態なら、保険料は通常通り支払っておいた方がよいでしょう。

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こぶたのまとめ

年金の基礎知識

  • 国民年金の受取額は満額でも6万5000円弱
  • フリーターでも条件を満たせば厚生年金に加入できる
  • 未納期間は作らないことが大事

払えないときは年金事務所に相談しましょう。
 

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