大卒フリーターが目指すべき次のキャリアとは？

大学を卒業してフリーターになる人の数は意外に多いですが、このままで良いのか不安に思っている人もいるのではないでしょうか。正社員としての責任を負うのが嫌な人や、資格の取得を目指して勉強中の人、何となくアルバイトで生活を続けている人など、大卒フリーターをしている理由は人によってさまざまです。

将来に不安を抱く大卒フリーターが目指す次のキャリアは、必ずしも正社員になることではありません。自由な働き方が広まる今、正社員になる以外でおすすめの選択肢を紹介します。

大卒フリーターの割合って？

実際のところ、大卒でフリーターをしている人の割合はどのくらいなのでしょうか。もしかしたら自分だけなのでは、と不安に思う人もいるでしょう。

文部科学省が平成29年に行った学校基本調査によると、大学の学部卒業者のうち3.2％が非正規雇用であることがわかりました。また、進学も就職もしていない人の割合は7.8％と発表されています。この結果から、大学を卒業してもアルバイトなどで生計を立てる人はそう珍しくないことが読み取れます。

大学院の修士課程修了者の中では3.1％、博士課程修了者は14.4％が正規雇用ではないというデータもあります。

大学や大学院を卒業した後、正規雇用以外の道を選ぶ人も一定数いるのです。卒業生全員が正社員として働いているわけではありません。

出典元URL：文部科学省 学校基本調査－平成29年度結果の概要－

大卒フリーターになる理由

内定がもらえないまま卒業してしまった人や、自分のやりたいことがわからず就職先を決められなかった人も少なくありません。また、正社員としての責任を負うのが嫌で大卒フリーターの道を選んだ人もいます。アルバイトや派遣社員とは違い、社会的な責任が重くのしかかる正社員雇用に抵抗がある人もいるのです。

なかには、夢を追いかけたり資格の取得や勉強をしたりするためにフリーターをしている人もいます。正社員になると時間の融通が利きませんし、自分が本当にやりたいことができなくなってしまう可能性が高いです。

そのため、シフトの自由が利くアルバイトなどで生計を立てる選択をした人もいます。あらかじめ期間を決めてフリーターをしている人もいますし、何となくダラダラと続けてしまっているケースなど、大卒フリーターになる理由は人それぞれです。

近年、社会では働き方を見直す動きが盛んになっています。必ずしも正社員になるのが正解と考えない人が増えたのも、大卒フリーター増加の一因かもしれません。

webライティングなどの個人事業を視野に入れるのもおすすめ

いくら大卒フリーターが珍しくないとはいえ、将来に不安を抱く人もいるのではないでしょうか。アルバイトは休んだ分だけ収入が減ってしまいますし、キャリアを積み重ねるのは難しいです。それでも正社員になるのに抵抗がある人におすすめなのが、webライティングやブログから収入を得る個人事業です。

パソコンを使って文章が書ければ誰でもライティングの仕事は可能なうえに、さまざまな案件をこなすことで自身のスキルアップも目指せます。リサーチして執筆するものから実際に取材先に出向くインタビュー記事まで、自分の得意な分野に絞って仕事ができるのもメリットです。ライティング初心者でもできる難易度の低い案件を選べば、初めてでも無理なく収入を得られます。

大学在学中に作成したレポートや卒業論文で培った文章力を活かせるので、大卒フリーターにはぴったりの仕事です。在宅でできる案件の場合、スキマ時間を有効に活用できるのもwebライティングの魅力といえます。

アルバイトとwebライティングを両立させて効率アップ

時給制のアルバイトを続けながら、webライティングにチャレンジして自分のスキルを磨いていくのがもっとも効率の良いやり方です。ライティングの仕事なら、生活に必要なお金を稼ぐアルバイトと並行しつつ、新しいキャリアとしてスタートすることも難しくありません。時間や場所にとらわれず、自由に仕事ができるのもメリットといえます。体力に自信のない人でも、自分の体調と相談しながら無理なく収入を得られるのは在宅ワークならではです。

また、ライティングの仕事に自信がついたら、それ一本で生活していくことも不可能ではありません。得意なジャンルはもちろん未知の分野にも気軽に挑戦できるので、好奇心が旺盛で学ぶのが好きな人にはとても向いています。

世の中の考え方や価値観が変わり、正社員になることが必ずしも正しいとはいえなくなってきました。アルバイトとwebライティングの仕事を上手く両立させて自分のやりたいことを叶えつつ、自分に合った働き方を見つけましょう。

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